柳広司のレビュー一覧

  • ラスト・ワルツ

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    D機関シリーズ最終作。
    シリーズ通して言えることですが、
    これを読んでしまったら他のスパイ小説が
    読めないんじゃないかと思うほどの完璧さ…。
    これまでの3作と比べると、
    派手さはないけどひたすらD機関のスパイ達を
    陰に徹した役割で描かれてる。
    アジア・エクスプレスはアニメ化作でもあり、
    やっぱり映像にすると見栄えがあるんだよなぁ。
    『ジョーカー・ゲーム』から始まり、
    最後まで結城中佐の魔王の貫禄には驚かされました…
    最高ー!!
    D機関シリーズが、こういうシリーズもので一番好きです。

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    2022年02月06日
  • ゴーストタウン 冥界のホームズ

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    トリックというよりは物語として楽しむミステリーな感じがします。
    ホームズとワトスンの掛け合いが軽快です。

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    2022年01月28日
  • ゴーストタウン 冥界のホームズ

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    滝壺に落ちてから生還するまでの間に起きたことを創作したホームズの話。

    まさかのゴーストタウンへの転生。骸骨紳士のホームズと犬のワトソン、蜘蛛のモリアーティなど、通常の転生ではない展開で繰り広げられる、ホームズVSモリアーティです。

    シャーロック・ホームズは映画などで少し知っている程度で、本は1冊くらいしか読んだことなかったなぁと思い、今後読んでみたいです。

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    2022年01月06日
  • トーキョー・プリズン

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    結局キジマは狂気の男であり、もしかすればフェアフィールドがキジマだったかもしれない。
    戦争の持つ紙一重を描いたサスペンスドラマだった。

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    2021年11月30日
  • パラダイス・ロスト

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    ネタバレ

    過去二作と比べると、華麗さがないように感じました。
    また、誤算で「結城中佐の気配を借りた」ってそれはちょっと・・・と感じてしまいました。

    ただ、失楽園や暗号名ケルベロスなど、今回も読み応えがある作品でした。

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    2021年10月28日
  • トーキョー・プリズン

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    戦争によって狂わされた人間を、ミステリー仕立てで描写する。それ以上に日本がなぜ戦争(日中戦争〜太平洋戦争)に突き進んだのか、その責任はどこにあるのか? さらに言えば戦争を選択した政府を国民はなぜ指示したのか? これを小説家として描きたかったのかな? 作中、「国民全員が騙されていたんだ、判断ができなかったんだ」という台詞が出てくるけど、これじゃアイヒマンと一緒で、アーレントじゃないけど、日本人はこの世に存在は許されないってことになるよなぁ。しくしく。

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    2021年10月26日
  • ゴーストタウン 冥界のホームズ

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    崖から落ちたホームズがどうやって戻ってきたのか、というフィクション。確かにワトソンはいつの間にか結婚して、いつの間にか奥さんいなくなってたのは不思議ではあったのだけれども。

    ホームズは今でも人気のあるコンテンツだよなぁとしみじみ思いました。時々読み返すと、引き込まれますしね。

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    2021年08月22日
  • トーキョー・プリズン

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    柳広司作品には通底するものがあって、僕はそこに惹かれている。この作品を読んで自分の嗜好で再確認できたことがあった。それは謎解きのあるミステリーがあまり好きじゃなかったってこと。その前に人間が描かれていなかったら面白くない。だからと言ってこの作品で人間が描かれていなかったという訳ではないが、物足りなさを感じた。巣鴨プリズンを舞台にするなら、柳さんが描く広田弘毅をいつか読みたい。

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    2021年08月22日
  • ゴーストタウン 冥界のホームズ

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    ネタバレ

    私はシャーロキアンではないので、ごく普通の感想になります。

    空白期間をこうした物語にするところが上手いなぁ。

    私は面白かったし、楽しかったです。

    本当に映像化されるなら、ぜひ観たいです。

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    2021年07月31日
  • パラダイス・ロスト

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    今回は魔王の存在感がちょっと薄くて残念だったかなー。D機関を通して見る日本政府がダメっこすぎて、とても生々しい

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    2021年06月14日
  • パラダイス・ロスト

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    段々、トリックというか、工作対象の身の隠し方とかがお粗末に見えてきてしまったがD機関にしろ相手方にしろ、スパイって大変…。現代もいるんですよねぇこういうのを生業としている方々が…と思うと少し怖くなってくるけれど、やっぱり純粋に読み物として楽しかった。

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    2021年04月19日
  • トーキョー・プリズン

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    面白かった
    東京裁判で裁かれる者たちが拘留されている巣鴨プリズンを舞台にした物語。

    主人公はそこに拘留されているキジマ。
    キジマは戦時中に捕虜を虐待した容疑で拘留されていますが、その戦時中5年間の記憶がありません。
    キジマの虐待行為に対する様々な証言
    キジマは本当に捕虜を虐待していたのか?

    また、頭脳明晰で何度も脱獄を繰り返す変わりモノ。
    そして、プリズン内で発生した服毒死事件の謎を追っていく事になります。

    その相棒となるのが知人の情報を得るためにニュージーランドから来日した私立探偵のフェアフィールド。

    プリズン内の人間関係、事件の真相、さらにはキジマの5年間の捕虜虐待の真相と、様々な

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    2019年05月25日
  • トーキョー・プリズン

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    舞台は巣鴨プリズン。戦犯達を裁くための拘置所。
    現在池袋サンシャインの旧跡だ。
    戦時中に消息を絶った知人の情報を得るため巣鴨プリズンを訪れた私立探偵。
    調査交換条件に、囚人貴島の記憶を取り戻す任務を命じられる。
    貴島なる囚人は恐ろしく頭脳明晰だが、戦争中の記憶が失われており...
    拘置所内で立て続く服毒殺人事件の果てに...

    一冊のミステリとして面白いことは間違いないが、戦争における正義、責任、国による文化的差異、教育の脅威、その示唆は実に富む。
    本書の一節に、戦時中の日本における当時の国民性が実に端的に表されている。
    女:「誰?誰が私の子供を殺したの!」
    亡者達が女の周りに集まり、犯人

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    2018年11月26日
  • トーキョー・プリズン

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    ジョーカーゲームで柳さんの世界観にどっぷりとハマり、こちらも読んでみることに。
    読んでいても暗い雰囲気が映画のように頭の中に流れ込んできました。
    だからといって、戦争小説のように重すぎるわけではなくバランスがいい作品に感じました。
    そして、フィクションながらも実在した人物や巣鴨プリズンなど実在した場所も作品のに登場し、少しリアリティも感じながら読み進めたり…となかなか面白かったです。
    また、敗戦国の庶民にもスポットを当てており、戦後の苦しい日本の生活などが少し垣間見れた気がしました。
    バラバラであったピースが集約していくのが爽快。
    ただ最後のオウムのトリック…無理ない…?と感じてしま

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    2017年11月12日
  • トーキョー・プリズン

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    結末はかなり面白かった!でも、そこに行き着くまでがなんとも言えないグダグダ感。。
    なんだかどっと疲れた(ー ー;)

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    2017年10月18日
  • トーキョー・プリズン

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    戦争の模写があるので若干残酷な表現も随所に見られるが、基本的には読みやすいので、どんどん読み進んでしまったナリ。

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    2016年08月21日
  • トーキョー・プリズン

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    ジョーカーシリーズ程はのめりこめなかった。
    戦時中という特殊な環境下だと人は変わってしまうこともあるかもしれない。謎を追ってる途中までは楽しく読めたけど、真相含めなんだか後味が悪いままだった。だけど、やはり女は強いなぁ。
    表紙の男は、キジマかな?

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    2016年07月25日
  • トーキョー・プリズン

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    トーキョープリズンってなんぞや?と思って本を開いたとたん巣鴨プリズンのことだとすぐに発覚。

    この著者の作品はジョーカーゲームを先に読んでいたので、エンターテイメント性が強いものを想像していたため途中から様子が違うことに気づいて戸惑いましたが、事件の謎、キジマの記憶、クリスの行方が気になり一気に読めました。
    BC級戦犯の裁判についてはもやっとするし、トリックや動機はいまいちはまらなかった。
    でも大団円ではないけれど、この終わり方は好き。
    そしてキジマのキャラがいい。
    探偵役は奇人変人じゃなくちゃ!

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    2017年08月15日
  • トーキョー・プリズン

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     太平洋戦争の戦犯たちが収監される巣鴨プリズンを舞台としたミステリー。

     柳作品はこの本で4冊目ですがなんというか惜しい作品だなあ、という印象。

     巣鴨プリズンで起こった連続毒殺事件、記憶を失った囚人と提示される謎はとても魅力的。また記憶を失った捕虜のキジマが探偵役でもあり、また彼の記憶が物語の中心にもなるわけですが、キジマのキャラが魅力的。危険な雰囲気やミステリアスな雰囲気が漂っていてなんとも言えないカッコ良さがあります。

     そしてテーマとして天皇の戦争責任や原爆の被爆者、そして戦争から浮かび上がる人間の闇にも踏み込みます。

     とまあ、魅力的な点も多いのですが、ミステリのトリックがか

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    2015年09月03日
  • トーキョー・プリズン

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    本書を読んで、著者の「ジョーカー・ゲーム」での化けっぷりがいかにとんでもなかったかを実感。本作、やりたいことは分かるんだけど詰め込み過ぎ。結果としてどれも丸く収まってない気がする。東京大空襲・原爆・二世問題・戦時中の日本の空気、それらをマトモに問題として書いたうえでミステリとしても傑作、なんてことは起こり得ないと思うので、以降の方針転換は大正解。

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    2015年07月19日