柊サナカのレビュー一覧

  • 谷中レトロカメラ店の謎日和 フィルム、時を止める魔法

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    ネタバレ

    私の頭の中で出来上がっている今宮写真機店のイメージと、そこにいる今宮さんと来夏さん。イメージはもちろん書影が元になっているが、本当に心地良さそうな空間で、谷中の雰囲気、写真店というドキドキ感を含めてとても好きです。さまざまなお客さんがやってきて、今宮さんは謎解きのようなことをしていくのだけれど、気遣いがあって、丁寧で、ネガティブな感情をさらっと洗い流してくれます。来夏さんも優しく、気遣い屋さんです。谷中銀座近辺でふたり分のデザートを買って出勤するところも好きです。今回は、「生と死」がテーマだなと感じて、怖かったり、悲しかったりするところもあったけど、家族と関わる中での悩みや苦しみが出てきたら、

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    2020年09月20日
  • 谷中レトロカメラ店の謎日和

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    全7章のうち6章迄はミステリー、でも7章はこの小説の主人公である2人の話。
    6章の中に「あれっ?」と思う女性主人公の心の中が書かれていて「どういう意味だろう?」と思いながら7章を読んで謎が解けました・・・と言うか、全く想像していなかった過去が描かれていて正直驚きました。
    こういう小説は何という部類に入るのでしょう。「ほんわかミステリー」とでも呼ぶのでしょうか。各章とも心が和むミステリーでした。

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    2020年08月04日
  • 谷中レトロカメラ店の謎日和 フィルム、時を止める魔法

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    前作同様、やさしさに包まれた作品に仕上がっていると思います。ラストではまたも(こちらも前作同様)読者のミスリードを誘うストーリーが用意されていてさすがに焦りましたが…。
    今回は各章の間にショートストーリーが挟まれており(ここの登場人物も重要なのですが)小気味よいテンポで読み進めることができます。
    前作から通して読んでみて、なんとなくこれはビブリア古書堂のカメラ屋さん版といえる作品であるなと感じました(作者がそのような意図をもっていたかどうかはわかりませんが。もちろんよい意味での評価です)。
    刊行からだいぶ時間が経過しているわけですが、続編はもうないのですかね? まだまだ二人の物語のつづきを読み

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    2020年02月26日
  • 谷中レトロカメラ店の謎日和

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    ネタバレ

    全編にわたって優しい雰囲気に包まれている作品、舞台が谷中、そして舞台となるお店で扱うのがフィルムカメラだから、ということも作用しているのでしょうか…。
    レトロカメラ店の店主とそこでアルバイトをしているヒロインが主役の物語。店主がお客にまつわる謎を解き明かすというものなのですが、殺人や強盗の凶悪犯罪ではなくいずれも日常の身の回りの出来事です。ただ、そのどれもが真相を知るとなるほどと思わせられるもので、出来事に関わるひとたちが持っている優しい想いに溢れています。
    ”謎”の真相もいかにも謎解き本のために作りました、というレベルのものではなく、日常のささいなこと、あるいは当事者の想いが積み重なって生じ

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    2020年02月14日
  • 機械式時計王子の再来 からくり屋敷の謎

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    共通の話題は「時計」だけ。という不思議な関係の3人。しかも、藤子が時計に興味を持ったのは最近だし。聞きたいことは聞くけど、蘊蓄が長くなると聞かない。文句も遠慮なく言い合う。そんな藤子とジャン、アキオの関係が楽しかった。この3人が色々な時計と出会うのをもっと見たくなる。

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    2020年02月05日
  • 機械式時計王子の休日 千駄木お忍びライフ

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    時計店の娘だけど、時計に興味のない藤子と時計を心から愛するジャンとアキオ。時計のことを熱く語る2人に対し、全くその話に興味をひかれていない藤子の噛み合わない感じが面白かった。藤子も本当は、時計のことを知りたいんじゃないかな。とも思えてくるし。なんだか不思議な兄弟との、これからの関わりが気になってくる話だった。

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    2020年01月17日
  • 谷中レトロカメラ店の謎日和

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    ネタバレ

    謎解きできてしまう観察眼のある人に憧れるので、カメラ修理のスペシャリストである主人公もすてきだなぁと。髪が長くてボサボサっていうのが残念だけど、谷中にあるというお店も素敵そうだし、周りの空気も柔らかくて、穏やかに読めました。

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    2019年07月26日
  • 谷中レトロカメラ店の謎日和 フィルム、時を止める魔法

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    フィルム式カメラの素晴らしさと、カメラの知識を絡めたコージーミステリーの第2弾。
    売れ筋を狙って似たようなコンセプトの作品が乱立している中で、レトロカメラという小道具やストーリー展開もかなり良いと思う。
    駆け込みのようにラストに感動秘話を差し込んだ意図はよくわかりませんが。。。

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    2018年11月02日
  • 谷中レトロカメラ店の謎日和 フィルム、時を止める魔法

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    ネタバレ

    ・前作の最後から薄々感じてはいたが、自分は主役の女性が好きになれない。
    ・前の旦那をいつまでも引きずっているなら、今宮に気を持たせない。
    ・今宮に気を持たせるなら、前の旦那のことを気にするそぶりを出さないでほしい。
    ・主役の女性にはなんかイライラするんですよね。
    ・クラシックカメラ好きなので、カメラの話は勉強にもなるし、各話は読みやすいし面白い。

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    2018年10月09日
  • 谷中レトロカメラ店の謎日和

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    普段デジカメしか使っていないので、フィルムカメラが斬新でした。ガッチリとしたミステリーではなかったので気軽に読めました。

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    2018年06月07日
  • 谷中レトロカメラ店の謎日和 フィルム、時を止める魔法

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    【収録作品】カメラ売りの野良少女/来夏と不機嫌な来客1/鏡に消えたライカM3オリーブ/来夏と不機嫌な来客2/三月十四日、遺された光/来夏と不機嫌な来客3/その客は三度現れる/来夏と不機嫌な来客4/わたしはスパイ/来夏と不機嫌な来客5/君の笑顔を撮りたくて/来夏と不機嫌な来客6/ゆっくりと歯車は動き出す/ハンザキャノンと彼女の涙

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    2017年08月14日
  • 谷中レトロカメラ店の謎日和 フィルム、時を止める魔法

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    前作の感想文で「予言」した通り、とっとと購入(^ ^;
    相変わらず「ここがいい」と指摘できないが、
    読んでて不思議な心地よさがある(^ ^

    ただ、本作は前作ほど「練れてない」印象。
    読みながら「もしやこうかな」と予想した部分が、
    すべてその通りに進行していくという...
    身もふたもない言い方をすれば「先が読める」(^ ^;

    全くの私の妄想ですが...
    大して期待されてなかった前作が思いの外売れたので、
    慌てて続編を書け、と言われて急いで書いた、
    というような印象を受けてしまって(^ ^;

    その分星一つ減らして、4つとさせていただきました。

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    2017年07月21日
  • 谷中レトロカメラ店の謎日和

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    ネタバレ

    「谷中」が掛け持ちしている店舗の最寄り駅に近いので、どのような話の作品かと思ったのが動機。クラシックカメラ店を舞台にした人間ドラマという印象。印象に残ったのは問題への解決方法が変な発想過ぎて思わず笑った第5章と最後のエピソード。来夏さんが〇〇していたのは予想外の展開だった。カメラのことは詳しくないので機械の魅力はピンと来ないが、人間ドラマとしてはいい出来だったと思う。

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    2016年11月15日
  • 谷中レトロカメラ店の謎日和

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    僕のtwitterアカウントはほぼカメラ・写真アカウント。
    最近すっかりご無沙汰(^^;)になっているのだけど、クラシ
    ックなフィルムを使うカメラをやたらたくさん集め、素人
    リペアするのが趣味になっている。

    そんなtwitterのTLで流れてきたのが↑↑の本の新作。
    カメラバカでありながら、こんな魅力的なタイトルのシリ
    ーズを知らなかった、というのが悔しい。っつーか、
    このミスまで取ってんじゃん・・・。素人レビュアーとしても
    失格だ、こりゃ(^^;)。

    そんなこんなで速攻で入手した
    柊サナカ著「谷中レトロカメラ店の謎日和」。・・・最初に
    ハッキリ言いましょう、どストライクですよ、コレは♪

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    2016年10月18日
  • 天国からの宅配便 時を越える約束

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    天国宅配便のシリーズ3作目です。これまでと同様に、心温まるストーリーに癒やされます。受け取り人の探し方は、まるで探偵業のようで、実際にするとしたら依頼料はいかほどになるのだろうと思ったり。。

    食堂ミツコの最後の日が一番印象的でした。SNSでの意図しない広まり方は、予想が中々難しいですよね。

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    2026年08月14日
  • 彼の空のユンカース

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    季語のいらない短歌ってこんなにも自由で
    うたった人の思いと読んだ人の思いで
    色んな感じ方も出来るんだと改めてすごいなと
    思いました。前半はどういう秘密が隠されて
    いるんだろうと思いながら
    読んでいたのですが残された短歌に
    その時々の思いが込められていて
    だんだんと太平洋戦争の時代がリアルに
    感じられる歌にその当時の雰囲気が
    伝わってきました。後半の病室での話では
    さらに短歌って人も仕事も学歴も何も関係なく
    その思いをどう伝えるかでこんなにも
    素敵なものになるとは思ってもみなかった。
    普通に短歌って面白そうと思える作品でした。

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    2026年08月07日
  • あとはおいしいご飯があれば

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    手作りのごはんてほっとする。コンビニ飯もスーパーのお惣菜も外食も美味しい、でも手作りのあったかさに敵うものは無いと私は思うんだよな。凝った料理じゃなくたって全然良くて、食材にちょっと調味料合わせるだけとか。書籍内のオリジナルレシピ作ってみたいな。

    あとはおいしいご飯があれば…人は幸せへと動き出す。かな。

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    2026年08月05日
  • 彼の空のユンカース

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    ネタバレ

    【収録作品】
    彼の空のユンカース
    ベッドひとつぶんの私たち

    高校生の雅美が、亡き曾祖母の過去を辿る物語。
    短歌の魅力に触れられる。

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    2026年08月01日
  • #殺人事件の起きないミステリー 自薦『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ傑作選

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    ネタバレ

    特に好きだったのはダイエットの回。
    妙にリアルというか、こういうことって今これを読んでいる時にもどこかで起こっていることなのかもしれない、と思うと少しゾッとするような、前を向けているなら安心するような不思議な感覚になる。

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    2026年07月28日
  • お銀ちゃんの明治舶来たべもの帖

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    第一話 夢とあこがれ、新宿高野のバナナ騒動
    第二話 資生堂ソーダ水とアイスクリイム事件
    第三話 ヘイズ先生と凮月堂シュークリイムの悲劇
    第四話 神保町ミルクホール・ミルクセーキの亡霊

    明治、女学生、甘味、食いしん坊、みたいなところがストライクの範囲だったので。
    写真技術も丁寧に説明されていて、時代考証も多分しっかりしていて楽しく読めた。
    なんだかんだ、美味しいものが食べられてよかったなと。
    シュークリームの「持ったまま一生過ごしたい」という感動は素敵だった。

    ミステリにはそこまで期待していなかったので、不満はあんまりなかった。
    もう一つの謎も散りばめられてはいたけど別に要らなかったかな…

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    2026年07月11日