柳広司のレビュー一覧

  • Dの魔王 from Joker game 3

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    内容説明
    D機関、暗躍す。

    「Dの魔王」堂々完結巻となる本作。

    昭和13年、戦局はますます不安定な様相。
    陸軍内でも特殊諜報機関の有用性が声高に論じられる。
    必然的に陸軍諜報員養成所[D機関]の精鋭スパイ達は、
    陸軍の“闇"を担う存在としてさらなる責務を果たすこととなる。
    然して、その“闇"は、常人には、複雑で、歪で、狂気だった。
    悲しきD機関のスパイの生き様を描く第3集。


    霜月かよ子さんの絵が好きだったので3巻続けて買いました。
    原作の小説を読んだことがなかったので、絵の綺麗さからその世界観に引き込まれて読み続けたけど、スパイとしての技術や能力を魅せた1巻、彼らと関わる人々の心のあり方や、そこに生まれる切なさややるせなさを描いた2巻、そして彼らの行く末とそれぞれの抱える心と結末を描いた3巻。それなりに描ききっていたと思います。
    人が人として生きることに大変だった時代。
    戦地に赴いていく人々と同じように、陰で暗躍した彼らもまた、人であったという終わり方に感動しました。

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    2013年01月16日
  • Dの魔王 from Joker game 1

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    絵は綺麗だし、話のまとめ方も良かったです。
    凄くかっこよかったです!
    装丁も素敵です。
    キャラの視線が原作とは変えられてるのがあって、それにより予想外の展開みたいなのがちょっとなくなってしまっていたのは残念ですが、でも全体的には面白かったです。

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    2011年10月01日
  • Dの魔王 from Joker game 1

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    すごく面白い!
    ちょっと堅そうな内容かと思ったけどすんなり先に先に進む面白さ!
    スパイって少し前にロシアの美人女スパイが話題になったけど、遅れて僕も興味が湧いてきた!内容もさることながら絵もすごく上手くよかった(^^)

    BGM:☆宇多田ヒカル♪HYMNE・A・L'AMOUR(イム・ア・ラムール~愛のアンセム)ペプシCMソング!

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    2010年11月29日
  • Dの魔王 from Joker game 3

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    原作小説が、ここで終わっている以上、ここで終わりなのはしょーがないんだねど、もう少し続きが読みたかったなあ。多少は結末が読めなくはないんだけど、それも味として受け入れられるし。続編やっていただけないだろうか?

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    2010年08月21日
  • Dの魔王 from Joker game 2

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    面白かった!

    日本のスパイで、魔王と呼ばれるくせものと
    その人に鍛えられた部下たちの話なんだもん
    面白くないわけなーい!
    こういう騙しあい話、大好きです。

    今回のメインとなる話のからくりは、
    実は途中でわかっちゃいました。
    でも、だからつまらん、とはならないどころか、
    なんとなく、あたったのが嬉しかったぐらい。

    小説のほうも読んでみようかと思わなくもなし。

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    2010年04月02日
  • ジョーカー・ゲーム

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    スパイ機関、通称「D機関」をめぐる連作短編集。
    スパイの生き様が美しいところが良くて面白かったんだけど、短編集…だからかうまく入り込めず。続きを読むかはちょっと迷う。

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    2026年10月25日
  • パラダイス・ロスト

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    ジョーカー・ゲーム第3弾。 誤算。失楽園。追跡。暗号名ケルベロス前後編。5篇を収録。誤算。追跡。暗号名ケルベロスはアニメ化されてますがアニメとはちょっと違うのでこれはこれで楽しめます。 長くなく短過ぎず。テンポ良くてサクサク読めます。

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    2026年10月23日
  • ラスト・ワルツ

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    ネタバレ

    『ジョーカー・ゲーム』シリーズ第4巻。これが最終巻だというのが信じられないし、読み終えてしまうのが本当に惜しかった。まだまだ続いてほしい。
    今回好きだったのは『ワルキューレ』と『舞踏会の夜』。
    『ワルキューレ』はこんな大立ち回りや軽々しいことを平気でやるスパイがD機関⋯?と思わせつつ、ラストで海軍のスパイだと明かされるのが痛快だった。D機関のスパイはほんの少し顔を覗かせる程度だが、それがまた新鮮だと感じたし、私情に流されやすい主人公のキャラクターも微笑ましかった。
    暗躍するD機関のスパイたちの話もいいが、謎に満ちた結城中佐の背景も知りたいところ。そういう意味では、『舞踏会の夜』は読み応えがあった。一方的に想われるだけとはいえ、結城中佐に恋⋯?と思いながら読んでいたが、まさか主人公もスパイ(の真似事とは書いてあるが)だったとは。結局心理戦で、結城中佐の人間味を感じる一面を垣間見たような見なかったような。昔のことは流れ去り、何もかも変わったと思っていた主人公の顕子は、結城中佐との再会により自分の本質は何も変わらず昔と同じことを繰り返しているに過ぎないと気づく。価値観の変化も自然かつ鮮やかで、それすらも結城中佐に仕組まれていた、というのはさすがはD機関。始終引きこまれて読んだ。
    第2巻で迎え、物語の佳境でもあり運命の転換点でもある真珠湾攻撃だが、その後のD機関の話も気になる。しかし作中にもある通り、戦争が始まればスパイの役目は終わりということだろうか。とにかくまだ私は『ジョーカー・ゲーム』に未練たらたらだ。今年読んだ本の中で、最高に興奮するミステリーだった。

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    2026年10月10日
  • パラダイス・ロスト

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    ネタバレ

    『ジョーカー・ゲーム』シリーズ3冊目。
    だんだんD機関のスパイの凄腕さに慣れてきて、「D機関ならこんなヘマはしないだろう」とか「D機関なら記憶喪失になっても深層意識や体に叩き込んだあれこれでなんとかするだろう」などと考えながら読むようになり、自分の中でだんだんD機関のスパイに求めるレベルが上がっていくw
    今回面白かったのは『追跡』。私もアーロン・プライスの視点にシンクロするように、結城中佐の過去が暴かれていく様子にわくわくするのだが(⋯こんなすんなり過去がわかるように結城中佐がしておくか?という気もするけれど)、そのぶんラストにはあっと驚かされた。結局何もわからないのか⋯面白かったような、少しがっかりしたような。でもこの一連の謎解きが、一人のスパイの自尊心をへし折り引退を導くというかけひきが凄い。始終ハラハラしながら読んだ。

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    2026年10月06日
  • パラダイス・ロスト

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    今作も面白い、記憶喪失になったスパイの話や、結城中佐の過去を調べようとする者の話などがあったが「失楽園」が1番良かった、結末を知った時に、えぇ…こんなことできるの?と驚いた、そして最後の中編でのセリフ「解かれた謎は謎を解いたものに責任を突きつける」というセリフを読んで、普段ミステリーを読んでる自分は色々と考えさせられた。

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    2026年10月05日
  • パンとペンの事件簿

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    第一次大戦に向かう頃の日本の話。
    社会主義にかかわる話。

    ふつうの小説のつもりで読んでいたけど、
    日本史で聞いた名前がチラホラでてきて
    おや?っとなった。
    ノンフィクションではない
    と最後に書かれていたので、
    主人公は架空の人物で
    時代背景は事実に即したものなのだろう。

    最近、第二次大戦の本を読んでいたので
    そこに至る日本の流れに興味があったが
    明治維新から日清、日露、第一次大戦への
    国内の様子が描かれていて勉強になった。

    官憲がいた時代、社会主義も危険視されていたが
    民主主義もまだまだで
    今の世の中からしたら想像できないくらい
    恣意的に逮捕されたりしていたんだなと感じた。

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    2026年10月03日
  • ダブル・ジョーカー

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    スパイって地味だけどかっこいい、今回は風機関という軍人だけで作られたD機関みたいな新たな組織との戦いもあり、めちゃくちゃ面白かった!
    存在を知られずに間接的に関わって仕向けるみたいな感じとかめっちゃ凄い、あと結城中佐の過去も少し描かれてたし、前作との繋がりが分かる話もあったりして良かった。
    前作よりもワクワクドキドキが多かった!

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    2026年10月02日
  • ラスト・ワルツ

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    ジョーカーゲームシリーズ第四弾
    D機関の様々な活躍っぷりを見てきた最終巻
    スパイと言ってもいろいろだ。
    所属によっては逃れられない運命もあるのだろうか
    公爵令嬢のロマンスの話はよかった。
    約束を果たした上にすべて回収し丸くおさめたところが素晴らしい。
    打って変わって警部の過去には戦争というものを色濃く感じた。殺人事件と比べて戦争の死には理由がないという言葉は重い。
    またアニメも見たくなってきた

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    2026年09月30日
  • パラダイス・ロスト

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    ジョーカーゲームシリーズ第三弾
    前に自白剤を飲まされても表層意識しか吐露しないように訓練されてるD機関のメンバーの話があったが(ホントかなぁなんて思ったものだけどw)今回は記憶喪失、しかし染み付いた危機回避能力を発揮してスカウトされちゃうなど
    結城中佐の生い立ちを追った「追跡」はいよいよ彼の本質に近付けるとのめり込んでいたけどしてやられたw
    「暗号名ケルベロス」いつも心がない・見えないほどのクールなD機関メンバーだが人間的一面を見せた回
    南の島で子育てする人生も悪くないか~

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    2026年09月25日
  • ダブル・ジョーカー

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    ジョーカーゲームシリーズ第二弾
    暗躍するD機関の活躍を描いた短編集
    しょっぱなの対抗組織「風機関」には苦笑
    一瞬で消えたなw
    結城中佐の過去についても言及があって興味深い
    D機関の潜伏は見事なので、話によっては後からこの人がD機関の人間だったのか?ってなるくらいわからないw
    誰がD機関か探りながら読む体験はなかなかに面白い

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    2026年09月24日
  • ダブル・ジョーカー

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    ネタバレ

    『ジョーカー・ゲーム』シリーズ第2作。『蝿の王』や『仏印作戦』などわずかにしか登場しないD機関のスパイに翻弄される人々の話が多いせいか、D機関のスパイたちの顔がますます掴みどころのない、作中で言うところの『鵺』のような存在に感じられる今作。
    中には読んだ当初スパイの狙いがわからず、「?」と思った話もあったが読後少しして「なるほど、そうだったのか!」と得心がいき、そのときのスリル感が堪らない。
    結城中佐の過去を知ることができる『棺』は、敵役から語られる物語だからこそ、結城中佐の覚悟やD機関のスパイたちに対する想いが浮かび上がってとてもよかった。
    そしてとうとう『ブラックバード』では真珠湾攻撃が起き、日本は到底勝つ見込みのない戦争に踏み込んでいく⋯
    仲根は決定的な任務の失敗、時代のうねりを通して淡々とこなしてきたはずだったスパイ活動が、兄への思慕という落とし穴に嵌ったことを知る。
    日本とアメリカが開戦する中、この先どうなっていくのか。1作目のほうがスッキリ読めて面白かったが、これはこれで読み応えがある。『ジョーカー・ゲーム』シリーズはいつも読み終えるのが惜しい。

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    2026年09月08日
  • ジョーカー・ゲーム

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    どんでん返しとか伏線回収とかそういった類いの作品です!
    ただ、え〜!!という驚愕よりもはぁ〜、そういうことね~という感嘆が占めます。
    変な感想ですが名探偵コナンではなく刑事コロンボみたいな感じです笑

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    2026年09月06日
  • 虎と月

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    ネタバレ

    山月記の李徴子は官職を辞して詩人になるも、上手くいかず虎になったという超有名な話を再構成した謎解き。
    主人公の李徴子の息子。
    李徴の詩が、イマイチ韻が踏めておらず下手みたいな評は見たことがあるけど、それすら逆に取り込んでいるのも面白かった。
    李徴は少女を守るために「虎」のように戦って死んだのかぁ、と思わせてからの猛虎の登場も良かったね。

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    2026年08月28日
  • パンとペンの事件簿

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    オーディブル先行作品だそうで、
    ちょっと読みづらい?と感じたのは、そのせいかも。
    明治時代が舞台だけれど、昔の話って感じかしない。
    むしろ今の時代への警告を大いにはらんでいると感じた。考えさせられた。
    多角的に物事を見ること。
    大切だけど難しいなあ。

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    2026年08月26日
  • パンとペンの事件簿

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    大正時代を舞台に、実在したとされるライター集団「売文社」のもとに集まる様々な事件を解決していくミステリ短編集。程よく効いた風刺と語り口の軽快さが小気味の良くサクッと楽しめる一編だった。

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    2026年07月28日