あらすじ
「人生最悪の日ですか?」
街角で黒猫に訊かれたら、
それは不思議な図書館への招待――
結婚式を目前にして恋人に振られた千紗は、同時に仕事も住む場所もなくして不幸のどん底にいた。そんな千紗に声をかけてきたのは、路地裏の一匹の黒猫――人生最悪の日かと黒猫に訊かれ、やけくそ気味に「そうだ」と答えた千紗は、気がつくと不思議な図書館に。自分の人生を一冊の本に書きあげるまで出られないと言われるが、そこには千紗同様迷い込んできた、個性豊かな人たちがいて……。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
凄く面白い!
ファンタジーなんだけど、日常に溶け込んでいて、こんな世界線があったらいいなと思わせてくれる内容!
どんな物語で進んでいくんだろう?という期待感と心温まる感じが織り混ざっていて高評価!
全体的に読みやすいという点も○
Posted by ブクログ
私は柊サナカさんが好きで読んでみたのですが、生涯で1番好きな本ではないかと思う程素敵な作品です。自分の人生について考えさせられます。是非、手に取って読んでもらいたいです。
Posted by ブクログ
読み終わったあと、何度も反芻している。
私に何ができるのだろう
どうしたらいいの?
私は何ができる?
そして、たとえ明確な記憶がなくとも、魂、夢?の経験はしっかりと私の中に残るはず
もう一回読みたい
Posted by ブクログ
書くことの大切さが学べる1冊。これまで毎日日記をつけていたのに、仕事を変えてから時間つくれなくなり、書くことをやめてしまっていた。怒りや言葉に表すことのできない気持ちなど、書いていけば落ち着くこともあるからまた、続けたい