柊サナカのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ想像していた話とは違い、現実感があり、すごくよかった。
じんわり目尻に涙がたまるような余韻があり、すぐに続編を読みたくなった。
全編通して上手に生きられない人達が、宅配便をきっかけに前に踏み出すことができるようになった。
どの話も心にしみたが、特に第4話の「最後の課外授業」が好きだ。
周りから少し外れている5人の生徒達に、先生から特大のプレゼントが届いた。
滞っていた人生が少しだけ開けたようで、明るい光があることに気づけたと思う。
もしかして、これから友達になれるのかな。想像すると、とても微笑ましい。
第3話の「かくれんぼ」は悲しかった。
最期まで、かくれんぼが上手だった。
歩くのも難しい -
Posted by ブクログ
ネタバレ天国からの宅配便。
てっきり宅配人は、天国からの使者だとばかり…。
ではなかった。さらに、生前に依頼しているという現実感溢れる設定。
わたしたちの小さなお家
仲良し女性3人の小さなお家にひとり残された時。本当の友人
オセロの女王
田舎の家や家族を守る考え方、おばあちゃんと孫
午後十時のかくれんぼ
かくれんぼが得意でかくれんぼが大好きな幼馴染との思い出
最後の課外授業
サイエンス部の部長に託された部員への手紙を渡す事。集合日時に其々に持ち寄るものが違う理由。
エピローグ
配達人の過去と事務作業について。
どれもすぐに思い出せる程、心に残った内容だった。 -
Posted by ブクログ
YouTube「ほんタメ」で紹介されていて気になっていた一冊を駅前の書店で見つけて即購入しました。
少し前に転職して、
山手線を使うようになったので、
どうしても通勤中に読みたかったんです。
数ページの中にオチまでつけて、
さらに30駅分というのが本当にすごい。
そして最後には幻の駅という+1駅が。
くすっと笑えるものから、ホラー、ミステリーまで。
個人的に好きだったのは、
「一駅目【大崎駅】通勤電車の流儀」
電車のなかで子どもに向かって叱り飛ばすお母さん。
九九が言えなくて泣きそうになってる子ども。
乗客たちが力をあわせて子どものピンチを助けようとする話です。
「十五駅目【西日暮里 -
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Posted by ブクログ
千駄木すずらん通りの一番端にある4代続くトトキ時計店。十刻藤子は妹が三子の出産で手が離せなくなった母の代わりに店番をしていた。時計に無関心だった藤子の前に、スイスから来た不思議な兄弟がトトキ時計店のビルに住み着き、シンボルである時計塔を20年ぶりに動かすと言い出して…
時計職人だった父が失踪し、ヤケになって大阪へ飛び出した藤子が母に請われて実家に戻ってくるが、時計に対して本当に無関心だったが、スイスからやってきたジャンとアキオによって少しずつ時計への興味が出てきた事が父とのわだかまりが解けてきている様でホッとしました。ジャンの時計への情熱と蘊蓄がすばらしく、17歳なのに天才時計職人なのも -
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自分の知らない世界のことを物語のテイストで説明してくれ、日常系の優しいミステリー本が好きなので、今回は自分も少しかじったことのあるカメラの日常ミステリー系を読んでみた。
自分の知っていたカメラがたまたま章の題材となっていたが、使い方や詳細の部分では「そうそう!」とうなづけて、読んでいるうちに自分の思い出が蘇ってきたりして、なんとも楽しかった。
途中に入っているイラストでもイメージがつきやすいので、カメラを知らない人でも知っている人でも楽しめる作品。
シリーズ物の1巻だったようで、2人がこれからどうなっていくのか、自分の少しかじっていた種類のカメラが出てくるのか、出てきたらどんなストーリーと