冬森灯のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
表紙のおいしそうなエビフライとビール、
だけどタイトルは「うしろむき夕食店」
表紙のあったかさとタイトルが気になり手に取りました。
帯は、
-------------------------
焦ったり
迷ったりしたら、
一度をうしろを
振り返ってごらんなさい
-------------------------
うしろむき夕食店の目印は、野菜や果物の無人販売機。
やっとの思いでたどり着き、お店の扉を開けると、
「おかえりなさい!」と出迎えてくれる。
夕食店を訪れるお客様と、
そこを営む女将の志満さん、孫の希乃香さん。
人生の岐路や迷ったときに「料理おみくじ」。
・願いととのうエビフライ
・商 -
購入済み
ほのぼの….….
初めて読む方の作品だったけれど、一話一話が、ほのぼのとして、心が温まるような気がした。料理も、飲み物、お酒も、美味しそうで、良かった。
-
Posted by ブクログ
都心から少し離れた場所の少し分かりにくい路地裏にある「夕食店シマ」。別名は「うしろむき夕食店」。
そんな隠れ家的なこぢんまりしたレストランを舞台にしたヒューマンドラマ。
本編が「一の皿」から「五の皿」までの5話と、エピローグにあたる「おまけの小皿」の計6話からなる。
◇
店主は志満さんという高齢の女性。志満さんは元芸者だけあって客あしらいが上手く、出てくる小料理もしゃれていて見事だ。
給仕を担当するのは、希乃香という20代の女性。志満さんの孫娘で明るく元気で店のムードメーカー的存在だ。
ひとときの安らぎを求め、今夜も悩みを抱えた人が引き寄せられるように -
Posted by ブクログ
ネタバレ「あせったり迷ったりしたら、一度うしろを振り返ってごらんなさい。誰かの道をなぞるのじゃなく、あなたは、あなたの道を歩いていると、ちゃんとわかるはずだから」
悩んだり行き詰まってしまった時、つい物事を後ろ向きに考えてしまいがち。私もついそうなってしまう。
けれど先に先にと前に進むだけが良いわけではなく、時に立ち止まってこれまでの歩みを見返すことも大事だ。ありのままの自分をじっくり見つめ直してから、ちょっとだけ前に進んでみると新しい景色にも出会えるはず。
そのうえ美味しい手料理と絶品なお酒でもてなしてくれるなんてこの上ない幸せだ。
お店の常連客たちが織りなす連作短編集。出てきた料理はどれも美味