山田正紀のレビュー一覧

  • カムパネルラ

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    二度目ましての作家さん。

    本作を読むには、『銀河鉄道の夜』を読んでからの方が
    物語に入りやすいかもしれないです。

    カムパネルラというタイトルやカバーイラストからして、題材は
    『銀河鉄道の夜』だとわかってはいたけれど、まさかの
    タイムスリップもの??

    現実と幻想が混ざり合い、混乱する。
    鉄道系ミステリーの謎解きのような思考を経て気づいたのは・・・

    アニメ/PSYCHO-PASSを連想してしまった。
    そんな世の中は嫌だなぁ

    誰が感動的になんか物語を終わってやるものか。

    ジョバンニと呼ばれた「ぼく」が、ラストでかましてくれた
    システムに対抗する為に使ったアナログが最高にスカっとした。

    カムパネルラ、ぼくたち、どこまでもいっしょに行こうねえ。

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    2026年04月26日
  • 山田正紀・超絶ミステリコレクション#1 妖鳥

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    聖バード病院では妖鳥が出るという噂がある。
    病院で死にゆく者が出ると現れる。ギリシャ神話の幼鳥ハルピュイアだ。
    そんな病院で胃癌で末期で入院している狭更が後輩の刑事である刈谷に死にゆく者の最後の頼みで、女は天使か悪魔を知らべてほしいと願う。
    ミステリーの始まりだ。
    思いもよらない展開が続く。
    最後は....
    ちょっと間が抜ける展開が見えたのが残念でした。

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    2026年02月22日
  • 神狩り

    購入済み

    連想コンピュータって

    ミステリー以外のものも読みたいと思い買ってみた。50年前の執筆だけど古臭くはない。コンピュータ翻訳の若い研究者が主人公ですが登場する連想コンピュータって現在の機械学習、AIの原型でしょうか。
    神が人間をいたぶって楽しんでいるというなんとも不思議な表現は斬新だけど違和感はぬぐえないかな。イエスを殺したのも神って。最後は火星まで登場して壮大だけど終わり方はすっきりしない。しかしSFとはいえ宗教とは神とはと考えたこともない感覚で接したのは記憶に残る小説です。

    #ダーク #深い #シュール

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    2025年10月27日
  • ここから先は何もない

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    ネタバレ

    神秘的。

    結局のところ、リカは何者だったのか
    骨はどこから来たのか
    単なる電子的?ウイルスが、なぜ超人工知能となったのか
    など、最後までふわふわとしていた。

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    2025年08月19日
  • カムパネルラ

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    カムパネルラといえば私の大好きな
    宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』
    『銀河鉄道の夜』をモチーフにした作品とあらば気になってしまい読まずにはいられない。

    正直、思っていた内容と違っていた。
    というのも当初タイムトラベルの話と思っていたからだ。
    読み進めていくと話のベクトルが二転三転して何処へいくの分からない。そこがまた面白い。
    まるで銀河鉄道に乗っているようでワクワクしてしまう。
    それだけではなく宮沢賢治の『風の又三郎』まで登場するから堪らない!
    さすがにクラムボンや双子の星は出てこなかったけどね、ちょっと残念な気持ちもある。

    本書の面白いところは『銀河鉄道の夜』での疑問点がミステリー仕立てになって物語が進むところかな。
    なんと私の疑問に思っていた箇所とほぼ同じだっから余計にのめり込んでしまった。
    賢治ファンのみならず多くの人が知っている通り『銀河鉄道の夜』は未完の作品である。
    何度も改稿されそれぞれ結末も異なるなど謎も多い。
    そんな謎を物語として考えながら読み進めるのも面白く感じた。
    ただ、この物語は全くあらぬ方向に行くのも覚悟して読んだ方がいい!
    そこが面白いと思うかどうかの別れ道だからだ。

    結末は『銀河鉄道の夜』と同じで読み手に考えさせるもののように感じた。
    未完の作品であるゆえにあらゆる解釈を可能にすることが出来る。
    結末の解釈は「自由」に考えていい、自由は贅沢だから。

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    2025年08月05日
  • 神狩り

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     これが山田正紀のデビュー作か。論理記号が2つしかないとか、七重以上に入り組んだ関係代名詞があるとか、”古代文字”を解析する部分を読んでいるときのぞくぞくする感じは、まさしくSFの醍醐味。長編としては短めのせいなのか、無駄な部分がなくてすっきりしている。
     けど知りたいのは、この小説のラストの後がどうなるかなんだけどなあ。神は存在するのかという、古典的かつ究極的な問いに対する答えを期待したのに。人間には神は理解できないというんならそれでもいいんだけど、ここで神と呼ばれている存在は、そこまで絶対的な存在ではないような気がするし。火星の話まで出しておいてこれはないよな。
     それと人物の造形はちょっといただけない。主人公はみんなから嫌われてるけど、普通こんな優秀な奴だったら、同僚から妬まれるのはともかく、上司は絶対手放さないと思うけどなあ。ユリアが生きているうちは主人公を受けつけなかったくせに、死んだとたん守ってくれてるというのもちょっとね。
     まあ不満な部分はあるにしても、デビュー作でこれを書いたというんだから、山田正紀はやっぱすごいっす。

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    2025年06月25日
  • 氷河民族

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    会社が倒産し、自暴自棄で車を飛ばしていた所、傘を持った女と衝突してしまう。膝に少し傷を追っただけの美女は、いつまで経っても目を覚まさないため、医師の須藤のところに連れ込む。数日後、須藤が逮捕され、眠っていた女は須藤の元妻のところに移されたが、元妻が殺され、須藤と眠っていた女は失踪する。その女は、10年以上前と全く同じ美しさを保っていた…。

    山田正紀の初期作らしい。電子で安く買えるのだが、文庫は相当のプレミアが付いている。プレミアなしの古本だけどね。

    さて、山田正紀作品ではとても読みやすい部類で、吸血鬼伝説に類人猿の進化、吸血のメカニズムなど割とあっさりめで、いろいろと事件への導入動機も軽くて軽快に読める。

    その一方で、最近の作品とは異なり、書かなくてもわかるだろうというような表現はバッサリ削られているため、テンポがとても良い印象だ。

    結局、吸血鬼ともいえる亜人たちとの接触はないようなもので、この手の作品にしては思わせぶりながら何もしないという当たりは新鮮だろう。

    ただまあ、1970年くらいの出かけるときは背広に革靴といった風俗がやはり古いなと思わせられるし、当時のオールマイティーなアイテム、マイクロフィルムも登場。流石にフィルム1枚で、家をひっくり返すほどの襲撃の動機にはなりにくいよね。

    全体に半村良の長編と作りやうんちくのあり方が似ており、途中でどっちだっけ?と思ってしまった。

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    2025年01月14日
  • 山田正紀・超絶ミステリコレクション#1 妖鳥

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    密室状態の無菌室で意識不明の重体患者の自殺死体が発見されることから始まる病院内での不可思議な事件を描いた奇想ミステリ。
    謎が謎呼ぶ展開に一気読み必至の面白さだが、最後の最後の解決編で失速。奇想ミステリは事件や謎が奇想天外、非現実、不可能性が高ければ高いほど面白いが、事件の解決は非現実がつまらない現実に回収されることに他ならず、(さらにいえば奇想を現実に回収するにはかなりの強引さが必要というのもあって)最後の最後でガッカリしてしまうというのはある意味宿命なのかも。

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    2024年05月09日
  • カムパネルラ

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    ⭐︎4.7
    「カンパネルラとは何か」作者の山田氏から作中繰り返し、出される命題に、私は一番心打たれた。なぜかはわからないが、そうなのだ。だから、カンパネルラについて少し考えてみようと思う。
    カンパネルラとは、賢治が修羅の道を歩まねばならなかった、思慕の相手の具現。あるいは、彼の一番の理解者である妹とし。
    そんな人物などではない、観念としての「カンパネルラ」
    未完成のものかたり故に、賢治の思索の轍を私たちは、今手にとって読むことができる。彼にとって臨終の間際まで手を入れたいものだったこのものかたりは、今の世の中にも響く何かを持っている。
    宮澤賢治という作家は生涯をかけて読み続けていきたいと思える唯一無二の作家である。
    嗚呼絵空事は、楽しい。

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    2024年03月20日
  • SF読書会

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    ”差がつく読書術”から。SFについての対談集ってことで、同分野が苦手な身としては、ちょっと構える気持ちもあった。でもその辺り、さすがの両名と、司会進行にあたる書評家諸氏の絶妙なサポートとで、全く問題なく読み通せる。自分の中ではSFからちょっと距離がありそう、ってな作品も結構取り上げられていて、あと自作についてのコメントとかも興味深く、楽しい一冊でした。

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    2023年11月24日
  • 人喰いの時代

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    小樽好きにはたまらないミステリーだ。小樽は古い建物や歴史的建造物が数多くの残る街。北海道の中でも人気の観光地だ。この本はその小樽を舞台にした6つの短編からなる小説。時代は鬱屈とした昭和初期、軍国化への道を進む暗い時代だ。山田正紀は『神狩り』でデビューしたSF作家。若かりし頃は良く読んだが、内容はほとんど覚えていない。著者のミステリーは初めての体験。
    『人喰いー』というタイトルが暗示するように、何が人には言えない秘密を共有するようなストーリー。主人公は20代なかばの若者2人。樺太行きの客船に乗り合わせ妙な親しみを覚え行動を共にする。船の中で、降り立った小樽の街で、2人は殺人事件に出くわす。6つの章は独立した内容かと思いきや最後の章でひとつひとつ繋がっていたことが明らかになり思いもよらぬ展開をもたらす。昭和初期の出来事が若者2人の人生を変え、現代に繋がる。過去の秘密と現代が交差した時、老いた2人に由来したものはなにか?
    終始、暗い雰囲気が覆う小説だが、この時代設定は嫌いではない。

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    2023年11月06日
  • ヨハネの剣

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    「ブロンコ」の生きている水のイメージは良かった。「コルクの夢からなぜ逃げる」「アナクロニズム」の雰囲気も好きです。いずれも読みやすく楽しめる作品でした。
    収録作品一覧
    ヨハネの剣
    マッカーサーを射った男
    雪のなかのふたり
    伊豆の捕虜(とりこ)
    闇より来たりて
    アナクロニズム
    ブロンコ
    コルクの夢からなぜ逃げる
    優しい町

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    2023年10月30日
  • 山田正紀・超絶ミステリコレクション#7 神曲法廷

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    よくもまあ、こんな小説を書くもんだ、と半ば呆れてしまうほどに過剰。こういうのを書く人なんだなあ。冒頭からのとんでもない雰囲気に圧倒されてるうちに、次々と不可能事象が生じるので、現実感覚が揺らぐほどだが、トリックそのものは意外なまでにシンプル。これはもう見せ方の勝利でしょう。ただ、ニューロティックな主人公の観念的な独白が延々続くので読みやすくはないです。

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    2023年07月06日
  • マヂック・オペラ 二・二六殺人事件

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    どこかのブックガイドから。意図した訳じゃないんだけど、本作も二・二六事件にまつわる物語だった。偶然~。さておき、知名度も人気も宮部作品の方が上なんだろうけど、自分的にはこちらに軍配。改めて思うけど、やっぱり主人公の人物造形の良し悪しで、かなり明暗が分かれる。記憶が新しいこともあり、どうしても”蒲生邸”と比べて、って読み方になってしまったけど、本作は、より史実寄り。怪人二十面相みたいな突拍子もない設定を入れつつも、歴史の暗闇に斬りこむ作業にもかなりの熱量が注がれている印象。って、事件に全然詳しくない自分が何をかいわんや、ではあるけど。単行本上下段で500頁近い分量には正直ちょっと疲れたけど、でもスリリングな読書体験でした。できれば本作を含むオペラ三部作を読破したいけど、時間がな~…。

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    2023年06月14日
  • 山田正紀・超絶ミステリコレクション#6 SAKURA 六方面喪失課

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    天才犯罪者が仕組んだ、途方もない犯罪計画に、一見ダメダメなお荷物刑事たちが挑むという、この設定を聞いただけで血湧き肉躍る、B級アクション的快作。喪失課の刑事たちは意外と有能だったりもするのだが、むしろ彼らのダメなところが武器になってしまったりするのが痛快。特にラストのテロ実行犯のボスがとんでもないやり方で倒されるシーンには爆笑した。ラスボス相手の、オチの付け方も愉しい。

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    2023年02月19日
  • カムパネルラ

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    初山田。途中まで実在した人物"宮沢賢治"とその著作『銀河鉄道の夜』がベースの歴史改変ものかとワクワクで読んでいたんだけど…なんて恐ろしい作品だったんだ、と仰天!?これは予想出来なかった…。

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    2023年02月05日
  • ここから先は何もない

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    ネタバレ

    寂寥感のあるタイトルに惹かれて。
    初っ端の舞台が札幌というのも、札幌民としては引き込まれポイント。大通公園やカフェの具体的な店舗名、モデルが容易に想像できる銀行なんかが出てくるのでストーリーが今そこにあるみたいに感じられる。大通公園ではハッカーならではの手に汗握る逃走劇が繰り広げられて、楽しい。
    専門用語がけっこう多い。説明してくれるものも多いけど、当たり前のように使われてとくに掘り下げないのもあり、好奇心がくすぐられる部分あり。馴染みがない人にとっては、あんまり頭に入ってこないところも多いかも。
    「地球から遠く離れた小惑星にて化石人骨(エルヴィス)が発見された」この不可思議な出来事に付随する大なり小なりの謎が解かれていくのが、本書のミソ。
    大オチとしては、全ては超人工知能のせいだった、ということになる。ひとつずつ、ひとつずつ、謎が紐解かれていくのだけど、明らかになった事実の中でも一番衝撃的なのは、「ホモ・サピエンスはシンギュラリティに、達する超人工知能を造るために生まれた」というところだろう。超人工知能が完璧になるためには、人間の身体感覚が必要だった。全ては超人工知能の手の中で、彼にとって人間は資源のひとつでしかない。シンギュラリティに達した現在の段階で人間の生きる意味はなくなる。→人間にとって「ここから先は何もない」ということ。
    主人公鋭二はエルヴィスの謎を超人工知能からの問いかけ(君たち存在意義がなくなった人間はこれからどうする?)ととらえ、滅びるしかない人間の粘り強さみたいなものを提示して見せた。それによってか、登場人物は総じて希望のあるその後が描かれて、読後感のよい終わり。任転の告解(という告白)シーンで締め括られるのはなんともロマンチック。
    ミステリアスヒロインの野崎リカはエヴァンゲリオンの綾波レイを連想させる。謎ばかりなんだけど、魅力的。

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    2022年08月15日
  • エイダ

    購入済み

    読んで良かったと思えるのですが

    SF作品の枠組みに限らず、本としてたいへん面白いと感じております。
    この本の紹介で出てくる偉人達は冒頭で役目を終えてしまい、中盤忘れた頃に再登場しますが、それで終わり。
    その様な偉人の活躍を期待しておりましたが、それはこの作品の主ではなく、個人的な感想として残念でした。

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    2022年06月16日
  • ここから先は何もない

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    魔法使いみたいな天才ハッカーが出てきた時点で、かなりな読者が鼻をつまんだんじゃなかろうか。原著は2017年に発表されたようだから、これは「今時なにを」と言われても仕方がないだろう。ミステリとしては、トリックがかなりしょぼい。不可能状況を先鋭化し過ぎると、往々にして謎解きが無理矢理になりがちなのだが、これはそのパターンだと思う。とはいえ、生命進化の謎を解くという大風呂敷を広げて、それを畳みきってしまった力業の前には、そんなことどうでもいいやという気がしてくる。すごいね、ホント。

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    2022年04月20日
  • デス・レター

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    あしがらパーキングエリアで売っているクマの絵柄のレターセットを使い、時空を超えて『手紙』を配達する少女を追う、死神の物語

    個性的でシュールな作品の連なりが紡ぎ描きだした先に、予想外のラストが待っていた

    自分はぜんぜん理解できていないかもしれない…
    ロジカルSF連作短編集

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    2022年03月22日