冬森灯のレビュー一覧

  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿

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    表紙が可愛らしくて手に取りました。
    素敵なお店。こんなお店みかけたら入ってみたい。
    フランス料理知らなくてついつ調べてしまいました笑
    フランス旅行してきたかのような気分。

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    2024年03月25日
  • うしろむき夕食店

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    古内一絵さんのマカンマランを彷彿とさせる美味しいご飯と生き直しのお話し。ご飯ものが増えたね。おみくじと話しのつながりがやや弱いか。

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    2024年01月26日
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿

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    ネタバレ

    シェフとギャルソンが兄弟の、移動フレンチレストラン「つくし」彼らの世界一美味しい料理をお客様に提供することを自負している。彼らの行くところには必ず芸術がある。

    料理の描写は絶妙、特にフルーツシャンパンの食前酒と前菜が食べてみたくて仕方がない。最前半部にあるとある牧場を舞台に描かれるパンの食し方も、読んでてよだれが止まらない。

    ただ肝心の物語がちょっと残念。短編一つ一つは良い出来なんだけど、風呂敷を畳んでいくときに今までの物語がつながりにくい。謎の人物をおいかけるミステリー形式でもあるんだが、その謎解きも人物の正体ももうちょっと意外性が欲しかったし、そもそもの人物相関図が頭に入ってきづらい部

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    2023年12月31日
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿

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    サーカステントが並ぶ情景を浮かべながら、読み進めました。フレンチなので、お料理の方は想像できるものとできないものがありましたが、素敵なストーリーがたくさんあって、良かったです。

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    2023年12月25日
  • 縁結びカツサンド

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    商店街にあるパン屋「ベーカリー・コテン」
    店をどうするか悩みながらパンを焼く三代目・和久の元に、いろんなお客さんがやって来る。
    第1回おいしい文学賞最終選考作品。

    本書がデビュー作だそうです。
    おいしい文学賞、頓挫したのか1回きりで終わってるみたいですね。
    ちょっと古めかしいパン屋の中に定番だけどおいしいパンが並ぶのが目に浮かんでくる。
    パンとお客さんの抱える悩みを交えながら三代目も成長していく、各話の登場人物の縁が少しずつ繋がっているような話。鬼八じいちゃんいいこと言う~!

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    2023年12月12日
  • 縁結びカツサンド

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    商店街の昔ながらのパン屋さん「ベーカリー•コテン」一家で経営してきたパン屋の未来を背負う悩める三代目和久と、これまた悩みを抱えたお客さんの心あったまるお話が四話詰まっています。
    パンは美味しそうだし、エピソードは微笑ましいあったかい気持ちになる一冊です。
    こちらがデビュー作だという著者冬森灯さん、他の作品も読んでみたい。

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    2023年12月04日
  • うしろむき夕食店

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    友人からの宅配便に

    あったかいあったかい一冊

    ひっそりとたたずむ夕食店
    高齢の女性店主がかっこよすぎ

    店も調度もお料理もお酒も
    こんなお店行きたいなあ

    でも、読者としては羨望するが距離がありすぎ

    誰にも焦りや迷いは常にある
    そんな時は振り返るんだって

    ≪ 立ち止まり そっと後ろを 振り向くと ≫ 

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    2023年11月27日
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿

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    寝る前の読むとお腹が鳴ってしまう…
    それほどにお料理の描写が繊細で美味しそうだった。

    兄弟の旅路で開かれるサーカステントのレストランが素敵。
    お料理に癒される人々との交流もどこかで話が繋がっていて面白かった。
    今夜はヴァン·ショーを飲みながらゆっくり読書を楽しもうかな。

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    2023年11月03日
  • うしろむき夕食店

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    うまくいかないことも多い人生だけど、美味しいご飯と美味しいお酒があれば乗り越えられる。そんなお話がぎゅっと詰まっていた。
    想像するとお腹減るお話ばかり。

    乾杯のグラスの音は幸せの音。乾杯を出来る人がいることも幸せなこと。

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    2023年10月07日
  • 縁結びカツサンド

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    大きなチェーン展開しているパン屋さんのパンも、もちろん美味しいけれど、ここで主役となっている小さな個人のパン屋さんも好きです
    お気に入りのパン屋さん、もちろんあります
    個人のパン屋さんのほうが気持ちが好きなパンとかこだわりがダイレクトに伝わってくるような、そんな気がするのは私だけでしょうか

    いろんな縁で人は繋がっていて
    いい縁も
    たとえあまり良くなかった縁でも
    恵まれなかった縁でも

    繋がった縁は大事にしたいと思えます

    パンが食べたくなってきます

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    2023年09月15日
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿

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    優しい物語でした。食べ物を素敵な例えで織りなすメッセージには凄く温かい想いを感じました。
    自分が料理を作る際にもこのお話のように何かに例えた会話が出来るようになれたら良いなと思う。

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    2023年09月10日
  • うしろむき夕食店

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    安心して読める一冊。
    美味しそうな料理と優しい人々。
    五つの短編はうしろむきになってる人が、最後にはうしろむき夕食店のおみくじのように幸せになってくれる。
    ほっと一息したいときに読むと良いかも。

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    2023年09月06日
  • うしろむき夕食店

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    「料理おみくじ」を引いて
    それに合わせた料理が出てくるのがいい。
    「おみくじ」だから
    ものすごくふんわりした言葉しか書いてない。
    『願いととのうエビフライ』とか
    『商いよろしマカロニグラタン』とかね。

    でも、それを食べたお客のほうは
    なんとなく今の悩みのヒントを受け取って
    そこから自分で進んでいく。

    アンティークショップを夢見る青年の
    『失せ物いずるメンチカツ』が
    私好みのストーリー展開。

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    2023年09月05日
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿

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    素敵な装丁に惹かれて手に取ってみたら、以前に読んだ『縁結びカツサンド』、『うしろむき夕食店』と同じ作者さんでした。

    既読の2冊もそうでしたが、出てくるお料理の描写がどれもめちゃくちゃ美味しそう(^^)
    フランス料理はほとんど食べたことないけれど、こんな素敵なお店がほんとにあったらぜひ行ってみたいな〜。
    各話に出てくる果実入りのフルーツシャンパンがとても美味しそうで飲んでみたくなり、果実フレーバーのチューハイに冷凍フルーツを入れてビストロつくしごっこをしてみたりもしました笑

    連作短編のような形になっており、一つ一つのお話はとても良かったのですが、全編を通して描かれる「翁」を探すくだりに関して

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    2023年08月12日
  • 縁結びカツサンド

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    小さなパン屋を中心に、商店街の息づかいが聞こえてくるほっこりとした時間と余韻。

    寝る前やカフェで読むといいかも。

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    2023年08月08日
  • 縁結びカツサンド

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    東京駒込の商店街にあるパン屋『コテン』の話。おじいさんが店を始めて、今は孫である三代目が奮闘中。ドーナツ、カレーパン、コルネ、カツサンド、それぞれにまつわる人情話が連作短編の形で収録。すらすら読めるが、この手の話も多くなったから、新鮮味にかけインパクト不足かな。

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    2023年08月02日
  • 縁結びカツサンド

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    商店街の一角にある、小さなパン屋コテン。成り立て三代目が色んな人と出会いながら成長して行く。
    最初は人の顔もまともに見れないほど、俯いてばかりいた三代目が、誰かの為にとパンを焼き上げ、自信へと繋げていく姿が微笑ましい。
    こんなパン屋さんがあれば私も通うのになぁ。
    心温まる素敵な本でした。

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    2023年07月18日
  • うしろむき夕食店

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    ネタバレ

    Twitterのポプラ社文芸編集部の公式アカウントでツイートしていたサイン本プレゼントキャンペーンで当選したことで読んだ作品

    食べ物を絡めてて人生をいい方向に持ってく感じの話というのは個人的に好きな感じの話なので結構期待してた。

    が、思ったより・・・な感じだった
    5つのエピソードがあるが毎回なかなか見つけにくい店を探す展開があるので少しテンポが悪くなるし毎話伏線のエピソードが混じってくるので、その主人公の成長や転機が見たいのにその気持ちにブレーキがかけられた

    上に書いたように伏線というか答え合わせが最後に出てきてるのでこれは良かったと思った
    基本的には心が暖まり豊かになる作品

    人生に失

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    2023年07月10日
  • すきだらけのビストロ うつくしき一皿

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    かぐやびとを支援する翁を探すキッチンカーの旅。いろんな場所で営業されるつくしのビストロではその町特産や季節、シチュエーションによってメニューが変わるスペシャリテというコースがあって。これがどれも美味しそうでたまらん!話としてはすれ違い夫婦の勘違いで離婚を決意。で誤解が解けたという物語が印象に残った。

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    2023年07月08日
  • うしろむき夕食店

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    お仕事小説、短編集って感じ。
    お仕事に疲れたときに
    立ち寄りたくなる食堂、
    ってコンセプトなんだろうけど、
    仕事の描写が多すぎて
    でもあまり惹き込まれなくて、
    途中で読むのをやめました。

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    2023年06月19日