あらすじ
もう二度と会えないあなたに、今だから伝えたいことがある。依頼人から生前に託された遺品を配送する「天国宅配便」は今日も様々な人のもとを訪れる。転売にいそしむ中年男性へ、顔も知らない男から遺品の高価なカメラが贈られた理由とは……(「父とカメラと転売人」)。高齢で字が読めなくなった女性に届いた、古い友人からの「暗号の手紙」に書かれた内容とは——(「七十八年目の手紙」)。贈り物を通じていくつもの人生に出会う、優しさと感動に満ちた4つの物語。
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Posted by ブクログ
第4話 わたしの七人の魔女が1番好きだった
魔女の意味や7人の思いに気づいた時、涙が止まらなかった
亜美さんの母親との関係からか気づけなかった、一方的に離れていったという悲しくて辛い記憶が贈り物と経緯を知って、前向きな気持ちになっていくのがとても良かった( *´꒳`*)
血は繋がっていなくても7人の祖母は本当に亜美さんの事を思っていてくれたんだなと
生前に会ってほしかったという気持ちもあるが、祖母達の思いも理解できる
エピローグも素敵でどうしても届けられなかった贈り物、思いの行先が分かりそれを大切にしているこの天国宅配便は凄くお客さんの事を思ってくれているんだなと感じることができた
それが絶対に届ける、渡すという七星の思いに繋がっている
他のお話も心が温まるお話でした(⌯'ᵕ'⌯)´-