冬森灯のレビュー一覧

  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿
    寝る前の読むとお腹が鳴ってしまう…
    それほどにお料理の描写が繊細で美味しそうだった。

    兄弟の旅路で開かれるサーカステントのレストランが素敵。
    お料理に癒される人々との交流もどこかで話が繋がっていて面白かった。
    今夜はヴァン·ショーを飲みながらゆっくり読書を楽しもうかな。
  • うしろむき夕食店
    うまくいかないことも多い人生だけど、美味しいご飯と美味しいお酒があれば乗り越えられる。そんなお話がぎゅっと詰まっていた。
    想像するとお腹減るお話ばかり。

    乾杯のグラスの音は幸せの音。乾杯を出来る人がいることも幸せなこと。
  • 縁結びカツサンド
    大きなチェーン展開しているパン屋さんのパンも、もちろん美味しいけれど、ここで主役となっている小さな個人のパン屋さんも好きです
    お気に入りのパン屋さん、もちろんあります
    個人のパン屋さんのほうが気持ちが好きなパンとかこだわりがダイレクトに伝わってくるような、そんな気がするのは私だけでしょうか

    いろん...続きを読む
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿
    優しい物語でした。食べ物を素敵な例えで織りなすメッセージには凄く温かい想いを感じました。
    自分が料理を作る際にもこのお話のように何かに例えた会話が出来るようになれたら良いなと思う。
  • うしろむき夕食店
    安心して読める一冊。
    美味しそうな料理と優しい人々。
    五つの短編はうしろむきになってる人が、最後にはうしろむき夕食店のおみくじのように幸せになってくれる。
    ほっと一息したいときに読むと良いかも。
  • うしろむき夕食店
    「料理おみくじ」を引いて
    それに合わせた料理が出てくるのがいい。
    「おみくじ」だから
    ものすごくふんわりした言葉しか書いてない。
    『願いととのうエビフライ』とか
    『商いよろしマカロニグラタン』とかね。

    でも、それを食べたお客のほうは
    なんとなく今の悩みのヒントを受け取って
    そこから自分で進んでいく...続きを読む
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿
    素敵な装丁に惹かれて手に取ってみたら、以前に読んだ『縁結びカツサンド』、『うしろむき夕食店』と同じ作者さんでした。

    既読の2冊もそうでしたが、出てくるお料理の描写がどれもめちゃくちゃ美味しそう(^^)
    フランス料理はほとんど食べたことないけれど、こんな素敵なお店がほんとにあったらぜひ行ってみたいな...続きを読む
  • 縁結びカツサンド
    小さなパン屋を中心に、商店街の息づかいが聞こえてくるほっこりとした時間と余韻。

    寝る前やカフェで読むといいかも。
  • 縁結びカツサンド
    東京駒込の商店街にあるパン屋『コテン』の話。おじいさんが店を始めて、今は孫である三代目が奮闘中。ドーナツ、カレーパン、コルネ、カツサンド、それぞれにまつわる人情話が連作短編の形で収録。すらすら読めるが、この手の話も多くなったから、新鮮味にかけインパクト不足かな。
  • 縁結びカツサンド
    商店街の一角にある、小さなパン屋コテン。成り立て三代目が色んな人と出会いながら成長して行く。
    最初は人の顔もまともに見れないほど、俯いてばかりいた三代目が、誰かの為にとパンを焼き上げ、自信へと繋げていく姿が微笑ましい。
    こんなパン屋さんがあれば私も通うのになぁ。
    心温まる素敵な本でした。
  • うしろむき夕食店
    Twitterのポプラ社文芸編集部の公式アカウントでツイートしていたサイン本プレゼントキャンペーンで当選したことで読んだ作品

    食べ物を絡めてて人生をいい方向に持ってく感じの話というのは個人的に好きな感じの話なので結構期待してた。

    が、思ったより・・・な感じだった
    5つのエピソードがあるが毎回なか...続きを読む
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿
    かぐやびとを支援する翁を探すキッチンカーの旅。いろんな場所で営業されるつくしのビストロではその町特産や季節、シチュエーションによってメニューが変わるスペシャリテというコースがあって。これがどれも美味しそうでたまらん!話としてはすれ違い夫婦の勘違いで離婚を決意。で誤解が解けたという物語が印象に残った。
  • 縁結びカツサンド
    面白いと紹介されてたけど手が出せないままでようやく読み終わりました。 読み終わって、とりあえずカツサンドが食べたくなりました。 ほのぼのとした物語で読み始めたらサクサク読めました。 初代の言葉が自分には少し刺さりました。 今仕事で新しいことに挑戦をしていますが、周りからはできない理由を並べられて協力...続きを読む
  • うしろむき夕食店
    お仕事小説、短編集って感じ。
    お仕事に疲れたときに
    立ち寄りたくなる食堂、
    ってコンセプトなんだろうけど、
    仕事の描写が多すぎて
    でもあまり惹き込まれなくて、
    途中で読むのをやめました。
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿
    芸術に関しての知識と興味があまり無いためか物語の半分くらいしか楽しめてなかったような気がする。
    素敵な話なのに勿体ない読み方をしてしまったなと少し後悔してしまった。
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿
    今作は出てくるフランス料理が個人的には
    あまり馴染みのないものが多かったので
    料理自体はおいしそうだとは思うのですが
    その点がちょっと残念・・・なんとなくしか
    料理のイメージがわかない・・・
    でもスペシャリテは食べてみたいかなww

    表紙で白熊シェフと黒猫ギャルソンの絵が
    なかなかファンシーだったの...続きを読む
  • うしろむき夕食店
    住宅街にひっそりと佇む"うしろむき夕食店"。
    特別な料理ではなく、ほっとするような家庭料理を提供するお店。ここを訪れる者たちで構成される短編集。
    とにかく提供される料理の細かな描写が、私のお腹を空かせる。優しい料理とそれに合うお酒。
    一つずつの物語の主人公も、細かに描写されている。だけどちょっと、お...続きを読む
  • うしろむき夕食店
    最後がハッピーエンドで終わり、ほっこりしました。それぞれのストーリーが繋がって、うまくまとまった印象です。お料理も美味しそうで、お腹が空きます。こんなところに疲れたときに行って、癒やされたいなと思いました。
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿
    兄弟で営むビストロの物語。キッチンカーでありながら、料理はフランス料理、食事は、テントの中とは思えないこだわりの空間でサーブされる。
    出てくる料理の名前が凡人には難解なものが多くて、イメージしづらかった。ストーリーもシンプルなのに、なかなか人物相関図が頭に入らなかったので、星3つかな、、、
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿
    美味しい料理と素敵な時間。道に迷ったとき、疲れたとき、巡り会えたら嬉しい。満月珈琲店みたいなお店。実在したら行ってみたいなぁ。