平沢下戸のレビュー一覧
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ネタバレうーん!相変わらずこのシリーズは面白い!!!
異色ミステリー。ミステリー?って感じですが。
論理ゲームとかロジックとか好きならオススメです。
探偵の性格はヒドいですが(片方)(笑)
ヒドいといいつつ割と今回三途川まともだったのでは??と思うのは私だけだろうか。
ラリってた(言語的な意味で)分可愛く思えた。
そして緋山くんもなかなか付き合いが長くなってきて三途川の扱いに慣れた様子が面白い。
バカ、のくだりはなにか三途川には「別の言葉」に聞こえてるオチかと思ったけどそのままフェードアウトしましたね。
バカはバカってことかな??
犯人でも容疑者でも探偵でもそもそも人間でもない「天使」の高みの見 -
Posted by ブクログ
久しぶりの三途川理シリーズ!!
見かけないと思ったらタイガに移ってたとは!
相変わらず読み始めの穏やかさから一気に加速する物語。読んでる時の動悸がすごい。もう毎回思うけどミステリーというより新手のホラーでは。
普通であれば名探偵〇〇シリーズであれば〇〇視点なんだけども、このシリーズは違う。何故か名探偵に追い詰められる。怖い。
喩えるなら、ドラえもんのように『こんな道具や能力あったらいいのにな』から、『こんなこともできるな』『でもこんな怖さがあるよな』『こんな悪事働けるよな』という作者の妄想を理詰め??していったような小説。
正直読んでて楽しくはないんだけど、一気読みしてしまう。楽しくない -
Posted by ブクログ
SIerで働くプログラムたちの物語です。著者であるリーベルGさんは@ITで何本か連載していますが、書籍化はこの本が初です。
技術とは何か、SIerで働くとは、何かを考えさせられます。もちろん小説としてもおもしろいです。
プログラミング・コンピュータが好きでSIer業界に入ったけど、何か違うともやもやしている方に薦めたい1冊です。
以下の項目に該当する方は、必読です。
・誰もみないテストのエビデンスをひたすらExcelに張り付けている
・コードと同レベルの詳細設計書を、コード作成より時間をかけて作成している
・自分よりプログラミング能力が低い上司に、レビュしてもらっている -
購入済み
面白かった
転生モノではなく、タイムスリップ系のifモノです。
神様などからのチート能力などは一切なしで、現代人の知識を過去で生かす知識チートによる主人公が頑張るお話。
この手の作品では、史実をどうするかが一つの分岐点なんだろうと思うのだけど、2巻までは史実を変える事なく側面で援護しているだけに留めている感じがします。
そう言った意味で、中途半端に知識を出し惜しみしている感じもしますが、大筋で面白い作品だと思います。
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Posted by ブクログ
ネタバレこれまで破竹の勢いで進軍を重ねてきた織田軍に、ついに試練の影が差す。栄光の裏に潜んでいた脆さが露わになったとき、物語は一段と深みを帯びる。静子もまた、その激流から距離を置くことはできず、時代の奔流へと身を投じていく。その姿は、戦国という時代の容赦のなさを雄弁に物語っていた。
これまで信長という人物像を、どこか既成のイメージで捉えていた自分に気づかされる。だが、彼がいかなる孤独や葛藤を経てその苛烈な決断力を培ってきたのか――その人生の陰影に思いを巡らせたとき、単なる英雄譚では済まされない重みが胸に迫った。歴史上の人物としてではなく、一人の人間としての輪郭が、静かに浮かび上がる。
そして何より -
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静子の制定した暦について。
この時代にも、朝廷が発布し、地方の暦師が作った基本太陰暦の暦(宣明暦)と年号があって、公家や武家、寺社仏閣はこれを利用していた。
庶民は、戦国時代だとまだ文盲が多いのもあって暦師から暦を買ったりしないし、六十干支などの干支を組み合わせた日付が組み合わせたものと、二十四節などで、種まきの時期や庚申信仰などの祭事のタイミングを決めてた。
庶民と知識階級?とで2極化してたのである。
江戸時代になると、庶民にも公式に下賜された宣明暦の写しが出回るようになり、庶民はこれで朝廷の権威を感じ取っていたのも大きい。
静子のそれはその関係を壊すものに働かないだろうか? -
Posted by ブクログ
ネタバレこれまで主として内政に力を注いできた静子一派が、ついに従軍という局面に立たされ、人を殺める覚悟をも抱くに至る。
その過程で、彼女を暗に陽に支える仲間の存在が描かれている点は心強く、同時に救いでもある。
時は1570年、第一次織田包囲網という歴史的転換点をいかにして掻い潜るのか。
史実として結果を知っている出来事であっても、当事者の視点に立って考えれば、静子が抱える葛藤は極めて切実なものとして理解できる。
ひとつの判断が、その後の人生を決定づけかねない状況なのだから。
また、本作を通じて森可成という人物に改めて関心を持った。
調べてみると、彼が信長近習として知られる森蘭丸の父であることを知り -
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Posted by ブクログ
ネタバレ本巻では、静子の知識と行動力がいよいよ本格的に歴史の表舞台へと影響を及ぼし、戦国という混沌の時代に理と秩序をもたらしていく過程が見どころとなっている。現代知識を単なる便利な道具としてではなく、「時代を動かす力」として昇華させる筆致には、確かな構成力と説得力がある。
織田信長や濃姫といった歴史上の人物との交流も緻密に描かれ、史実と創作が絶妙に絡み合うことで、物語は一層の厚みを増している。とりわけ、静子の冷静かつ献身的な姿勢が、戦乱の世における「平和の萌芽」として印象深い。
文明の進歩と人の信念、その両輪がどのように歴史を形づくるのか――。静子という存在を通して描かれるこの問いかけに、読後は静