冬森灯のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
駒込うらら商店街にある小さなパン屋さん「コテン」に関わる人達のお話。
それぞれが色んな事情を抱え、悩み、そんな生活の中に「コテン」のパンが寄り添っている。
そんな「コテン」の三代目もまた悩みもがきながら、お店に関わってくれる人達との関わりを通じて「自分のパン」を探していた。
最初のページにあった「和久様」と書き出された手紙。
初めは読んでも「何のこと?」とピンとこなかったけれど、本を読み進めていきながら時々最初の手紙に戻るを繰り返し、そういうことか⋯と納得する部分もあり、ここの部分はどういうこと⋯?を繰り返しながら。
結局のところ「コテン」のハッキリとした由来は分からないけれど、それぞれが思う、それぞれが受け取る「コテン」で良くって、そこに集う人達は何かしらのヒントや答えを見付けながら歩んでいく。
読み終えた時には、初代の豪快な笑い声と心意気を感じた気がした。
そして、この駒込うらら商店街に、「コテン」に通ってみたいものだと思った。
心が温かくなってパンを食べたくなる(笑)
そんなお話だった。