柊サナカのレビュー一覧

  • 喫茶ガクブチ 思い出買い取ります

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    喫茶店に思い出を売りにくる人と額装する兄妹のどちらも描写も読めて物語がより丁寧な感じで満足感がありつつサクサク読めた。売るつもりでも思い出と向き合い新しい形になるとまた感じるものも違うのかな。そんな経験してみたい。最終話のおじいちゃんの絵がよかった。思わず電車でホロリだった。

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    2025年09月30日
  • 一駅一話! 山手線全30駅のショートミステリー

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    柊サナカさんのショートショートミステリーですね。

     山手線を巡る一駅一話のショートショートです。
     全部で三十話。
     ミステリー仕立てですが、謎解きあり、幻想あり、ユーモア、ペーソス、涙もの、ハートフルなどなど、とにかく思いつく限りのジャンルが、切れの良い文章でしっかり楽しめます。
     短編の名手は、読みやすく読後感がいいと言われますが、まさしく柊さんは名手ですね。
     とにかく、何が飛び出すかわからないので、一話読むたびに、次のページをめくるのにワクワクします。
     柊サナカさんの、卓越した取材力の作品のファンとしては、これからどんな作品が出てくるかますますワクワクしながら、楽しみになりますね(

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    2025年09月27日
  • 喫茶ガクブチ 思い出買い取ります

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    初めましての作家さん
    表題とカバーに惹かれて読んでみる

    旅の空と今日の空/最初で最後の写真展/ポイ捨ての果てに/婚活UFO/夜歩く息子/おじいちゃんの絵

    信也と真日留の兄妹が営む額縁店とカフェ
    二人の個性と独創的な営業形態が面白い
    持ち込まれる思い出をどう料理するのか?

    読み初めは文章に少し角がある感じがして
    あれ? どうしてかなと思いつつページを繰る
    だんだん角が取れた感じがして(慣れた?)
    あとは泣いたりホッとしたりに集中できました

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    2025年09月23日
  • 人生写真館の奇跡

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    柊サナカさんのハートフルファンタジーですね。

     写真館を営む平坂は、この日も配達員の矢間が届けてくる品物を受けとる。
     写真館とはいえ、ここは少し普通の写真館とは違う。あの世とこの世の最後を結ぶ中継点なのだ。
     亡くなった方が、ここに来て、矢間が届けてくる生前の写真を、走馬灯に仕上げる写真館なのだ。
     但し、一日だけ此処が一番気になる日を選んで、平坂と一緒過去に行くことが出来る。そして、死者が自分で選んだカメラで走馬灯の写真を写せるのだ………?

          「目次」

      第一章 おばあさんとバスの一枚
      第二章 ねずみくんとヒーローの一枚
      第三章 ミツルと最後の一枚

     そるぞれの

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    2025年09月19日
  • 喫茶ガクブチ 思い出買い取ります

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    柊サナカさんのヒューマン・ハートウォーミング
    ストーリーですね。

     父親が亡くなり、額縁屋を継ぐことになった美咲兄妹だが、額縁屋はお客が減って、母はもう店仕舞いしてしまいたいと言う。
     兄の伸也はアメリカでデザイナーの修行をしていて、もう少しで独立出来る所を、帰国しての家業引き継ぎを引き受ける。妹の真日留は、店に愛着があり潰したくない。
     元気いっぱいで気転のきく真日留は、二階建ての店の一階をカフェにして、二階を額縁屋に改造。
     そして、アイデアを出して、お客さんから持ち込まれた“思い出の品”を兄の伸也が額装して、お客さんが買って帰るか、カフェの壁に飾られて、別の誰かが買って帰ることで、店を

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    2025年09月13日
  • 黒猫のいる回想図書館

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    一つ一つの物語に素敵なストーリーや個性的なキャラが沢山出てきて読んでいて楽しかった。人生最悪な日でも自分の想いを紙に書いてみると案外そんなこともないんだなぁと思ったりします。読んだ後は心がスッキリするお話です。

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    2025年09月11日
  • あとはおいしいご飯があれば

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    日常のなかの少しだけ特別なご飯にまつわる短編集です。この少しだけ特別というのがとてもよくて、読んでいるときにふと、自分の思い出のご飯が蘇り、温かい気持ちになりました。
    ご飯に救われることって、誰にでもあることだと思います。だから、周りのひとと、このテーマで話してみたら楽しそうだなと思いました。

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    2025年09月10日
  • あとはおいしいご飯があれば

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    めちゃめちゃ好きです(*^^*)
    レシピも嬉しい☆彡
    とりあえず、鰹節がいっぱいあるので、
    お出汁のみたいです。

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    2025年09月09日
  • あとはおいしいご飯があれば

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    何気ない日常の中の「食べること」が綴られた短編集です。
    特別ではない食事。
    でも、毎日の食事の中に、ほんの少しの特別感があったりする。
    そんな小さな光のような「食べ物」のことが描かれていました。

    食べ物の作品の中には、頑張って作っている感があるものがありますが、こちらは肩肘張らずいつもの食事感があって、その上、人との交わりで温かい部分もあって、随分と和ませてもらいました。
    また、作品の中の料理のレシピが載っています。これと嬉しいですね。

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    2025年09月04日
  • あとはおいしいご飯があれば

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    柊サナカさんのご飯をめぐるハートウォーミングストーリーですね。
    ショートショートの13篇です。
    ご飯のレシピ監修は杉本史織さん(1981年、北海道生まれ)薬剤師、にんべんだしアンバサダー。

     とてもほっこりする人間模様が描かれています。
     ご飯が取り持つ家族や友達などとの心温まるショートショートです。

          contents

       わたしに花丸をつけて
       ダイエット大作戦
       秘密の昼ご飯
       夫の寝言
       雨の日のカタツムリ
       おばあちゃんのだし巻き卵
       二人の草と草
       固いアボカド
       父の遺した○
       お母さんの味
       なんのために生きる
       停

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    2025年09月02日
  • ひまわり公民館よろず相談所

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    ネタバレ

    寝かしつけのお園さん、1町に1人ほしいな。こんな素敵な人たちが集う公民館、楽しすぎる。
    ペラペラの紙でもたくさん集まれば橋になる、という狙いはとても良く、それがうまく軌道にのっているこの町は羨ましい限りだが、目玉となる超有能スタッフがいることが強い。人柄もいい。
    現実にやろうとすると、なかなかそこまでの人はおらず、イマイチ話の通じない、下手したら扱いづらい人材しか集まらず、若者に敬遠されてしまう可能性すらある…。

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    2025年08月25日
  • 喫茶ガクブチ 思い出買い取ります

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    柊サナカさんの作品は3作目。
    「喫茶ガクブチ」というカフェが舞台です。

    「喫茶」と言ってもコーヒーはメニューには無くて、緑茶、中国茶、紅茶、ハーブティーがあって、他のメニューはその時々違うらしい。
    焼き芋だったり、キャラメリゼどら焼き、黒蜜いっぱいの団子あんパフェ(黒糖まぶし)というちょっぴり謎のメニューがあって気になりました。

    「ガクブチ」の方は、元々額縁店だったので、そのままの仕事もしつつ「思い出買い取ります」の宣伝で色んなものを額装していきます。

    額装を依頼してくる人たちは、
    認知症の母親の介護で外出がままならない人
    亡くなった夫の遺言で夫の作品展をしなければならない人
    夫が仕事を

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    2025年08月09日
  • ひまわり公民館よろず相談所

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    柊サナカさんのほっこり癒しの物語ですね。
    連作短編の四話です。

     初夏のある日、八山友里は、泣き続ける腕の中にいる五ヶ月の息子の蒼を抱えて、とほうにくれていた。
     友里は二十八歳、夫の転勤で、流川市、向日葵町に越してきたばかりだ。
     友里は、泣き止まない蒼を抱えて、救いを求めてふらふらと公民館に入っていった。
     公民館の自動ドアが開くと、受付の人が、にこにこしながら「ーーーは、二階ですよ」と言って階段を指す。
     階段を上がると、会議室の戸口から、ヒョイと顔を出したおじいさんがいる。
     「お園さん、お客だぜ」
     「まあまあ、元気な赤ちゃんねえ」と、優しそうなおばあさんが出てきた。
     おばあさん

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    2025年08月09日
  • 天国からの宅配便 あの人からの贈り物

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    柊サナカさんのハートフルストーリーですね。
    『天国からの宅配便』シリーズの二冊目です。
    短編連作の四話にエピローグです。
      生前の打ち合わせで、ご依頼人が亡くなった後、受け取り様へ決められた日時に『遺品』をお届けする「天国からの宅配便」。
     担当の七星が、『遺品』をお届けすると、受取人に様々な人間模様が生まれる。優しさと感動に満ちた心温まる物語。

          目次

     第1話 父とカメラと転売人
     第2話 七十八年目の手紙
     第3話 最後の月夜を君と
     第4話 わたしの七人の魔女
      エピローグ

     そもそも『天国からの宅配便』が、どれくらいの需要があるのか?
     それはさて置いて、宅配人の

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    2025年08月02日
  • 天国からの宅配便 あの人からの贈り物

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    依頼人の遺品を、しかるべき方のところへお渡しする、天国宅配便の第二弾。

    かなさんからのおすすめの一冊。ようやく手に取ることができました。ありがとうございます♪

    4編からなるお話しとエピローグの構成。

    どのお話しも泣ける話しばかりです。

    わたしの七人の魔女では七星がバイクで大活躍します。受取人である、森山亜美が考えを前向きにしていくところに応援したくなります。

    エピローグで天国宅配便がどんな所か少し垣間見えた。エピローグ良かった。

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    2025年07月08日
  • ひまわり公民館よろず相談所

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    夫の転勤でとある町に引っ越してきた友里はある公民館でクセのある特技を持つ老人たちが集まって開くよろず相談所に出会う。小さな特技を武器に人助けに挑む住民たちを描いた癒やしとぬくもりの物語。どの話もほっこり温かくて続きが読みたくなりました。

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    2025年06月21日
  • あとはおいしいご飯があれば

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    きっと幸せってこの積み重ね。物語のあとはレシピが載っていてすぐに作れそうだった。短編集で主人公はそれぞれだけど性別、年代も違うが美味しいねと言える相手がいることが最高のご馳走だ。

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    2025年06月20日
  • 3分で読める! ミステリー殺人事件

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    柊サナカさんのミステリのショートショートですね。
    二十四編のショートショートです。
    一篇が、かなり短いので、ちょっとした空き時間に読むのに丁度良いです。
     いずれもミステリのプロットを、ジョークかユーモアで書かれているので、肩がこらずすんなり読めるのがいいですね。
     それにしても、柊サナカさんがこんなにユーモアに長けているとは思いませんでした。 
     いつもは、ほのぼのとした心が温まる物語を書かれているので、思わず作家名を確認してしまいました。
     わりと凝り性の柊サナカさんならではかもしれません。ミステリを極めて、ショートショートに仕立てあげてみせてくれたようです。
     ミステリの『パロディか悪ふ

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    2025年06月14日
  • 3分で読める! ミステリー殺人事件

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    ネタバレ

    ショートショートを初めて読んだ。
    今まで主に長編や連作短編を読んできたから少し物足りない感じはあったけれど、これは好みだからパパッと読みたいとか読書が苦手な人はにはおすすめ。

    いろいろな視点?切り口?のミステリーがギュギュッと詰まっていて、クスッと笑えるような話もあればゾッとする話や斬新な話もある。

    『九マイルは遠すぎる』の著者ハリイ・ケメルマンが、
    「ミステリは短編がいい」というようなことを書いていたのを思い出した。謎→解決が大事だから、長編になると余計な人物やエピソードが増えて肝心の謎がぼやけるというような意味だったと思う。
    そういう意味では、このショートショートは無駄が削ぎ落とされて

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    2025年06月13日
  • 天国からの宅配便 時を越える約束

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    シリーズ第3弾。
    今回のお話もどれもとても良いお話でした。人生に挫折しつまずいたときに送られてきた天国からの宅配便、それにより新たな人生を踏み出す温かいお話。このシリーズものがもっと続くといいなぁと思います。

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    2025年06月11日