冬森灯のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
駒込うらら商店街にある小さなパン屋さん「コテン」に関わる人達のお話。
それぞれが色んな事情を抱え、悩み、そんな生活の中に「コテン」のパンが寄り添っている。
そんな「コテン」の三代目もまた悩みもがきながら、お店に関わってくれる人達との関わりを通じて「自分のパン」を探していた。
最初のページにあった「和久様」と書き出された手紙。
初めは読んでも「何のこと?」とピンとこなかったけれど、本を読み進めていきながら時々最初の手紙に戻るを繰り返し、そういうことか⋯と納得する部分もあり、ここの部分はどういうこと⋯?を繰り返しながら。
結局のところ「コテン」のハッキリとした由来は分からないけれど、それぞれ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「泣きたい午後のご褒美」の続き気分で読み出したが、今回はミステリー要素もあり、なかなか楽しい。
それぞれおもしろいのだが、秀逸だったのが、「ペンション・ワケアッテ」。
いやいや、日本語って奥深いとつくづく思う。
主人公は訳あり旅行に出てきて、なんだか感じ悪さMAXだったけど、いつの間にか前を向いていた。
一方的に別れを告げた男との唯一の繋がりの象徴である手紙を、愚かだと思いつつも大事にしてしまう切なさは伝わってくる。
だけど、一番大事な話を一方的に手紙で済ませようとしたつまらない男の幻想から目が覚めて、本当によかった。
どの作品も、とてもおいしそうなお夜食ばかり。
読んでいておいしくて楽し