柊サナカのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
13編のショートストーリー。
ホッとする感じの話が多い。何編かウルッとする感動する話もありで、サクサク読める。
それぞれのストーリーに鰹だしや鰹節を使ったレシピが登場する。想像しながら読んだせいか、読み終わったお腹空いてしまった笑
材料も凝ったものではなく冷蔵庫にあるものでできそうで、作り方も簡単なレシピが多いと感じる。
基本、私は昆布だしで味噌汁を作ったり、煮物はだしの素を使うので、久しぶりに鰹節で出汁を取りたい気持ちに駆られている笑
やはり、美味しいもの食べたら、「美味しいね」って言ったり思ったりすることは、大事なことだなあと思う。
ちなみに、本書とは全く関係ないが、ゴーヤチャンプル作 -
Posted by ブクログ
「天国からの宅配便」。それは亡き人から生前託された遺品配送を行う配達人。帯には「大切なあなたへ 人生最後の贈り物を」とある。
そうなる時、私は誰に最後の贈り物をするだろうか。そんなことを読み終わって想った。
エピローグのおじいちゃん。「ひとりも贈り物を渡せそうな相手がいない」と言う。「でも、誰かに何かを残したい」と。だから、相談して絵本を残すことにした。絵は得意ではないし、文章だって。でも、絵本を書いて、それを読んだ人が、その絵本にあるたくさんの余白に想うことを書き込んでいく。それが、誰かのためになっていく。
優しい想いは通じていく。それは現実の世界でもきっとそうであり続けて欲しい -
Posted by ブクログ
依頼人から生前に託された遺品を、しかるべき方のところへお渡しする配送サービス「天国宅配便」の第2弾。
前作がとても面白かったので、第2弾も楽しみにしておりました。
どのお話も切ないけれど、心温まる素敵なお話ばかりで、大切な人と過ごせる時間がどれだけ大事なことなのかを改めて実感させられました…。
「あたりまえにあったもののことは、なくしてしまうまで気づかない」
本当にその通りだなぁと思いました。
なくして後悔してしまう前に、あたりまえのことでも感謝の気持ちを忘れずに、毎日を大切に過ごしていきたいと強く思いました。
私も七星のように、おひさま満腹教の教え(お腹いっぱい食べて、日に当たると、だ -
Posted by ブクログ
全4話の短編集
シリーズ3作目ということで、どうやら2作目を飛ばしてしまったらしい。急いで読まなくては・・・汗
ただ、短編毎の繋がりは無いのでシリーズ順に読まなくても問題なさそうだ。
以下、各章のタイトルと簡単なレビュー
私は特に第2話と第4話が好みだった。
どの作品もバラエティに富んでいるのに、登場人物達の心の機微が端的に分かりやすく描かれていて、心に真っ直ぐに響いてくる。
このシリーズは亡くなった方からの宅配便たが、毎回生きている者への強いメッセージが込められているからか、温かな読後感と生きる活力にじんわりと包まれる。日々の生活に疲れた時、特にオススメしたい。
第1話 パンドラ -
Posted by ブクログ
はじめて読む作家さんの本。
故人からのお届け物を配達するサービス「天国宅配便」、シリーズ第3段らしいのですがはじめて読みました。
・パンドラの秘密箱:ひとりでランチする他人を寄せつけない女性に届いた小包みは姉から
・食堂ミツコの最後の日:高校生が通っていた大好きな食堂の営業最終日への招待状
・いつかのファンレター:子供の頃ファンレターを送った漫画家からの返信
・孔雀石の母子像:老人が美術展で知り合った少年
・エピローグ:「天国宅急便」の事務所にある絵本について
一番好きなのは、食堂ミツコ。
パンドラの秘密箱も良かったし…シリーズを全部読んでみようと思いました。 -
Posted by ブクログ
あなたは、『フィルムカメラ』を知っているでしょうか?
24枚撮りと、36枚撮りのどちらを選ぶかを悩む瞬間。『カメラ』で写真を撮るということは、まずはそれを記録するフィルムを選ぶことでもありました。そして写真を撮り終えたら現像に出して仕上がって届くのを待つ…。そんな過程も楽しみな時間でした。
しかし、時は流れ、そのような話は過去のものとなりました。今や『デジタルカメラ』全盛時代、というより、写真は『スマホ』で撮るものだと思っていらっしゃる方がごく一般的だと思います。撮った次の瞬間に結果が見れて、その場で加工もできて、遠くの友人にその場で送信までできてしまう、そんな世にあっては上記した『フィル