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電車内には、たくさんの物語があふれている――
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『人生写真館の奇跡』
著者書き下ろし最新作!
笑いあり、涙あり、感動あり!
3分で楽しめる一駅間の超短編集!
(あらすじ)
母親から教育虐待を受けている児童を救うため、立ち上がる三人の乗客たち。その方法とは……(「通勤電車の流儀」)。一週間で一番憂鬱な月曜日。そんなとある月曜日、満員電車に乗っていると聞こえてきたのは笛の音で――(「月曜日の笛吹き男」)。駅と駅のあいだの時間で一編が楽しめる、山手線をテーマにしたチャーミングでシュールでハッピーなショートショート・ミステリー全30話、詰め合わせ!
(著者プロフィール)
柊サナカ
1974年、香川県生まれ。第11回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉として、『婚活島戦記』で2013年デビュー。他の著書に『人生写真館の奇跡』『古着屋・黒猫亭のつれづれ着物事件帖』「谷中レトロカメラ店の謎日和」シリーズ(以上、宝島社)、「機械式時計王子」シリーズ(角川春樹事務所)、「二丁目のガンスミス」シリーズ(ホビージャパン)、「天国からの宅配便」シリーズ(双葉社)、『お銀ちゃんの明治舶来たべもの帖』(PHP研究所)、『ひまわり公民館よろず相談所』(KADOKAWA)などがある。
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Posted by ブクログ
柊サナカさんのショートショートミステリーですね。
山手線を巡る一駅一話のショートショートです。
全部で三十話。
ミステリー仕立てですが、謎解きあり、幻想あり、ユーモア、ペーソス、涙もの、ハートフルなどなど、とにかく思いつく限りのジャンルが、切れの良い文章でしっかり楽しめます。
短編の名手は、読みやすく読後感がいいと言われますが、まさしく柊さんは名手ですね。
とにかく、何が飛び出すかわからないので、一話読むたびに、次のページをめくるのにワクワクします。
柊サナカさんの、卓越した取材力の作品のファンとしては、これからどんな作品が出てくるかますますワクワクしながら、楽しみになりますね(=゚ω゚=)
Posted by ブクログ
YouTube「ほんタメ」で紹介されていて気になっていた一冊を駅前の書店で見つけて即購入しました。
少し前に転職して、
山手線を使うようになったので、
どうしても通勤中に読みたかったんです。
数ページの中にオチまでつけて、
さらに30駅分というのが本当にすごい。
そして最後には幻の駅という+1駅が。
くすっと笑えるものから、ホラー、ミステリーまで。
個人的に好きだったのは、
「一駅目【大崎駅】通勤電車の流儀」
電車のなかで子どもに向かって叱り飛ばすお母さん。
九九が言えなくて泣きそうになってる子ども。
乗客たちが力をあわせて子どものピンチを助けようとする話です。
「十五駅目【西日暮里駅】ワタシヲ ワスレナイデ」
ホームの端できょろきょろしているロングヘアの女性。
彼女はおもむろに駅の柱にそっと塗装する。
いったいなぜ?
「二十八駅目【恵比寿駅】撲滅フラッシュモブ」
この世で撲滅したいもの…それはフラッシュモブ。
フラッシュモブが大嫌いなのに、なぜか車両内のフラッシュモブに巻き込まれる…
一話一話が数ページなので、
息抜きにちょこちょこ楽しめました。
山手線を利用されている方はぜひ!
Posted by ブクログ
ようやく読み終わった。
いつからこの本をカバンの中に常駐させていたのか。
山手線の各駅が登場するショートミステリー集です。
書店で気になって買ってみたものの、オムニバスにありがちな欠点が読み進めるのを阻んでおりました。
シンプルに好きな話とそうでない話があります。
しかしこれは短編集にはすべからく起こり得る事象です。この本には他に2つ問題があります。
一つ目は、そもそもこれはミステリーなのか?ということ。ミステリー小説というと、謎解きや推理ものを想定すると思います。しかし本書はちょっと趣が異なるというか、どちらかといえば『世にも奇妙な物語』みたいな感じです。これではミステリーではなくファンタジーです。ちょっとタイトルと内容のイメージが乖離しているかな?というところです。
二つ目が特に良くなくて、山手線の30駅は登場さえするものの、特に意味がありません。電車内の描写や駅周辺での出来事は確かに多めに描写されています。しかしながら、例えばその駅の歴史や文化に準えた話とか、そういうのは少なかったと記憶しています。
以上から、駅も関係ないしミステリーでもない、ただの短編集というのが私の受けた印象です。
ただ、好きなエピソードもいくつかあったので、読んで後悔したとかそういったことはありません。可もなく不可もなくということで星3とさせて頂きました。
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小説・文芸
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