陶延リュウのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ坂本龍馬を殺したのは誰か……諸説ある近江屋事件から完結までの流れが神懸かっていて、ああ……これを描きたいためにこのスピンオフを始めたのか……とさえ感じる出来栄え。
そもそも正直万次がついているのに坂本龍馬の暗殺どうするんだと思っていたけど、なるほど万次が不死なだけで剣術的にはそんなに強く無いからこそ成立する展開だし、そこに諸説ごちゃまぜにした手腕に唸らされた。
そして、龍馬を失い、決戦に挑む万次(とその相手)の心情描写を補完するかのように無印版原典の逸話やコマが散りばめられて……なんかよい……でもこれ原作者の関与が薄そう(クレジットが原作でもなく協力て)なスピンオフでやって大丈夫なの???な設 -
Posted by ブクログ
ネタバレ佐々木只三郎と思っていた人物が父の佐々木源八だったことがわかり、これからさらに強い只三郎本人登場でグダグダになるのか?と思っていたのですが、まさかそんな……
幕末ノ章はまあまあ巻ごとにクオリティのバラツキがあると思うんですが、この巻では無印の不死解明編からの設定を咀嚼し、血仙術にまつわる様々な事象について史実と辻褄を合わせつつ見事に結末を描き切った感じ。勝海舟の振舞いや小栗上野介との激論は緊張感に溢れ、歩蘭の最期(本当に最期かはぁゃιぃ……)は切なく美しく、沖田総司は上手く血仙術の設定と史実を繋いだな……という印象。
「今虫の居所が悪いので」の虫は蟲とかけた沖田の皮肉なんかなあ……。
沖田が斃 -
Posted by ブクログ
ネタバレここ数巻実はパッとしないなと思い始めた矢先、覚醒したかのような面白さ!ちょっと荒れていた絵柄もこの巻はオリジナルにより近くなり、会話のテンポやストーリーも不死解明編の頃の無限の住人ぽさが感じられとてもよかった。ほんまにちょい役で出てきた偽一の使い方も良いサービスだし、さらに原作の回収されていない描写を伏線とした肉人という新たな謎!はたまた過去の万次を知る應榮ちゃんの祖父とはいったい……歩蘭が綾目歩蘭人の曽孫ということは、原作では凛や宗理、天津、凶たちより一世代下のはずなのだがはて……該当人物いたっけ???
(以下めちゃくちゃネタバレです。)
さて、この巻一番の問題は -
-
購入済み
新章
剣対銃から始まり、前作の強者達の武器を使って圧倒する様に流石だなと
色々な武器を使いこなすのもこの漫画の見所
ブーツを履いているところもカッコイイなあと思い前作からのファンとしては安心して読めました -
-