柳広司のレビュー一覧

  • パラダイス・ロスト

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     「ジョーカー・ゲーム」シリーズ第3作。結城中佐率いる“D機関”の世界を股に掛けた暗躍が爽快。相手の一瞬の油断を過たず突く手際の良さは見事。
     アニメ版では波多野(

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    2024年08月23日
  • ダブル・ジョーカー

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    ネタバレ

     「ジョーカー・ゲーム」シリーズ第2作。スパイたちの暗躍より、対抗心・先入観・偽情報・安心感・慢心・過去等に「とらわれた」者たちの末路を中心に描いた作品を収録。

     「蠅の王」でのD機関のスパイ“西村久志陸軍二等兵”は、事情を知らぬとは言えプロの芸人 藤丸に笑わぬ目の持ち主=“笑わぬ男”として見抜かれた。果たしてこれは彼がスパイとして未熟だからか、それとも脇坂衛を誘い出す作戦の一部だったのか?

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    2024年08月18日
  • Dの魔王 from Joker game 1

    無料版購入済み

    D機関、あまりにかっこよすぎる設定だなと思いながら読んでましたが、あとがきを読んだら史実をモデルにした話だったんですね!水面下の頭脳戦、しびれました。

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    2024年07月02日
  • 太平洋食堂

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     大逆事件の詳細を知ることができる小説です。明治藩閥政府の無茶苦茶ぶり、その反面として紀州新宮の大石誠之助たちの人間的魅力が伝わってきます。
     次は、西村伊作自伝を読む予定です。

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    2024年06月07日
  • アンブレイカブル

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    ネタバレ

    面白かった。ジョカゲ人気にあやかって、スパイミステリとしてるかもしれないけど、そこまでスパイでもミステリーでもない。暗号やら偵察やら工作などのスパイ要素はあるけど、そこまでがっつりではない。

    史実と小説としてのエンタメの絡め方めちゃうま。こういうのもっと読みたい。

    「雲雀」
    小林多喜二に取材を受けるしスパイもする、というのが面白い。蟹工船読んだこと無いけど読もうかなという気持ちが強くなった。

    雲雀=小林多喜二
    P78、“谷の脳裏に、早春の空のきわめて高い場所で囀ずる雲雀の姿が浮かんだ。鷹も烏もハヤブサも、かれは少しも恐れる様子もなく、空の一角で囀ずることで春の訪れを告げる。雲雀の声を耳に

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    2024年04月10日
  • ラスト・ワルツ

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    ハマり始めて読んだが、ジョーカーシリーズでラストワルツが一番好きかもしれない。
    割と登場人物が死んでしまったり、戦時中の話なので暗い雰囲気がどうしても出てしまうが、恋愛チックな要素が入ると少し救われる気持ちになる。
    新書版を読んだ後にアニメ表紙の小説版を借りたら、パンドラが収録されていてラッキーだった。
    あまりD機関の影が見えない話だったけど…

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    2024年03月09日
  • アンブレイカブル

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    共産党員を追い詰めていく特高を描きながら、逆説的に文学や思想というものの、普遍性を感じさせる内容で、すごく良かった。

    以下、ネタバレ含みます、注意。



    「雲雀」では、小林多喜二が『蟹工船』を生み出す前夜が舞台となる。
    蟹工船の工員二人にインタビューを行うのだが、その二人は特高の息がかかったスパイであった。

    彼らは小林多喜二との会話の中で、自分たちが生きていた蟹工船という世界の異常さに気付く。
    面白いのは、エンディングだろう。
    『蟹工船』を読んだ工員の一人は、自分が語った体験を、語り以上の「ストーリー」に仕立て上げている小林多喜二と、小説そのものに、のめり込む。

    そして、「ストーリー」

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    2024年02月25日
  • トーキョー・プリズン

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    戦争の暗部を抉るミステリーの傑作。スガモプリズンでのBC級戦犯をめぐる推理が主軸でそのプロットも勿論面白いが、キョウコの語る一般市民の戦争責任が胸に響く。大本営発表を最たるものとしての報道のウソを知りつつ、イヤなことを見て見ぬふりをしたかった日本国民一人一人の責任を問うところが一番印象的だった。

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    2023年01月02日
  • ジョーカー・ゲーム

    購入済み

    旧日本軍が苦手とした諜報もの

    史実では、ゾルゲ事件や紫暗号解読など旧日本軍は諜報戦を苦手とした と 一般的に言われている。
    この小説はそこを逆手にとってこんな諜報機関があったのだ という視点で書いている。
    現在、歴史として記録に残っていないのはその諜報機関(D機関)がうまく機能したことの証拠である と空想してしまいそうなほど良くできた小説である。
    今の日本における諜報活動にも思いをはせそうな小説。

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    2022年10月03日
  • パラダイス・ロスト

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    再読。
    D機関シリーズ第3弾です。
    そして、私はこの第3弾が1番好き。
    全5編(うち2編は「暗号名ケルベロス」の前後篇)あって
    どの話もとにかくクオリティが高い。
    その中でも1番好きなのは「誤算」かな…。
    どう読んだって任務の"失敗"だと思うことの連続、
    それが全部誤算ではなく計算つくされて
    起きた事象だったという話。
    D機関のスパイ達、というか結城中佐の抜かりなさが
    度肝を抜くレベルです……。
    「失楽園」もすごくスマートなどんでん返し的話だし、
    「追跡」も信じてたものがひっくり返される。
    全編通して全く展開が読めないのが面白いんだな…
    はーーー本当大好きです。
    ジョーカー

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    2022年02月03日
  • ジョーカー・ゲーム

    ネタバレ 購入済み

    極限

    圧倒的なスリルと冷酷さにとらわれ,どんどん読み進めてしまう。
    自分とかけ離れた能力の人達が生きる,非日常の世界。
    決してハッピーなストーリーではないけれど,終わらせ方が,嫌いじゃない。

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    2020年06月26日
  • Dの魔王 from Joker game 1

    R

    購入済み

    かっこいい作品

    霜月さんが描くビジュアルとD機関のストーリーの絶妙なかけ算で、読みやすくかっこいい。
    亡国のイージスの前段を書いたC-blossomも好き。

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    2020年03月28日
  • トーキョー・プリズン

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    いったい誰が悪いのか。
    私立探偵・フェアフィールドは記憶を失った囚人・キジマとともにプリズン内で起こった毒殺事件を追う。探偵がワトソン役とは面白い。最後はちゃんと探偵も探偵するけど。
    推理小説だけど、反戦小説の色が強い気がした。
    二転三転もする展開。あの人が実は犯人では……という予想が実際そうだったときの悲しさは、予想通りだったつまらなさではなく、そうでなければ良かったのにという思いから。
    主人公がアメリカ人でも日本人でもなくニュージーランド人なので、客観的に当時の日本を見れた気がした。
    「ジョーカー・ゲーム」で興味を持った作家さんだけど、これも映像化してほしいな。ミステリとして楽しみながら、

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    2016年08月23日
  • トーキョー・プリズン

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    内容は後半失速気味。というか謎解きがかなりゴリ押しで拍子抜け。
    でも謎解き後のラストシーンはとっても好き。
    とにかくキャラクターが良くて、それだけで星4、ラストシーンでプラス1という感じ。
    個人的には柳広司作品で一番好き。
    感覚的にはライトノベルだった。

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    2015年03月04日
  • 怪談

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    ネタバレ

    読みやすくて、すぐ読んでしまいました(._.)
    元の話をよく知らないので、結末がしっかり明かされないのが、すこしもどかしいですね
    一番怖かったのは[鐘と鏡]でした
    読後感はどんよりしてるんですが、読んでて楽しかったですね

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    2014年06月10日
  • Dの魔王 from Joker game 1

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    全3巻。
    霜月さんの絵が好きでそこから見つけた漫画。
    面白かった。すんごく。
    ドキドキ。
    ジョーカー・ゲームっていう原作があるんだー。そっちも読んでみたいなぁ。


    「天皇が生きた神だと、日本人が平気で口にするようになったのはいつからか知っているか?
    …10年。
    20歳そこらの貴様にとっては大昔に思えるかもしれないが、たかが10年前のことに過ぎぬのだ。
    そのような同語反復(トートロジー)で仕込まれた今の天皇のあり方を問うて何がおかしい?
    貴様が何を信じていようが構わん。
    シャカだろうがキリストだろうがイワシの頭だろうがな…
    ただしー
    それが本当に自分の頭で考えた末に信じたものならばだ。」

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    2013年12月25日
  • Dの魔王 from Joker game 3

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    内容説明
    D機関、暗躍す。

    「Dの魔王」堂々完結巻となる本作。

    昭和13年、戦局はますます不安定な様相。
    陸軍内でも特殊諜報機関の有用性が声高に論じられる。
    必然的に陸軍諜報員養成所[D機関]の精鋭スパイ達は、
    陸軍の“闇"を担う存在としてさらなる責務を果たすこととなる。
    然して、その“闇"は、常人には、複雑で、歪で、狂気だった。
    悲しきD機関のスパイの生き様を描く第3集。


    霜月かよ子さんの絵が好きだったので3巻続けて買いました。
    原作の小説を読んだことがなかったので、絵の綺麗さからその世界観に引き込まれて読み続けたけど、スパイとしての技術や能力を魅せた1巻、彼ら

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    2013年01月16日
  • 怪談

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    まるで、いつもの挨拶を交わして一日が始まるかの様に物語の幕は開く。

    (あぁ、いつもどおりの朝じゃないのに…)
    (この後、悲劇が待ってるんだ…)

    胸はドキドキ。
    でも、物語はあくまで淡々と進んでいく。

    それぞれのタイトルからは
    お馴染みのストーリー展開と、オチをついつい想像してしまう。

    >ろくろ首 >耳なし芳一 >雪女 …

    答え合わせのように、
    現在進行形の物語の上に、解答を重ねるような読み方にはなってしまうとは思うけど…

    怪談とは不思議なものだ。
    そのうす暗い道を行くのなら、待ち受けているのは『悲劇』だとわかっていても、歩きだしてしまう。
    かつて、何度も歩いた事のあるはずの道だとし

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    2012年02月26日
  • Dの魔王 from Joker game 1

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    絵は綺麗だし、話のまとめ方も良かったです。
    凄くかっこよかったです!
    装丁も素敵です。
    キャラの視線が原作とは変えられてるのがあって、それにより予想外の展開みたいなのがちょっとなくなってしまっていたのは残念ですが、でも全体的には面白かったです。

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    2011年10月01日
  • Dの魔王 from Joker game 1

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    すごく面白い!
    ちょっと堅そうな内容かと思ったけどすんなり先に先に進む面白さ!
    スパイって少し前にロシアの美人女スパイが話題になったけど、遅れて僕も興味が湧いてきた!内容もさることながら絵もすごく上手くよかった(^^)

    BGM:☆宇多田ヒカル♪HYMNE・A・L'AMOUR(イム・ア・ラムール~愛のアンセム)ペプシCMソング!

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    2010年11月29日