【感想・ネタバレ】天国からの宅配便 あの人からの贈り物のレビュー

あらすじ

もう二度と会えないあなたに、今だから伝えたいことがある。依頼人から生前に託された遺品を配送する「天国宅配便」は今日も様々な人のもとを訪れる。転売にいそしむ中年男性へ、顔も知らない男から遺品の高価なカメラが贈られた理由とは……(「父とカメラと転売人」)。高齢で字が読めなくなった女性に届いた、古い友人からの「暗号の手紙」に書かれた内容とは——(「七十八年目の手紙」)。贈り物を通じていくつもの人生に出会う、優しさと感動に満ちた4つの物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

第4話 わたしの七人の魔女が1番好きだった
魔女の意味や7人の思いに気づいた時、涙が止まらなかった
亜美さんの母親との関係からか気づけなかった、一方的に離れていったという悲しくて辛い記憶が贈り物と経緯を知って、前向きな気持ちになっていくのがとても良かった( *´꒳`*)
血は繋がっていなくても7人の祖母は本当に亜美さんの事を思っていてくれたんだなと
生前に会ってほしかったという気持ちもあるが、祖母達の思いも理解できる
エピローグも素敵でどうしても届けられなかった贈り物、思いの行先が分かりそれを大切にしているこの天国宅配便は凄くお客さんの事を思ってくれているんだなと感じることができた
それが絶対に届ける、渡すという七星の思いに繋がっている
他のお話も心が温まるお話でした(⌯'ᵕ'⌯)´-

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2025年10月12日

Posted by ブクログ

転売ヤーの話は転売ヤーが嫌いなので冒頭イライラしながら読んでたけど最後はちゃんと感動しました。
贈り物として素敵だったのは七人の魔女の贈り物かなぁ。

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2025年09月26日

Posted by ブクログ

柊サナカさんのハートフルストーリーですね。
『天国からの宅配便』シリーズの二冊目です。
短編連作の四話にエピローグです。
  生前の打ち合わせで、ご依頼人が亡くなった後、受け取り様へ決められた日時に『遺品』をお届けする「天国からの宅配便」。
 担当の七星が、『遺品』をお届けすると、受取人に様々な人間模様が生まれる。優しさと感動に満ちた心温まる物語。

      目次

 第1話 父とカメラと転売人
 第2話 七十八年目の手紙
 第3話 最後の月夜を君と
 第4話 わたしの七人の魔女
  エピローグ

 そもそも『天国からの宅配便』が、どれくらいの需要があるのか?
 それはさて置いて、宅配人の七星が『遺品』を巡って、奔走するのが、この物語の面白味にもなっているので、人間模様を味わう事を先決にして楽しむのが、一番ですね。ミステリーも絡んできますから、面白さが増します。
 エピローグで、『天国からの宅配便』の会社の様子が出てきます。シリーズを通して、会社と七星の秘密が少しずつ明らかになってきそうです?
 柊サナカさんの文章は読みやすさと、この作家さんはマニアックな知識力がありますから、その辺りが読みごたえがありますね(=^ェ^=)

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2025年08月02日

Posted by ブクログ

依頼人の遺品を、しかるべき方のところへお渡しする、天国宅配便の第二弾。

かなさんからのおすすめの一冊。ようやく手に取ることができました。ありがとうございます♪

4編からなるお話しとエピローグの構成。

どのお話しも泣ける話しばかりです。

わたしの七人の魔女では七星がバイクで大活躍します。受取人である、森山亜美が考えを前向きにしていくところに応援したくなります。

エピローグで天国宅配便がどんな所か少し垣間見えた。エピローグ良かった。

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2025年07月08日

Posted by ブクログ

依頼人から生前に託された遺品を、しかるべき方のところへお渡しする配送サービス「天国宅配便」の第2弾。

前作がとても面白かったので、第2弾も楽しみにしておりました。
どのお話も切ないけれど、心温まる素敵なお話ばかりで、大切な人と過ごせる時間がどれだけ大事なことなのかを改めて実感させられました…。

「あたりまえにあったもののことは、なくしてしまうまで気づかない」
本当にその通りだなぁと思いました。
なくして後悔してしまう前に、あたりまえのことでも感謝の気持ちを忘れずに、毎日を大切に過ごしていきたいと強く思いました。

私も七星のように、おひさま満腹教の教え(お腹いっぱい食べて、日に当たると、だいたいなんでもOK)に従って、嫌なことがあっても乗り越えていけたらなぁと思います!
第3弾も楽しみです❁⃘*.゚

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2025年03月27日

Posted by ブクログ

 宅配便シリーズ第2弾。4つの小編から成る。わたしは、3つ目の「誰にも言えない恋を胸にしまう庭師」のお話が気に入った。女だてらに、作業車を乗り回し, 高い梯子に登って仕事をして、部下も大切にする親方、岩子が、かっこいい。
 温室を手放さないで、自治体に寄付するなりして、是非維持して欲しい。二人が大切に育てた温室の花々を私も見てみたい。

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2025年07月21日

Posted by ブクログ

第二弾 ゆっくり時間をかけて読んだ。
どんな小説も第一弾が一番良いのだが
一番気になるのは七星が何者かというところ。
今作では最後に少し七星の仕事先の様子が
明らかになった。
これから徐々にわかっていくのか
期待したいので、次作も文庫化されたら
読みたい。

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2025年06月18日

Posted by ブクログ

温室の話、孫の話、それぞれよかったです。
ただ、生きるのが大変で、天国からの宅配便によって再生や捉え直しができるのは物語的でいいけど、主人公それぞれが、少し魅力に欠ける気がして、物足りなかったかな。

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2025年05月19日

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