冬森灯のレビュー一覧
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読み終わったあと、すごく満たされた私がいた。幸福な気分だった。皆が気が付かないけど、繋がってて、その繋がりがわかったとき、みんなの力が合わさって、課題を乗り越えていく。
喜八じいちゃん、さいこーにかっこいい。
おすすめの一冊ですPosted by ブクログ -
構成がとっても上手で、たくさんの人の思いと人生が交差する感じがたまらなかった。
下町の小さな商店街で繋がっていく縁。ひとりひとりが個人の生活に奮闘しているただの通行人、だけどふと顔を上げれば支えてくれる人に出会う、心がほっとするお話だった。
まごころドーナツと縁結びカツサンドが無性に食べたい!Posted by ブクログ -
焼きたてパンのようなホクホク温かい話。四つの話で構成されていて、それぞれ世代も立場も異なる登場人物がパンを通して、大切なことに気づかされ成長する。前向きになれない時、どうしようもない時に読んでほしい本。Posted by ブクログ
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『うしろむき…』などと題名がついているのてでどんな暗い話しが待ち受けているのかと思いきや、私の大好きなほんわかできるお話しでした。
出てくる料理の美味しそうなこと…。近所にあれば、すぐにでも行きたい。
お客様が喜ぶ顔を思い描きながらもてなす丁寧な接客。素敵ですね。
次回作が楽しみです!Posted by ブクログ -
うしろむき夕食店は人生に躓いたり挫けそうになった人々がそこのお食事を食べることで前向きになっていくという優しいお話でした。幸せというのは誰かから与えてもらうのではなく自分で作り出すものというメッセージが響く。Posted by ブクログ
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音楽、絵画、演劇、ミュージカル、映画、能。いろんな芸術があるけど、お話に出てきた芸術に普段触れることはあまりないかも。劇場や美術館、舞台や映画館に足を運ぶのも良いかもしれないと思った。
心が満ち、お腹も満ちたら、それは世界で一番おいしい料理。私もビストロつくしに出会って、おいしい料理が食べたいな。Posted by ブクログ -
うしろむき夕食店?
なに?
どんな本なの?
と、???な気持ちで手に取った。
読後感
なかみは後ろ向きではなく、前向きでした。
美味しいものを食べると、人は幸せになるんだね
もちろん美味しいだけでなく、料理を作る人の心がこもっていることが大事ですがね。Posted by ブクログ -
イルミネーションに飾られた小さなサーカステントにキッチンカー、お腹のなるようないい香り。出会えたらあなたは運がいい。そこは期間限定で現れる幻のビストロ「つくし」。
あなただけのために作られるスペシャリテ。素晴らしい芸術と味わう料理は、世界でいちばんおいしい料理。
芸術ある場所に現れる幻のビストロ...続きを読むPosted by ブクログ -
商店街にあるパン屋さん「コテン」が舞台の4つのお話。
コテンのパンが繋いだ縁で結ばれる暖かなストーリー展開で、ごくごく普通の昔からあるパンが食べたくなる。
冬森灯さんの小説は初めましてだったけど、読みやすかった。Posted by ブクログ -
どのお話も美味しそうなご飯と心温まるお話でした
志満さんのようにいつでも背筋を伸ばして毅然とした態度の女性にも憧れるし、希乃香ちゃんみたいに笑顔で愛嬌溢れる女性にも憧れる
不幸だと思えることも視点を変えて振り返ってみればきちんと道になっている、そんな言葉に励まされた素敵なお話でした
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大きな特別なきっかけを与えるわけではなく、お店を訪れた人達が縁やタイミングを自分で感じ選び取って良い方向に向かって行く。周りの人との繋がりが温かいし、美味しそうな料理の描写もあわせて終始ほっこりと読めてとてもよかった。おみくじで料理を選ぶなんて素敵。Posted by ブクログ
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第一話の女性がなんか痛々しくって、
ちょっと読むスピードが遅くなってしまいました。
辛い時期を乗り越えるからこその、
乗り越えた喜びなんだろうけど、
ヘタレなんで、辛い時期が辛すぎて。Posted by ブクログ