柳広司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「メリークリスマス、ミスターローレンス!メリークリスマス!」
上記のセリフは映画「戦場のメリークリスマス」のラストシーンですが、本小説は明らかに戦メリを意識していますね(笑)
本小説のラストは戦争が終わって20年が経っており、社会情勢としては「戦後」がようやく一段落して次のステージに歩みかけてる時期なのだとおもいます。
その象徴がキョウコなのであり、キョウコに「メリークリスマス!ミスターフェアフィールド」と言わせるあたりは作者(というより兄イツオが述べていた)の「自由と責任」を体現させているようで心地よかったです。
小説の中の謎解きである、連続自死案件、キジマの戦犯容疑それに伴う記憶喪失案 -
購入済み
安定の作品
シリーズ3作目。
前2作に劣らず安定の面白さ。
残念なのは、シリーズ4作目のラストワルツが電子書籍化されていないこと。
早く電子書籍化されることを願う。 -
ネタバレ 購入済み
正体
魔王の正体がついに暴かれるか?
結局謎のまま。
D機関はどこまでも完璧だ。
圧倒的に人間離れしている。
でも最後には,人間的な部分が仄めかされるから,ほんの少しだけほっとする。 -
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Posted by ブクログ
柳さんが書く大戦前後のこの時代の日本がとても好きだ。
スーツや軍服、燕尾服や着物と様々な身なりの人々が出てくるが、どれもきちんと着こなされその情景にきちんとはまっているように感じる。
モノがなかった時代だからこそ、衣装は着る意味も含めて大切にさているように思える。
もちろんストーリーも十分おもしろい。
ところで、現在日本では安保法案に関して騒がしい。安倍総理を筆頭に政府が暴走していると言う意見もある。
もしこの法案が通り、将来的に悪法と認められた時、安倍さんは別として、与党の他の面々は罪を自覚できるのであろうか?
この小説の中にあるように『私は反対したのだが、決まってしまったものは仕方ない』と