加藤シゲアキのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「行きたくない」がテーマのアンソロジー。
いやあ。
行きたくない、分かる分かる。
住野よると奥田亜希子が目に入って購入したけど、星四つか五つか迷うくらい、どれも印象に残るお話だった。
以下、ネタバレ含む注意。
「ポケット/加藤シゲアキ」
友達が不登校になって、周りからは浮いた存在になってしまう。
そんな彼に、優しく声をかける俺、という優越感が形になる後半が面白い。
実は自分には出来ないこと、知らない世界を開いていた友達に、自分自身の狭量さを感じさせられる主人公。その描写に、青春を感じる。
「ピンポンツリースポンジ/渡辺優」
ロボットが「したくない」と言うのはオカシイ、という着眼点が -
Posted by ブクログ
ネタバレ初めて加藤シゲアキの小説を読んだ。分かりやすい文章で、読みやすかった。今作は、主人公レイジが記憶を取り戻しながら感情も再度戻していく作品であった。私は読み始めた頃に、レイジはただ大衆を喜ばせる舞台を作っているだけであり、人間に興味のない人間味のない人物であると感じていた。しかし、二十年前の記憶取り戻していく中で、ローズと徳さんとの思い出によって熱い気持ちを取り戻す成長ぶりが見応えがあった。多分、レイジにとってローズや徳さんは人生を歩む上で欠かせない火花なのだろう。後、なんとなく選挙近かったから、レイジの外観がチームみらいの安野イメージやった。徳さんは世界を変えるため尊厳のあるタヒを選択した姿に
-
Posted by ブクログ
シゲオタ
ってな事で、加藤シゲアキの『ミアキス・シンフォニー』
白い壁
わたしのともだち
断れない案件
シンボル
誰かの景色
砂の城
愛のようなもの
のシンクロ短編集。
今までのシゲアキくんの作風とはちょっと違って、前半は誰の本を読んでるのかなって❓感じじゃったけど、中盤から登場人物達の関係が繋がって来て面白くなって終盤にはホラーな感じもあったりと中々面白かったかな
シゲアキくんの本は人の内面を優しく炙り出すと言うのか、じんわりと人々の感情を伝えてくれて、こんな考えの人も居るんじゃなぁと未経験な経験値を上げてくれるような感覚になります。
色んな人が居て多種多様で、生きやすい様な生き -
Posted by ブクログ
ネタバレいや〜、もうお腹いっぱいになるほど
いろいろなトピックが詰め込まれた一冊。
「あえのがたり」を手にして以来、この作者の本を読んでみたい、そして読むならこの作品だなと思っていた。
正直言うと、ちょっと詰め込みすぎでは?とも思う。
一枚の絵から始まる物語の中に
殺人事件、戦争、戦災孤児、油田、発達障害、妖怪、禁断の地、地消地産、マスコミ、果てはパンデミックまで。(他にももっとある)
それに加えて多めの登場人物、
過去と現在が行き来し、間にトリビア的なものまで挟まれて。。
クライマックスにたどり着くまでの道のりがものすごく長く感じられた。
きっと書きたいこと、伝えたいことがたくさんあったんだろう -
Posted by ブクログ
22/32の文庫前後合わせて
大変申し訳無いがこの著者の作品自体が初読
完全読まず嫌いのスタンスだった
が、このチュベローズだけはどうも書評を見かける度にひょっとして僕好みの本なのでは
とずっと気にしていた
そして今回ついに読み終えた
始まりの情景描写地点で
あぁ、やっぱりこういう感じか、とガックリ
背伸びをしたような表現、しかもそれが展開の役に立っているわけでもなく
と思って読んでいると、ホストの世界に入る辺りから「さすがアイドル」と言わざるをえない
見事な人間関係の積み重ねの見せ方に夢中になった
始まりだけ異質過ぎないか…?ああいう表現あそこだけでした。会話に比重置いたあたりからは本当