柳広司のレビュー一覧

  • ジョーカー・ゲーム

    購入済み

    旧日本軍が苦手とした諜報もの

    史実では、ゾルゲ事件や紫暗号解読など旧日本軍は諜報戦を苦手とした と 一般的に言われている。
    この小説はそこを逆手にとってこんな諜報機関があったのだ という視点で書いている。
    現在、歴史として記録に残っていないのはその諜報機関(D機関)がうまく機能したことの証拠である と空想してしまいそうなほど良くできた小説である。
    今の日本における諜報活動にも思いをはせそうな小説。

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    2022年10月03日
  • ジョーカー・ゲーム

    ネタバレ 購入済み

    極限

    圧倒的なスリルと冷酷さにとらわれ,どんどん読み進めてしまう。
    自分とかけ離れた能力の人達が生きる,非日常の世界。
    決してハッピーなストーリーではないけれど,終わらせ方が,嫌いじゃない。

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    2020年06月26日
  • Dの魔王 from Joker game 1

    R

    購入済み

    かっこいい作品

    霜月さんが描くビジュアルとD機関のストーリーの絶妙なかけ算で、読みやすくかっこいい。
    亡国のイージスの前段を書いたC-blossomも好き。

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    2020年03月28日
  • トーキョー・プリズン

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    いったい誰が悪いのか。
    私立探偵・フェアフィールドは記憶を失った囚人・キジマとともにプリズン内で起こった毒殺事件を追う。探偵がワトソン役とは面白い。最後はちゃんと探偵も探偵するけど。
    推理小説だけど、反戦小説の色が強い気がした。
    二転三転もする展開。あの人が実は犯人では……という予想が実際そうだったときの悲しさは、予想通りだったつまらなさではなく、そうでなければ良かったのにという思いから。
    主人公がアメリカ人でも日本人でもなくニュージーランド人なので、客観的に当時の日本を見れた気がした。
    「ジョーカー・ゲーム」で興味を持った作家さんだけど、これも映像化してほしいな。ミステリとして楽しみながら、

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    2016年08月23日
  • トーキョー・プリズン

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    内容は後半失速気味。というか謎解きがかなりゴリ押しで拍子抜け。
    でも謎解き後のラストシーンはとっても好き。
    とにかくキャラクターが良くて、それだけで星4、ラストシーンでプラス1という感じ。
    個人的には柳広司作品で一番好き。
    感覚的にはライトノベルだった。

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    2015年03月04日
  • 怪談

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    ネタバレ

    読みやすくて、すぐ読んでしまいました(._.)
    元の話をよく知らないので、結末がしっかり明かされないのが、すこしもどかしいですね
    一番怖かったのは[鐘と鏡]でした
    読後感はどんよりしてるんですが、読んでて楽しかったですね

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    2014年06月10日
  • Dの魔王 from Joker game 1

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    全3巻。
    霜月さんの絵が好きでそこから見つけた漫画。
    面白かった。すんごく。
    ドキドキ。
    ジョーカー・ゲームっていう原作があるんだー。そっちも読んでみたいなぁ。


    「天皇が生きた神だと、日本人が平気で口にするようになったのはいつからか知っているか?
    …10年。
    20歳そこらの貴様にとっては大昔に思えるかもしれないが、たかが10年前のことに過ぎぬのだ。
    そのような同語反復(トートロジー)で仕込まれた今の天皇のあり方を問うて何がおかしい?
    貴様が何を信じていようが構わん。
    シャカだろうがキリストだろうがイワシの頭だろうがな…
    ただしー
    それが本当に自分の頭で考えた末に信じたものならばだ。」

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    2013年12月25日
  • Dの魔王 from Joker game 3

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    内容説明
    D機関、暗躍す。

    「Dの魔王」堂々完結巻となる本作。

    昭和13年、戦局はますます不安定な様相。
    陸軍内でも特殊諜報機関の有用性が声高に論じられる。
    必然的に陸軍諜報員養成所[D機関]の精鋭スパイ達は、
    陸軍の“闇"を担う存在としてさらなる責務を果たすこととなる。
    然して、その“闇"は、常人には、複雑で、歪で、狂気だった。
    悲しきD機関のスパイの生き様を描く第3集。


    霜月かよ子さんの絵が好きだったので3巻続けて買いました。
    原作の小説を読んだことがなかったので、絵の綺麗さからその世界観に引き込まれて読み続けたけど、スパイとしての技術や能力を魅せた1巻、彼ら

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    2013年01月16日
  • 怪談

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    まるで、いつもの挨拶を交わして一日が始まるかの様に物語の幕は開く。

    (あぁ、いつもどおりの朝じゃないのに…)
    (この後、悲劇が待ってるんだ…)

    胸はドキドキ。
    でも、物語はあくまで淡々と進んでいく。

    それぞれのタイトルからは
    お馴染みのストーリー展開と、オチをついつい想像してしまう。

    >ろくろ首 >耳なし芳一 >雪女 …

    答え合わせのように、
    現在進行形の物語の上に、解答を重ねるような読み方にはなってしまうとは思うけど…

    怪談とは不思議なものだ。
    そのうす暗い道を行くのなら、待ち受けているのは『悲劇』だとわかっていても、歩きだしてしまう。
    かつて、何度も歩いた事のあるはずの道だとし

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    2012年02月26日
  • Dの魔王 from Joker game 1

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    絵は綺麗だし、話のまとめ方も良かったです。
    凄くかっこよかったです!
    装丁も素敵です。
    キャラの視線が原作とは変えられてるのがあって、それにより予想外の展開みたいなのがちょっとなくなってしまっていたのは残念ですが、でも全体的には面白かったです。

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    2011年10月01日
  • Dの魔王 from Joker game 1

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    すごく面白い!
    ちょっと堅そうな内容かと思ったけどすんなり先に先に進む面白さ!
    スパイって少し前にロシアの美人女スパイが話題になったけど、遅れて僕も興味が湧いてきた!内容もさることながら絵もすごく上手くよかった(^^)

    BGM:☆宇多田ヒカル♪HYMNE・A・L'AMOUR(イム・ア・ラムール~愛のアンセム)ペプシCMソング!

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    2010年11月29日
  • Dの魔王 from Joker game 3

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    原作小説が、ここで終わっている以上、ここで終わりなのはしょーがないんだねど、もう少し続きが読みたかったなあ。多少は結末が読めなくはないんだけど、それも味として受け入れられるし。続編やっていただけないだろうか?

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    2010年08月21日
  • Dの魔王 from Joker game 2

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    面白かった!

    日本のスパイで、魔王と呼ばれるくせものと
    その人に鍛えられた部下たちの話なんだもん
    面白くないわけなーい!
    こういう騙しあい話、大好きです。

    今回のメインとなる話のからくりは、
    実は途中でわかっちゃいました。
    でも、だからつまらん、とはならないどころか、
    なんとなく、あたったのが嬉しかったぐらい。

    小説のほうも読んでみようかと思わなくもなし。

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    2010年04月02日
  • ダブル・ジョーカー

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    神出鬼没なスパイが活躍する「ジョーカー・ゲーム」シリーズ第2弾。結城中佐の過去も描かれていて、予想不可能な展開にハラハラする。

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    2026年01月18日
  • アンブレイカブル

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    お役人さんの失敗から成功まで

    短編のためサラッと読みやすい
    柳先生はやっぱり短編が楽しいかも
    饗宴も良かったけどこのくらいのボリュームの方が読後感が良い感がする!

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    2026年01月15日
  • ジョーカー・ゲーム

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    魔都が一番面白かった。
    戦前の話だと思うが、ジョーカーゲームという題名だけ見ると現代の話のように感じられるため、時代背景などがごちゃごちゃに始めはなった。
    結城中佐の過去も知りたいと思った。

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    2026年01月07日
  • ジョーカー・ゲーム

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    設定が非常に秀逸で、短編にもかかわらず各章にそれぞれ飽きさせない展開があり、楽しく読むことができました。

    時代背景とスパイの関わり、D機関の行動理念や哲学が非常に興味深く、男としてはカッコよさを感じざるを得なかったです。
    当たり前のようになんでもこなせるというところにフィクション感がありますが、やっぱりスパイには超人であってほしいので、個人的にはとてもよかったです。
    外から見ると完璧なスパイ、だけど実際の当人たちには完璧になり切れない部分があるという点も、ちゃんと人間なんだなという感じで面白かったです。

    最後まで読んで、こんな重厚な設定をこんな薄い本で終わらせられるわけないよなと、シリーズ

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    2026年01月03日
  • アンブレイカブル

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    大日本帝国が、言論統制をしてまで拡大したかった領土と権力。共産主義者を蔑視しアカ狩りを断行する。一話目は小林多喜二と蟹工船。内務省のクロサキが全編を通じて登場するが、第一話では蟹工船に乗り組んだ漁師にまんまと裏をかかれてしまう。第二話は憲兵大尉とクロサキ。本来憲兵は軍の警察として軍人を正しい方向に導く役目を負っていたのか! しかし、東条英機首相が陸軍、内務両大臣を兼ねるようになり憲兵隊は「堕落」する。小林多喜二や、最終話に登場する三木清は、良くも悪くも一途な国民性の犠牲者だった。

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    2025年12月28日
  • ダブル・ジョーカー

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    「ジョーカー・ゲーム」を越えはしなかったものの、好きなシリーズには変わりなく、短編ということもありサクサクと読めた。
    前作はD機関の人の話が多かったが、今回は誰がスパイなのか予想しながら読むのが楽しかった。
    スパイということもあり、全員が全員かっこよくやってやった!とはならず、不慮の事故やトラブルに巻き込まれることがリアリティを感じて、存在を否定出来ないなと思わせた。

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    2025年12月22日
  • パンとペンの事件簿

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    ネタバレ

    目次
    ・合言葉は”パンとペン”
    ・へちまの花は皮となるか実となるか
    ・乙女主義呼ぶ時なり世なり怪人大作戦
    ・小さき旗上げ、来(きた)れデモクラシー

    語り手のぼくは織物工場で働いていたが、工場主が変わり、労働時間が長くなったにもかかわらず賃金が下がったことなど、雇用状況の不満を訴えようとして、逆にお抱えヤクザにぼこぼこにされる。
    そこを助けてくれたのが、堺利彦をはじめとする売文社の面々だ。

    次の仕事が見つかるまで、売文社で半分居候のようになりながら、世の中のことをいろいろと勉強していく。
    世間や政府やマスコミが言うことが無条件で正しいのではなく、自分の目で見て、角度を変えて見直して、本当にそ

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    2025年12月20日