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何だこれは?
この著者の本をはじめて読んだのだが。これは一体何なのでしょうか?はじめて読むタイプの読みもので、少々面食らいました。面白かったのですが、読み終わってポカーンとしてしまいました。
Posted by ブクログ
これが山田正紀のデビュー作か。論理記号が2つしかないとか、七重以上に入り組んだ関係代名詞があるとか、”古代文字”を解析する部分を読んでいるときのぞくぞくする感じは、まさしくSFの醍醐味。長編としては短めのせいなのか、無駄な部分がなくてすっきりしている。
けど知りたいのは、この小説のラストの後がどうなるかなんだけどなあ。神は存在するのかという、古典的かつ究極的な問いに対する答えを期待したのに。人間には神は理解できないというんならそれでもいいんだけど、ここで神と呼ばれている存在は、そこまで絶対的な存在ではないような気がするし。火星の話まで出しておいてこれはないよな。
それと人物の造形はちょっといただけない。主人公はみんなから嫌われてるけど、普通こんな優秀な奴だったら、同僚から妬まれるのはともかく、上司は絶対手放さないと思うけどなあ。ユリアが生きているうちは主人公を受けつけなかったくせに、死んだとたん守ってくれてるというのもちょっとね。
まあ不満な部分はあるにしても、デビュー作でこれを書いたというんだから、山田正紀はやっぱすごいっす。
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