柳広司のレビュー一覧

  • ダブル・ジョーカー

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    前作が面白すぎたので2作目もイッキ読み。
    面白かった。お気に入りは表題作のダブル・ジョーカー。
    20世紀前半の戦争しまくってた日本の思想・時代背景の描写が多くて考えさせられた。自分はあまりにも知識が無くて読み飛ばしてしまった部分もあるので勉強しようと思った。
    前作を☆4にしているので☆3。残念。

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    2025年05月14日
  • ラスト・ワルツ

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    ネタバレ

    ほとんどの話でD機関が、徹底的に影の存在として描かれており、まさに裏で周りを様々な形で操っているように感じた。

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    2021年10月17日
  • ラスト・ワルツ

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    D機関シリーズは、安定の面白さ。
    こんなに優秀な人間が揃っているのに、そこから得られた情報が、必ずしも有効利用されているわけではない。この言い訳が前作あたりから目立つようになってきたけど、これを免罪符にして、ずっと続けていけると思うけど。タイトルからして心配だけど、次作ってもう発表されているのかな?

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    2021年10月09日
  • パラダイス・ロスト

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     ジョーカーシリーズはあと1作既刊らしいが、unlimitedになかったので今作で一旦終了。今回結城中佐の過去が遂に明らかにー!?とドキドキしていたが、一筋縄ではいかず。魔王の有能ぶりが再確認され、格好良さが跳ね上がっただけだった。
     最後の中編「暗号名ケルベロス」でスパイの人間味が垣間見え、恐らく同じ人物は出てきていないだろうはずだが、どのスパイたちもどんどん好きになっていく。
     これは実写化というよりアニメ化が最適、と思っていたら、しっかりアニメ化されているらしいので機会があれば観てみたい。

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    2021年10月03日
  • パラダイス・ロスト

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    これまでの作品と比べると、D機関の人物が仮面を被っていない面での描写が多く、新鮮味があるなと感じると共に、どこまでも影の活躍に徹しているのだなと感じた。

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    2021年10月02日
  • ゴーストタウン 冥界のホームズ

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    冥界のベーカー街221B。骸骨紳士ホームズ&黒犬ワトスンが再び教授と対決。異形が繰り広げる謎解きファンタジー。「最後の事件」から「空き家の冒険」の間で名探偵は何をしていたのか。医者と妻に何があったのか。私は英国グラナダ版ドラマ視聴者に過ぎないけれど、それなりに楽しめた。二番手助手な猫カトー氏が有能すぎて、途中までワトスン先生の存在意義に不安を覚えたものの、杞憂に終わって一安心。おかえりホームズ!

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    2021年09月25日
  • ゴーストタウン 冥界のホームズ

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    久々の柳広司さんの新作。
    文庫書き下ろし、「竹清仁原作」ってあって、今までと違うし、なんだ?って思ったけど、あとがきを読むとその理由が分かる。色々、あるんスね。

    映像化しても、全然面白い作品だと思います!

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    2021年08月29日
  • ラスト・ワルツ

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    例えば「特急アジア号」の描写がよく書き込まれていたり、独ソ不可侵条約で平沼内閣が総辞職したエピソードなどのあまり知られていない(知らないのは僕だけかもしれんが)歴史的事実が書かれていたりするのが、とてもその当時のことをリアルに感じることができて勉強にもなるのが、読んでいてワクワクする。柳広司作品をもっと読みたいと思う所以である。

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    2021年08月14日
  • パラダイス・ロスト

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    D機関で養成されたスパイたちの物語第3弾。毎回いろんな切り口で語られて斬新。飽きることはない。もっともっと読みたいって思う。そう思えるのは根本に「死ぬな、殺すな」があるからやと思う。決してそこを逸脱はしないってところが凄い。

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    2021年08月14日
  • ジョーカー・ゲーム THE ANIMATION 1巻

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    コミカライズだから、アニメと同じだろうと高を括って読み出したらアニメになかった小話も挟まれていて楽しかった!

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    2021年04月07日
  • パラダイス・ロスト

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    ネタバレ

    スパイミステリー第3弾。島野君好き。。。( *´艸`)♡
    各話アニメでは省略された箇所や、設定の違いがあって、面白い。

    D期間のお決まりの説明があるのだけど、定型化している詳細そのままを他国の軍人やスパイ(ケルベロスの場合は初級レベル)が把握している点が納得いかない。養成課程が他国にバレバレでいいのかな?

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    2021年02月20日
  • パラダイス・ロスト

    購入済み

    安定の作品

    シリーズ3作目。
    前2作に劣らず安定の面白さ。
    残念なのは、シリーズ4作目のラストワルツが電子書籍化されていないこと。
    早く電子書籍化されることを願う。

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    2021年02月16日
  • パラダイス・ロスト

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    「ジョーカーゲーム」第3弾。
    いつも通り、各エピソードに分かれてる。
    D機関のメンバーのそれぞれの活躍が。
    D機関って団体やけど、スパイは集団行動ではないので、各エピソードになってまうな。
    たまには、大作戦みたいなので、集団行動して欲しいとは思う。
    そもそも、超優秀やけど、強烈な個性の固まりなんで、集団行動不向きかも?
    今回は、結城中佐の出自を明らかに!…でも、予想通り、既に手は打ってあって返り討ち…
    別にスパイでなくても、何事も最悪の事態を想定して動かないとね!
    リスクヘッジやね。
    D機関の一人勝ち(^_^)v

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    2020年11月24日
  • パラダイス・ロスト

    ネタバレ 購入済み

    正体

    魔王の正体がついに暴かれるか?
    結局謎のまま。
    D機関はどこまでも完璧だ。
    圧倒的に人間離れしている。
    でも最後には,人間的な部分が仄めかされるから,ほんの少しだけほっとする。

    0
    2020年11月12日
  • 『ジョーカー・ゲーム』の謎

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    実在していたスパイの話や中野学校についての話など盛りだくさんで楽しめました。
    またシリーズを再読したくなります。

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    2020年08月05日
  • トーキョー・プリズン

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    GHQが接収した東京拘置所(当時)内で、収監された戦犯と別件調査でニュージーランドから来日した探偵を組み合わせた、異色探偵小説。米軍を中心とした占領軍と、東京裁判を迅速に結審させようとする思惑の中で、キーマンとなるキジマが安楽椅子探偵のような役回り。最後は、キジマの帝国軍人のメンタリティというステレオタイプな結末でなかったことは良かったが……決してハッピーエンドではないのは、著者の真骨頂かも知れない。

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    2019年07月12日
  • Dの魔王 from Joker game 1

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     1-3まで(つまり全巻)読破。
     原作は読みたいだが、なんとなく原作に忠実に、作画担当の持ち味が出ている気がする。
     原作を理解し消化できている印象。 

     根っからの陸軍軍人がスパイに対して、
    「そんな卑劣なことは必要ない。天皇陛下がついているのだから我々の力をもってすれば敵を殲滅できる!」みたいなスゴい精神論を展開していましたが、なんか当時ありそうだな…と感じてしまいました。

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    2018年12月22日
  • トーキョー・プリズン

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    柳さんが書く大戦前後のこの時代の日本がとても好きだ。
    スーツや軍服、燕尾服や着物と様々な身なりの人々が出てくるが、どれもきちんと着こなされその情景にきちんとはまっているように感じる。
    モノがなかった時代だからこそ、衣装は着る意味も含めて大切にさているように思える。
    もちろんストーリーも十分おもしろい。
    ところで、現在日本では安保法案に関して騒がしい。安倍総理を筆頭に政府が暴走していると言う意見もある。
    もしこの法案が通り、将来的に悪法と認められた時、安倍さんは別として、与党の他の面々は罪を自覚できるのであろうか?
    この小説の中にあるように『私は反対したのだが、決まってしまったものは仕方ない』と

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    2018年11月11日
  • 怪談

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    怪談をモチーフにしたミステリー短編集。
    最後の最後でホラーテイストを出してくるの好きだなー。面白かった。

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    2017年10月23日
  • トーキョー・プリズン

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    柳広司『トーキョー・プリズン』角川文庫。

    巣鴨プリズンを舞台にしたミステリー。

    探偵役を演じる記憶を失った捕虜のキジマの不思議な魅力と奇抜な設定。柳広司らしい作品だと思う。

    反面、策に溺れた感のあるスッキリしない結末は如何がなものか。

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    2017年10月04日