柳広司のレビュー一覧

  • トーキョー・プリズン

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    読みやすくて面白かった!!第二次世界大戦の話も絡めつつ、推理ものとして出来上がっていた。
    日本で習った歴史と考え方が、他国から見たら気味悪かったり感情が無いようにみえたりするんだなと感じた。(確かに昔の戦争の考え方はひどかったけど)

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    2017年08月11日
  • トーキョー・プリズン

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    ネタバレ

    読み応えあった。
    「時代劇は大した内容じゃなくてもそれなりに面白くなる」と映画関係の誰かが言っていたけど、終戦直後の日本という背景だけでも面白い。disっているわけでは無いです。
    エドワードの相棒も、キジマもイツオも救われなかったけど、後味の悪さは感じなかった。様々な人の思惑が交錯して複雑になった事件の真相の扉が一枚一枚開いていく爽快感が上回ったのかも。
    「キジマにとっての真実」は、5年前の自分では思いもよらないようなサディストの一面が戦争によって引き出されたということ。戦争とは恐ろしいものですね。

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    2016年07月23日
  • 怪談

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    怪談というタイトルなので、一応ジャンルはホラーにするべきか・・・。
    別に怖くはないし、怪談っぽくもないです。
    なので、あまり怖いものは苦手な私的にはちょうど良かった。
    ラフカディオ・ハーンへのオマージュとの事ですが、舞台は現代だし、普通にライトなホラーミステリーだと思って読んで面白い感じ。
    短編集なので、あっという間に読めてしまいます。

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    2015年04月02日
  • Dの魔王 from Joker game 3

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    個人的な感想ですが、飛崎さんがかっこいいですが、話の内容のせいか、他の話のどのスパイよりも目に感情が描かれてるなぁと思いました。

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    2015年03月21日
  • Dの魔王 from Joker game 1

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    面白かったけど、原作を読んでオチがわかってたせいか、それほどワクワクしませんでした。絵が綺麗でした。

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    2015年03月20日
  • Dの魔王 from Joker game 2

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    再読。全3巻のコミカライズで「ロビンソン」が一番好きです。英国軍スパイマスターvs結城中佐の対決といったところ。捕獲された主人公が脱出する様を描いた物語です。

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    2015年02月04日
  • Dの魔王 from Joker game 1

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    映画化という事で再読。
    結城中佐のカリスマ性が凄い!映画版「ジョーカー・ゲーム」のコミカライズよりも、暗い内容。でも戦時中のスパイって実際こういうものですよね!?

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    2015年02月04日
  • 怪談

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    2014.6.14

    小泉八雲 怪談 の現代版アレンジ

    どれも面白かった!
    ゾクリヒヤリニヤリでウヒャーってなる 笑

    •雪おんな
    サイコパス⁉悪の教典 思い出した…こわっ
    •むじな
    現代だとこうなるのか…イヤだな
    •ろくろ首
    ホラーだよホラー‼ ゾっとした
    •食人鬼
    …読んでキモチワルくなった…うへっ
    •鏡と鐘
    コレだけ原作を知らないのでなんともだけど、娘が怖いよ〜
    •耳なし芳一
    巡り巡っても 人ならぬ意志が動いたようで…ギャってなった

    今夜は怖い夢 見そうだ…泣

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    2014年09月10日
  • 怪談

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    古典怪談をモチーフにしたミステリー。
    「食人鬼」が一番好み。
    きちんとオチが用意されていると安心して読める。
    現代の怪談は、ほとんどが人間の狂気によるものなのではないかと思った。
    それもまた怖い話だ。

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    2014年06月20日
  • 怪談

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    小泉八雲の怪談を下敷きにしてたミステリー短編集。
    下敷きの怪談を知っていると、ミステリーのぞくぞくと、怪談のぞくぞくが融合してなんともいえない。

    「むじな」が好きかな。下敷きの方は愉快犯なんだけどね。繰り返しの怖さがあると思うんですけどね。
    それを予想させるヒキがいいです。

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    2014年03月09日
  • 怪談

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    ラフカディオ・ハーンへのオマージュということだが、独特のひねりが効いていて面白いと思った。背筋が寒くなるような怖さはないけれど、現代の日常でも起こりそうな内容になっていて妙なリアリティがある。この人独特の説明調の文章が若干鼻に着くけれど。

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    2013年12月31日
  • 怪談

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    日本の昔ながらの怖い話をベースに現代版怪談が繰り広げられる。

    なかなかの出来です。

    耳なし芳一×バンドマンなんてアイディアが秀逸すぎる!

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    2013年11月20日
  • 怪談

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    ラフカディオ・ハーンの『怪談』のオマージュ作品6編からなる短編集。
    どれもミステリー仕立ての怪談で舞台は現代なので
    リアルに感じられて怖かったです。
    「ろくろ首」は最後の2行にゾッとしました。

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    2013年07月13日
  • 怪談

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    ラフカディオ・ハーンの怪談をモチーフに書かれた現代の怪談。

    そんなに怖くはないな・・・と思って読んでいたのだが、
    「鐘と鏡」は部屋の温度が下がったような気がする作品だった。

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    2013年03月13日
  • 怪談

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    ネタバレ

    おもしろかった。
    やはり柳さんは外れないなあ。
    けど、ちょっと手にするのを躊躇したのは表紙の色合いが気持ち悪かったから。
    まあ、「怪談」とゆー題名にはぴったりだったが。
    なんだろう、緑と朱色ってなんかうぎゃーって感じ。
    そして一番ぞぞっとしたのは「雪女」かな。
    題名からして女性の方になにかあるのか、と思いつつよんでたので、
    おおっ、そうくるかあっと。
    人ほどオソロシイものはない。
    あ、あと鏡、も。これも、そうくるかあって思った。
    おもしろかったのは「耳なし芳一」
    名前からしてそのまんまなとこが笑えた。
    設定をそのまま現代にもってきてて、一番ハーンの怪談っぽい。
    彼はなんとか逃げ切れた感じだけど

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    2013年02月16日
  • トーキョー・プリズン

    Posted by 読むコレ

    戦後の独特のやるせない喪失感と重苦しい空気が
    ヒリヒリ伝わる描写にまず引き込まれます。
    探偵の一人称で語られるストーリーですが、
    あくまでもストーリー上の探偵は更に別にいて、
    その探偵が被告を兼ねるという設定もいいですね。

    作中のいくつかの謎解きや(流石にオウムの件はビミョーですが)、
    ラストの意外さはミステリーとして逸品。

    そして何より、カッコいい小説。

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    2013年02月05日
  • 怪談

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    ラフカディオ・ハーンの怪談にちなんで創作された短編集。しょっぱなの「雪おんな」で、ぞくっときて、その後の「ろくろ首」「むじな」「食人鬼」「鏡と鐘」「耳なし芳一」とどれも粒より。強いて言うなら「鏡と鐘」が今いちだったけど。この著者はやっぱり、ストーリーテラーとして一流と思う。

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    2013年01月12日
  • 怪談

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    -白と黒の、音のない世界。
     降りしきる雪の中に一人佇む白装束の女。この世に存在するはずのない何者か-

    なぜ彼女に目を惹きつけられたのか分からなかった。
    パーティーで出会ったコンパニオンの白い顔に浮かび上がる過去の亡霊・・・
    怪談をモチーフにした短編集。


    雪女や耳なし方一など、そのつもりで読んでいるとうまい具合に裏切られる。淡々とした語り口から、じわじわと背筋が寒くなってくる感じ。
    やはり一番怖いのは、人の心。

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    2012年11月10日
  • Dの魔王 from Joker game 1

    Posted by ブクログ

    原作ジョーカーゲーム未読。コミック版は読みやすく、上手くコミカライズされているのではないかと思います。続きが気になりますが、まずコミックを楽しんでからにするか、原作に手を出すか、悩ましいところです。

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    2012年07月25日
  • 怪談

    Posted by ブクログ

    柳広司氏の本も初めてならば、ラフカディオ・ハーン氏の元本も読んだことがなく、わずかな聞き知りだけだったけど、大変面白く読みました。あからさまな恐怖でなく、じわじわ~と背筋にくるような日本的な陰に籠った話は元ネタを知らずとも満喫しました。特に、昨今のワイドショーをにぎわすネタを想像させる「鏡と鐘」や「食人鬼」は好き。。。だった。

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    2015年04月12日