柳広司のレビュー一覧

  • 怪談

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    普通におもしろかった。
    ホラーかと思ったけどミステリ系。
    最後の方はなんとなくオチが読めちゃったから残念。

    食人鬼が一番ぞっとしたかな

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    2013年09月01日
  • 怪談

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    季節的にはちょうどよかったようで。小泉八雲の「怪談」を現代風にしたもの。ミステリーなので、怪奇現象というより、人の怖さが強調された感じ。人間の心の疾しさが時に何でもないものを怖いものに見せてしまうということ、そして、本当に怖いのは生きている人間だということ。一番シンプルで怖かったのは「むじな」か。

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    2013年08月16日
  • Dの魔王 from Joker game 1

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    「ジョーカー・ゲーム」のコミック版。上手く漫画化したなあ。
    思わず三好が佐久間に敬礼を返してしまうところは原作にはなかったシーンだけど好きです。続きも読んでみようかな。

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    2013年03月12日
  • 怪談

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    雪おんな、ろくろ首、耳なし芳一…。鮮やかな論理とその論理から溢れ滲み出す怪異。小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの「怪談」を、現代の物語として描き直した異色のミステリー。

    さすがに柳広司の手によるだけあって、辻褄があった短編に仕上がっているとは思うけど、小泉八雲の「KWAIDAN」にあった怖さがないのが残念だった。換骨奪胎には違いないが、出来上がったのは「怪談」ではなくやはり「異色ミステリー」というのが正解かと。
    (C)

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    2013年01月12日
  • 怪談

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    ネタバレ

    小泉八雲の元のは、ちゃんと読んだことないんだな。
    読みたくなりました。ニヤってしたのは、「耳なし芳一」
    「雪おんな」男の方が、悪いんだっけ?

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    2012年11月28日
  • 怪談

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    「雪おんな」「ろくろ首」「むじな」「食人鬼」「鏡と鐘」「耳なし芳一」ラフカディオ・ハーンの「怪談」の柳氏版。

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    2012年09月30日
  • 怪談

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    『怪談』独特のおどろおどろしさは無くなっているものの、それとはまた別の怖さが溢れ出しています。

    中でも「ろくろ首」のラストの台詞にはゾクッとしました。「食人鬼」と「鏡と鐘」はオリジナルを知らないのですが、どちらも怖いと言うよりは嫌な読後感。

    全体的にはそれなりに楽しめたけれど、ガツンとしたインパクトには欠けるかな…。オリジナルの『怪談』を知らなければ、普通のミステリ短編集としても楽しめる一冊になっていると思います。

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    2012年06月14日
  • 怪談

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    柳さんは本当に小噺うまいなぁーと思った。
    怪談ってタイトルだけど、怖かったり怖くなかったり。お話としてはみんなよくできている。「ろくろ首」と「食人鬼」がゾッとしたな。

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    2012年05月12日
  • 怪談

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    小泉八雲の『怪談』を現代版にアレンジした短編集。
    『最初の哲学者』みたいな感じで、元ネタをそれほどいじらないまま書かれたものかと思いきや、今回思いっきりいじられてました~。

    とあるパーティー会場で出会ったコンパニオン。その女に目を惹かれたのはなぜだったのか・・・「雪おんな」
    駅を出てすぐ刑事に呼び止められた医師。彼の犯行はなぜ発覚したのか・・・「ろくろ首」
    残業帰り、夜道で泣いてる女に声をかけた男の運命・・・「むじな」
    レッドデータに載る希少動物の肉を保管する倉庫。タレこみを元に駆けつけ、応援が来る前にリスト作りに取り掛かった刑事二人組。首のうしろに光る緑の輪・・・「食人鬼」

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    2012年03月11日
  • 怪談

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    小泉八雲の「怪談」をオマージュした短編集。
    人間の心の闇をミステリ仕立てでうまくまとめてあって、面白かった。

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    2012年02月23日
  • 怪談

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    ネタバレ

    小泉八雲の怪談話をモチーフとして現代版に置換した作者お得意のオマージュ連作集。怪談ではあるが、超常現象とかホラーというよりは、人間といういきものがお化けや妖怪に勝るとも劣らない怖いものであるというのが、落ちとなっている。残念ながらベースの八雲の作品の内容を覚えていないので、何処のどの部分が反映されているのかが、個人的には分からないので、オマージュものの楽しみが半減してしまったのは残念。覚えていない自分が悪いのだけれどね。

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    2012年02月13日
  • 怪談

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    切れ味鋭い柳広司らしい作品で、面白かった。ハーンの「怪談」が元ネタではあるけれど、かなりミステリー寄り。合理的な解釈とホラー色との兼ね合いがいい塩梅だ。献辞にある通り、ハーンへの敬意が感じられるところも良い。こういうさらっと読めるがひねりのあるものって好きだなあ。

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    2012年02月02日
  • Dの魔王 from Joker game 1

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    ジョーカー・ゲームの漫画化。表紙が好きです。一巻の巻末の中野学校の説明も面白かったです。全三巻を通じて二巻のロビンソンが一番好き。

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    2011年11月29日
  • Dの魔王 from Joker game 2

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    戦前スパイもの。
    全ての記憶を整理し記憶を多層化させる、任務に失敗したときこそその対応が重要となるなど結城中佐の教えには目からうろこです。

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    2011年08月07日
  • Dの魔王 from Joker game 1

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    “「…… 佐久間さん。 簡単に信じる方が 悪いと思いません?
    ここは スパイ養成所 ですよ?
    出身地、年齢、本名、 全てが秘密であり 知らせてはならない。
    ここでは「本当のこと」は 意味をなさないんです。
    佐久間さん。 一つ忠告しておいて あげますけど、
    軍事勅論にある 「信義」という言葉、 即ち「仲間」「信頼」 という通念は、
    “D<ここ>”では全くもって 価値がない。 むしろ命とりです。”

    スパイ機関の話。

    Thanks to K.H.

    “スパイ工作一つが、 戦争の引き金となる。
    戦争とは… 見えない幽霊たちの 化かし合いか…”

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    2011年03月06日
  • Dの魔王 from Joker game 1

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    マンガを先に読んで、小説を読んだら、面白さ倍増だろうな~
    小説、ほぼそのまま、イメージも壊すこと無く良かったけど
    小説読んだあとなら、買ってまで読まなくて良いかも、買ってしまったけど・・・
    マンガ喫茶に置いてないんだよね~

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    2011年01月17日
  • トーキョー・プリズン

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    戦争で行方不明になった友人を探しに戦後まもない日本にやってきた主人公。彼は手がかりをさがすために巣鴨プリズンを訪れる。
    そこでは捜索する条件として、プリズン内で起きた事件の捜査とある戦犯についての依頼をうけることになる。
    その戦犯は類稀な推理能力で人の秘密をも赤裸々に読み取るために周りから疎まれ独房に。そして戦時中5年間の記憶を失っている・・・

    うまくいえないですが、まあ、そんな感じ。
    「ダブルジョーカー」でおなじみの作者の前作。舞台は同じく昭和一桁台の日本。そのあたりの時代背景を書くのが得意な作家さんなんでしょうかね?

    個人的には「長編」ということで物語が二転三転するのが自分好みで「ダブ

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    2019年01月16日
  • Dの魔王 from Joker game 1

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    広がる霜月ワールド。

    ミステリー好きだなあ


    いつものクマが出てないので少し寂しい・・・

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    2010年10月27日
  • トーキョー・プリズン

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    「ジョーカー・ゲーム」「ダブル・ジョーカー」と2年連続“このミス”2位の作品を送り込む柳 広司。遅ればせながら、ブレイク前夜のこの本からと。
    占領下の日本、ニュージーランドの元軍人フェアフィールドは個人的な調査で巣鴨プリズンを訪れる。
    折りしもプリズン内では不可解な服毒死事故が発生。記憶喪失の囚人キジマは、記憶を取り戻す調査の手伝いを交換条件に事件の推理をするように提案されていたが、図らずもフェアフィールドは自らの調査の対価としてキジマのお守り役を押し付けられて…、という出だし。
    ここからは、キジマの記憶の謎、プリズン内の事件、個人的な調査、という3つが重なり合って同時進行の謎解き。
    最後はき

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    2016年04月06日
  • Dの魔王 from Joker game 1

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    結城シビレついでに読んでみた。まんがにしちゃうと”うすく”なるなぁ。もっとドギツク描いてくれればよかったのに…。ちょこっと挟まれる”笑い”とか要らないのに…。ひたすら忠実にいって欲しかった。

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    2011年09月04日