柳広司のレビュー一覧

  • ゴーストタウン 冥界のホームズ

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    ある朝、ベーカー街221Bで目覚めたワトスンは愕然とした。宿敵モリアーティ教授とともに滝壺に消えたホームズが、骸骨の姿で目の前に現れたのだ。しかも自分は犬の姿。そこはなんと、"死者の街"だった…。
    ホームズが骸骨!?設定が奇抜ではありましたが、なかなかどうして面白かったです。

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    2023年09月02日
  • ダブル・ジョーカー

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    ジョーカーゲームの続編。前回と異なり4/5はD機関周辺から見た物語。今回も面白かったが前回ほどの昂奮はなし。

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    2023年07月02日
  • ラスト・ワルツ

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    ジョーカーゲーム第4弾。戦況は、日本にとってかなり悪い方向に進んでいる様子。D機関のスパイ達が集めた情報も軍部では、上手く利用されていない状況のようだ。それでも彼らは、与えられた任務を完遂する。
    今回は、事件舞台が華やかな感じ。当時の文化がうかがわれる。
    「ワルキューレ」
    ドイツ映画界を巻き込んだ、ドイツとの危機回避。なんとなく派手目なスパイだなと思っっていたら、海軍のスパイが主人公でした。
    「舞踏会の夜」
    戦況悪化でこれが最後となるだろう仮面舞踏会。
    華族出身で陸軍中将の妻の女性は、自由奔放、夫とは仮面夫婦。長年の想い人との再会を、舞踏会に夢見る、って話かと思ったら、退屈しのぎの愛人とのスパ

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    2023年06月02日
  • ダブル・ジョーカー

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    D機関は軍隊にとって異質なもの、「死ぬな」「殺すな」と教えられていた。それ故に、軍隊に馬鹿にされていたが、それとは反対にD機関は優秀さと実体のなさが際立っていた。
    最期までスパイとして生きた真木と、完璧にはなれなかった仲根。完全、完璧、絶対が無いのが人間味があり良い作品だった。

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    2023年03月18日
  • ラスト・ワルツ

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    「D機関」と呼ばれる秘密スパイ組織の短編集。

    最初のアジア・エクスプレスがTHEスパイ物語って感じでした。
    スパイは目立っちゃダメですよね。なんてことない普通の人がスパイに向いてますもんね。
    映画や漫画でイメージが派手な印象だけど、ほんとはそんなんじゃないのが真実。

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    2023年03月09日
  • トーキョー・プリズン

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    舞台は終戦直後の巣鴨プリズン。
    主人公のニュージーランド人探偵が人探しのためにプリズン内の調査権と引き換えに戦犯である貴島の記憶の回復を命じられる。
    貴島は頭脳明晰な脱獄の常習犯、捕虜虐待の罪で捕らえられているが事故が原因で戦争中の記憶がない。
    折しもプリズン内で発生した連続変死事件を主人公と貴島が謎を解く。
    頭脳明晰でクールな貴島は本当に捕虜虐待を行った戦犯なのか・・・

    サラッと読めて面白かったです。
    変死事件の謎解きはストーリーの本筋ではないのでご愛嬌の感じ。
    貴島とシャーロック・ホームズを重ねたミステリー仕立てのストーリーとは別に、著者の語りたい「戦争]「戦後」「敗戦国」「原爆」「米国

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    2023年02月18日
  • ジョーカー・ゲーム

    匿名

    購入済み

    登場するスパイ達がみんな魅力的でカッコイイ!
    フィクションで広く描かれるスパイ像とは一味違うのもまた興味深い。
    ストーリーのテンポもよく、短編集なので一気読み必至の作品。

    #カッコいい

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    2023年02月13日
  • はじまりの島

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    しばらく積んでいた本をようやく読めました。
    ダーウィンのお話というか、ある意味密室殺人。カメのトリックはわかった。けれども真犯人の意図が読み終わった後もちょっと理解できない。まぁそういう犯人だったといえばそういう事なんだろうけれども。

    個人的にはあのカップル、大丈夫?女性的には地獄しか待ってないのでは?なんて思いながら読み終えました。

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    2023年01月19日
  • ダブル・ジョーカー

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    前作で慣れてしまったからかインパクトは前作のほうがあるけど、表題作の「ダブル・ジョーカー」やドイツでのエピソード「柩」などが印象的。
    手強いライバルが出てくる中長編ものが読みたくなりますね。

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    2022年08月28日
  • パラダイス・ロスト

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    小麦粉、シンガポールスリング、クロスワードパズル。
    どこに手がかりがあるか見逃せませんね。
    相変わらず読みやすくて、スパイの能力がチートすぎる。

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    2022年08月28日
  • パラダイス・ロスト

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    ジョーカーゲーム第3弾。失楽園のまるで極上のミステリを読んでいるかのような展開に興奮した。また追跡の結城中佐の何で先も読んでいる行動に、魔王の異名の所以を見た。

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    2022年06月27日
  • 百万のマルコ

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    えー、マルコポーロって
    こんな人だったの?

    すっごい頭脳の人じゃない
    そりゃあもう
    マルコポーロか一休さんかって感じ

    毎度毎度の難題を
    ちょっと角度を変えることで
    なんなくクリアしていくところがすごいね

    ただ…
    短編小説の総集ということで
    毎回同じ説明があるのが鬱陶しい
    半分くらい読んだあたりから
    その部分は飛ばし読みしてしまった

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    2022年06月15日
  • 百万のマルコ

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    ネタバレ

    一気読みするより、少しずつ読んでいくのが向いている小説だった

    一気読み用に買ってしまったのでやや後悔、時間をおいて読めばよかった…
    それぞれの章の冒頭にルスティケロがなぜこの場所にいるのか、これから話すのはこの間やってきた襤褸を纏った謎の男〜の紹介が入るのでややくどいが、話はどれも面白い

    東方見聞録の実際の編纂者の名前がルスティケロ
    小説の中で年長者の物書きの名前もルスティケロ

    妙な親近感を感じながら各章を読んだ
    ミステリというよりかは旅人の話を聞くスタンスで読み進めたので謎解きはせずにそのまま解決編へ

    恥ずかしながら東方見聞録を読んだことがないので、今年中に読んで再度この小説も読みた

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    2022年05月21日
  • ラスト・ワルツ

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    シリーズで1番小粒な印象。
    世界観は面白いが、お話がややスリリングではない。
    あくまでも過去作品と比べてたが。

    期待値が高かっただけに残念。

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    2022年05月09日
  • ラスト・ワルツ

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    題名がラストワルツで、なんらかのロマンスを想像し、その終わりがあるのかと思いつつ読み進めた。

    「ワルキューレ」で日本海軍のスパイが準備した拳銃がワルサーP38、銃器には疎いが、これはルパン三世が使っているので知っている。

    「舞踏会の夜」では結城と顕子のロマンスを期待した。女性を優しく泳がせ、危険が迫ると先回りしているあたりが、結城がルパン三世と被る。

    「アジア・エクスプレス」はこれまでの柳広司氏のスパイもので終始死ぬな、殺すなのポリシーが顕著に表現されている。盗むけど殺さないルパン三世と同じである。

    「パンドラ」では密室殺人に目が行きがちだが、相手の得意な領域で凌駕する結城の軌道修正す

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    2022年05月02日
  • パラダイス・ロスト

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    粉塵爆発、最近ではミステリーによく登場する。条件は3つ、日本人ならみんな知っているとあるが、そんなことはない。少なくとも私は江戸川コナンに教えてもらった。「酸素」、「爆発下限濃度以上の可燃物の粉塵」、「最小着火エネルギー以上の着火源」。
    雑誌に連載されていたからか、同じ表現が繰り返されるのは避けてもらいたかった。

    本作の4つの作品の中で、暗号名ケルベロスは中編、しかし本の題名はこの中編ではなく、失楽園である。その意味は読んでみればわかる。私が題名をつけるなら「トラッキング」だ。

    容易に見つけられないものは容疑者本人にみつけさせればいいんだ。優秀な獣は猟師が追い詰めたと思った時に逆に追い詰め

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    2022年04月30日
  • 百万のマルコ

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    マルコが牢で語る不思議な国の奇想天外な謎の短編集。
    1つ1つの話は長くないので、サクサク読めるのだが、続けて1冊読むのはちょっと飽きる。
    たまにこの1話という感じで読むのに適している気がする。

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    2022年04月29日
  • ダブル・ジョーカー

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    ジョーカー・ゲームの続編、ダブル・ジョーカー、結城率いるD機関の考え方は、「死ぬな。殺すな。」が根底にある。片や風戸率いる風機関は、「躊躇なく殺せ。潔く死ね。」陸軍に機密諜報機関は二つ要らない。風機関がD機関を追い落とそうとする。

    表立って結城は登場しないが、結城の存在が顕著に現れた作品群である。先の先の先まで読んで準備をしているのはドイツ軍か、アメリカ軍か、イギリス軍か、はたまた日本陸軍なのか、スパイものの王道だと感じた。

    アメリカ合衆国は嘘をつかないことをワシントンの逸話で子供の頃から教えられるが、正直なのかというと、実際は相当な策士だと思うのである。

    ジョーカーゲームほどのインパク

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    2022年04月28日
  • 百万のマルコ

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    形式のきちんと決まったミステリー。なるほど、矛盾する要素を確立させて結果を出すというトンチになるほどと感心すること然り。ズルと言われればそうかもしれないけど、そういう機転が利かないと諸外国と渡り合うとかは難しいのだろうなぁと思ったり。

    最後、牢から出てしまった後マルコは王のもとに戻れたのだろうか?なんて少し考えてしまいました。

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    2022年04月21日
  • ラスト・ワルツ

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    相変わらずのD機関メンバーの超有能っぷりです。

    謎解き自体はご都合的ではありますが、この超有能さにおいてなんとか読めてはいる感じです。

    超有能は超能力とほぼ同義として捉えるなら、
    スパイはエスパーってことになる?

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    2022年02月16日