あらすじ
結城率いる異能のスパイ組織”D機関”に対抗組織が。その名も風機関。同じ組織にスペアはいらない。狩るか、狩られるか。「躊躇なく殺せ、潔く死ね」を叩き込まれた風機関がD機関を追い落としにかかるが……。
※なお、本電子書籍は、紙書籍『ダブル・ジョーカー』(単行本)をもとにしたものです。紙書籍『ダブル・ジョーカー』(角川文庫)には、掌編「眠る男」が特別収録されています。
感情タグBEST3
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・ダブルジョーカー
もう1つのスパイ機関「風機関」が登場する話。D機関を下に見ている風機関が一般人にもスパイであること見抜かれD機関にしてやられる様子はスカッとした。
・蠅の王
ほとんどD機関は話に登場せず裏で糸を引く話。そういえばD機関以外の人間の視点から書かれた話が増えたような気がする。まあそちらの方が書きやすいのだろう
・仏印作戦
これまたD機関が裏で糸を引いていた話。永瀬はD機関の人間かと思ったが有能な詐欺師で驚いた。
・柩
恐らく初めてD機関の人間の死が描かれた話。完璧超人であっても不慮の事故では命を落としてしまうようだ。だが死してなお情報を伝達するのは流石D機関の男である。が、これは佐久間や飛崎が軽蔑するところでもあるだろう。
・ブラックバード
任務には成功したが兄に、己の過去に囚われ真珠湾攻撃を察知する機会をみすみす見逃していたのだからスパイとしては失敗したのではないか。
・眠る男
まさか「ジョーカー・ゲーム」の「ロビンソン」に登場した設定、眠れるスパイ(スリーパー)が主人公とは。普段は忘れているが深層心理に任務を思い出すスイッチを仕込んでおき、必要なときに思い出させる。ロビンソンで伊沢にした事と同じだ。ほんに恐ろし機関よ
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プロローグ
あの結城大佐が帰ってくる
左手をなくした過去が明らかに
死なな、殺すな
こんなスパイ小説は、他にはない
唯一無二なのか!?
あの結城中佐が帰ってきた!
本章
『ダブル・ジョーカー』★5
馴致不能な兵卒こそ、あの“D機関”が求める
人材だ
今回も、結城中佐率いるD機関の精鋭たちが暗躍する、5つからなる連作短編及び特別収録1話の
計6つからなる物語
結城中佐の脱獄エピソードや風戸率いる風機関と
D機関との対決エピソードも素晴らしかったが
何と言っても、特別収録の“眠る男”が、
20頁足りずだったが、何とも言えぬ喜悦を憶えた!
個人的には、『ジョーカー・ゲーム』より萌えた!
そう思った!!!
エピローグ
影として生きる彼らに正義も悪もない
見えない戦いがそこにあり
ただ、任務のみが存在する
何人も彼らの存在は把握しつつも尻尾すら掴むことが出来ない
たとえ、それを捉えることが出来たとしても、
そこにあるのは、限りなく黒に近い白なのだ
いや、グレイなのか!?
よって、次は『暗殺者グレイマン』を読もう
そう思った(¯―¯٥)8v!!!
完
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D機関の対抗馬として天保銭組による諜報機関との対決の話。最前線に潜むソ連の諜報員をあぶり出す話。仏印で電信員が巻き込まれた差し押さえた蒋介石への物資横流しを阻止する話。ドイツで不審な日本人の死から日本のスパイをあぶり出そうとする独逸防諜組織の話。米国西海岸を主に活動したD機関の話。前作であった話の裏話。
と大変楽しめる内容でした
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「ジョーカー・ゲーム」シリーズ第2作。スパイたちの暗躍より、対抗心・先入観・偽情報・安心感・慢心・過去等に「とらわれた」者たちの末路を中心に描いた作品を収録。
「蠅の王」でのD機関のスパイ“西村久志陸軍二等兵”は、事情を知らぬとは言えプロの芸人 藤丸に笑わぬ目の持ち主=“笑わぬ男”として見抜かれた。果たしてこれは彼がスパイとして未熟だからか、それとも脇坂衛を誘い出す作戦の一部だったのか?
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スパイって地味だけどかっこいい、今回は風機関という軍人だけで作られたD機関みたいな新たな組織との戦いもあり、めちゃくちゃ面白かった!
存在を知られずに間接的に関わって仕向けるみたいな感じとかめっちゃ凄い、あと結城中佐の過去も少し描かれてたし、前作との繋がりが分かる話もあったりして良かった。
前作よりもワクワクドキドキが多かった!
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ジョーカーゲームシリーズ第二弾
暗躍するD機関の活躍を描いた短編集
しょっぱなの対抗組織「風機関」には苦笑
一瞬で消えたなw
結城中佐の過去についても言及があって興味深い
D機関の潜伏は見事なので、話によっては後からこの人がD機関の人間だったのか?ってなるくらいわからないw
誰がD機関か探りながら読む体験はなかなかに面白い
Posted by ブクログ
『ジョーカー・ゲーム』シリーズ第2作。『蝿の王』や『仏印作戦』などわずかにしか登場しないD機関のスパイに翻弄される人々の話が多いせいか、D機関のスパイたちの顔がますます掴みどころのない、作中で言うところの『鵺』のような存在に感じられる今作。
中には読んだ当初スパイの狙いがわからず、「?」と思った話もあったが読後少しして「なるほど、そうだったのか!」と得心がいき、そのときのスリル感が堪らない。
結城中佐の過去を知ることができる『棺』は、敵役から語られる物語だからこそ、結城中佐の覚悟やD機関のスパイたちに対する想いが浮かび上がってとてもよかった。
そしてとうとう『ブラックバード』では真珠湾攻撃が起き、日本は到底勝つ見込みのない戦争に踏み込んでいく⋯
仲根は決定的な任務の失敗、時代のうねりを通して淡々とこなしてきたはずだったスパイ活動が、兄への思慕という落とし穴に嵌ったことを知る。
日本とアメリカが開戦する中、この先どうなっていくのか。1作目のほうがスッキリ読めて面白かったが、これはこれで読み応えがある。『ジョーカー・ゲーム』シリーズはいつも読み終えるのが惜しい。
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「ジョーカー・ゲーム」を越えはしなかったものの、好きなシリーズには変わりなく、短編ということもありサクサクと読めた。
前作はD機関の人の話が多かったが、今回は誰がスパイなのか予想しながら読むのが楽しかった。
スパイということもあり、全員が全員かっこよくやってやった!とはならず、不慮の事故やトラブルに巻き込まれることがリアリティを感じて、存在を否定出来ないなと思わせた。
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1作目に引き続き、スパイ組織「D機関」がギュッと詰まった短編。1作目を超えたというわけではないが、どの話も楽しめて面白かった。結城中佐はどこに姿を現してもスマートでカッコいい。1作目につながる話も付いているので1作目を読んでから読むのがオススメ。
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柳広司さん著「ダブルジョーカー」
「ジョーカーゲーム」シリーズの第二弾になる。今回の作品も5篇からなる「D機関」に纏わる連作短編集になるのだが各編が各々独立している為とても読みやすい。
前回読んだ「ジョーカーゲーム」と展開とスタイルは変わらず特に目立った変化を感じる事はなかった。
また5篇分の物語が追加されたという感じでもう少し変化を期待してしまった。
しかし舞台が帝国陸軍内の話であるが為に前作同様、薄暗い影が作品全体にかかっており非常に不穏感漂う作風。諜報という影の部分とその薄暗い作風が絶妙にマッチしていると感じた。
短編集の為、前作でも抱いた感想だが読み応えという点では薄く感じてしまう。
あと2作品このシリーズの作品はあるのだが、連続して読むのは止めておいてまた気が向いたら読んでみようと思う。
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『ジョーカー・ゲーム』シリーズ第二弾。これまた再読。文庫本特別収録の「眠る男」は初めて読んだけど、結城中佐の化け物感が更に増した気がする。このシリーズだけでなく、柳広司の他の本もそのうち読みたい。
Posted by ブクログ
『ジョーカー・ゲーム』に続くD機関シリーズの二作目
(って、こんなシリーズ名がついているのかは知らないけれどなんとなくで書いてしまった……)
D機関という存在の特殊性ゆえに、どうしてもどんでん返しが当たり前のお話になってしまうのだけど、どんでん返しが当たり前になったうえでそこから更にどう楽しませるか、というのが徹底されていて面白かったです
この作品の話ではなく、例えば本の帯に「最後の一行まで油断できない」的な宣伝文句があるとちょっと構えて読んでしまうんですけど、『ダブル・ジョーカー』からはそんな紹介をされたとしてもそれでもなお楽しませてやるぞ!ってなもう一歩先を見据えた心意気を感じました
短編集なんですけれど、一作品ごとに楽しませ方を工夫されているなぁと
ワンパターンになりそうなの設定なのにまだまだこんなにも楽しめるのか!という別方向からの驚きも得られました
この感想を書きつつ柳先生のwikipediaを見てみたら、さらにまだ二冊のシリーズ作品が発売されているようで、どんな楽しませ方をさてもらえるのか読むのが楽しみです
……あと、D機関シリーズって名前も使われているみたいでホッとしました(笑
Posted by ブクログ
前作が面白すぎたので2作目もイッキ読み。
面白かった。お気に入りは表題作のダブル・ジョーカー。
20世紀前半の戦争しまくってた日本の思想・時代背景の描写が多くて考えさせられた。自分はあまりにも知識が無くて読み飛ばしてしまった部分もあるので勉強しようと思った。
前作を☆4にしているので☆3。残念。
Posted by ブクログ
「ジョーカーゲーム」シリーズの第二弾!
各話に登場する主人公たちの判断力、推察力、行動力すべてにただただ驚かされる。
結城中佐がかっこいい!
いつの世にも巧妙な手口で詐欺を働く輩はいるんだなぁ……
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アニメから、続きが読みたくなって購入。アニメ帯を探し求めました。内容としては前作に引き続きおもしろかったです。ただ、世界情勢の話題や良くも悪くも個性が見えない登場人物の名前が覚えられず、苦労しましたが。好きな話はテンポの良い小話から始まる「蠅の王」。「ブラックバード」はここにきて初めての任務失敗。今まで自分を見せることのなかったD機関のスパイが、兄のことで心乱される姿は新鮮でした。アニメ帯求めてちまちまと4巻まで購入したので、続編を読もうと思います。
Posted by ブクログ
再読
異能スパイ集団・D機関「ジョーカーゲーム」の続編
昭和初期に列強各国に潜らせたスパイの活躍を描く
前作が厨二的な活躍内容であったが今回はアクシデントや人間らしさが出てしまい真珠湾戦争へ
面白かった
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ダブル・ジョーカー
結城
異能のスパイ組織“D機関”を率いる中佐。
風戸哲正
大東亜物産課長。陸軍中佐。新たに秘密諜報員養成機関の設立を参謀本部に具申した。“風機関”。
白幡樹一郎
元英国大使。
森島邦雄
内通者。“D機関”に所属。
阿久津泰正
陸軍中将。
蝿の王
藤木藤丸
漫才コンビ。
十徳五郎
一人芸人。
脇坂衛
陸軍軍医。
西村久志
陸軍二等兵。
脇坂格
衛の兄。京都帝国大学法学部に在学中、治安維持法違反で検挙。留置場で肺結核を発病。家に帰って半月後に亡くなる。
K
片岡誠。陸軍大尉。
小野寺
部隊長。
脇坂勝
衛の従兄弟。
猪熊
軍曹。
赤沢
憲兵伍長。
乙倉
わらわし隊のマネージャー。
仏印作戦
高林正人
中央無線電信所に勤める。仏印(フランス領インドシナ連邦)に出張。
土屋昭信
陸軍少将。
イエン
高林がダンスホールで知り合った。
永瀬則之
高林を暴漢の手から救った若い男。陸軍少尉。
ガオ
地元の商人。
レイモンド
仏印郵便電信局の通信士。
柩
ヘルマン・ヴォルフ
大佐。対外防諜活動を担当する情報第三課課長。
オットー・フランク
マッチを拾った。
ヒトラー・ユーゲント
ヨハン・バウアー
秘書。
カツヒコ・マキ
真木克彦。美術商。
カイツ
少将。
ブラックバード
ヒタキ
仲根晋吾
マイケル・クーパーの個人秘書。メアリーと結婚。
マイケル・クーパー
石油プラント工場のオーナー。
メアリー
クーパー家の三姉妹の末娘。
ジョナサン
仲根、メアリーの子供。
ベック
警察署長。
蓮見光一
外務省二等書記官。
モグラ
二重スパイ。
眠る男
サム・ブランド
アンクル・ニック
エリー
サムの娘。
セイラ
サムの妻。エリーを出産後、回復することなく死亡した。
ヒューズ
勤務伍長。
M
英国諜報機関に籍を置くスパイの元締めの一人。
Posted by ブクログ
スパイvsスパイの知略と策謀が交錯する頭脳戦。
ただ、慣れから1作目で受けた衝撃には一歩及ばず…
それでも、この緊張感と巧妙な駆け引き、次作も読まずにはいられない。
Posted by ブクログ
面白かった。
5話+オマケ
以下ネタバレ
D機関vs.風機関
わらわし隊 モスクワ側のスパイ あんま面白くなかった
永瀬はD機関のスパイとみせかけて詐欺集団のリーダー
任務中に列車事故で事故死したスパイ 結城中佐の過去も少し 結城中佐何者よすごすぎるやろ
不運なスパイ 優秀で何事もうまくいっていたのに上記の列車事故や仲間の突然の病死が重なり、情報が届かずアメリカから逃げ遅れた 任務失敗?
おまけ
ジョーカーゲームだったか、このシリーズの最初の方にでてきた話の共謀者側の視点 最初なんの話かわからなかったけど、最後のロビンソン・クルーソーで繋がる感じ
売る
Posted by ブクログ
2024.07.29
ライバル組織 共産主義者のスパイ インドシナの無線技士 ドイツのスパイ狩り ロスの二重経歴
レディジョーカー二作目。一作目ほどのインパクトはない。
Posted by ブクログ
ジョーカーシリーズ2作目。
1作目が衝撃的な面白さだっただけに、若干物足りなさを感じたが、それでも充分楽しめた作品。
大戦前夜のスパイ達の暗躍。人間ドラマ。
ミステリ。色々な角度から読めるエンターテインメント作品。
すっかり結城中佐のファンに……!!そのせいか今回は影がちらついただけの章が多く少し寂しかったわ。個人的には蝿の王が好み。