平沢下戸のレビュー一覧

  • 戦国小町苦労譚14 工業時代の夜明け

    ネタバレ 購入済み

    ファン故に厳しい

    発売が待ち遠しいシリーズの一つなのですが、ちょっと、段々と、資料の丸写しが長いのが辛くなってきました。話の流れ的に必要なのかもしれないけど、自分は静子ちゃんのトンチキぶりが痛快で購入してるから、もう少し緩く書いて欲しいです。それか、街の様子や作物の状態とかを少し描写して欲しい。農業女子として頑張ってた頃が懐かしい。効率化とか役職上の制限とか書いてあるけど、どうとでもなるでしょう、戦国が電化してる位なんだから。水力発電に拘り過ぎだし、風力でも海上でもいいと思う。

     とにかく、資料の丸写しは辞めて。
    自分の文章にして。一つの物を生み出す工程を省かないで。いきなりピアノ出すとか変だから。ノクターン

    4
    2021年04月16日
  • お面屋たまよし

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    ・しずかな心地で読むことができ、登場人物たちの幸を願ったりする。
    ・裏の屋号で、他者に化けられる妖面を売るお面屋の関わる人情もの、かな?。
    ・許嫁を奪われそうな男。その許嫁の心は?
    ・不器量で知的好奇心の強い娘は?
    ・雨の中、高熱を出した太良と、救おうと駆けずりまわった甘楽はある大物と出会う。
    ・没落した武家の息子の葛藤は?

    ▼たまよしに関する簡単なメモ

    【イヌビエ】隠さまの側近で小天狗たちの教育係。
    【うとうと病】うとうとしている間に年月だけ経ってしまいその間の記憶がほとんどないまま老いて死んでしまう。琵琶法師が吉蔵たちに語った話。
    【お勝】回船問屋の娘。器量がよくなくまわりは案じている

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    2020年09月21日
  • 住職探偵

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    信仰厚い郷で起こる事件を探偵業を営んでいた住職の視点から描いた物語
    話の筋や、構成している要素は悪くないし、楽しんで読める作品
    しかしながら、全体を通しての印象は、作者が好む要素のザッピング
    編集者の目が通っていない気がする

    0
    2020年04月10日
  • 戦国小町苦労譚1 邂逅の刻

    e3

    購入済み

    おもしろいが

     文章・構成などは荒く、登場人物の心理や戦の情景などは明らかに描写が足りてない。また会話シーンも読みにくく、誰が話しているのか混乱することが多々ある。三巻の話になるが、足満のあたりは読んでて訳が分からず辛かった。
     また、歴史改変もの(?)なのだがどこまでが史実でどこからが改変なのかが分からない。登場人物も多いが名前の読み方から分からない人がたくさん出てくる。歴史マニアの人なら楽しめるのだろうか。
     小説なのに副読本がないと楽しめないのだとしたらちょっと問題かな。

    1
    2019年07月15日
  • 幽霊生活安全課 ―かくりよ事件ファイル―

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    さ迷ってきてしまった『幽霊』を、本来いるべき場所に
    お還りいただくのが、生活安全課たる主人公達の役目。

    連続短編になっていて、この世界がどういう感じで
    どういう決まりがあるのか、が分かってきます。
    普通に読んでいて、確かに違和感はありましたが
    多数決の世界というか、後ろにいる人にすれば
    自分が表で、こちらが裏、になるわけで。

    そんな衝撃(?)な1話目の次の2話目も
    これまた違和感がありました。
    一体どういう事なのか、と思っていたら…な落ち。
    いや、一番の落ちは、事件解決後、ですが。
    本当に、何のために奔走したか! と言いたくなるほど
    えへw な感じの落ちでした…w

    その後の3話は、誰が子

    0
    2018年05月31日
  • 戦国小町苦労譚4 第一次織田包囲網

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    設定は好きだし、文章を味わう本でもないので、サクサク読めるけども、ヒロイン、スペック盛りすぎ!
    農業オタクなので農業に関してはいいにしても、工業(技術)、化学、栄養学、経営、軍事、歴史、政治、果ては人心掌握術まで…いくら、スマホがあるにしても、もとはただの女子高生でしょうに。
    あと、本人が自分の考えるままに試せることに夢中になってて、未来の知識を持ち込むことに全く葛藤してないのが気になる。普通は歴史を変えちゃていいのか、とか悩むでしょ

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    2018年05月14日
  • バベルノトウ 名探偵三途川理 vs 赤毛そして天使

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    殺人事件はおまけのようなもので、今回は未知の言語に対する推理の話だった。三途川の言語が封じられたためにいつものゲスな感じが半減。相手が天使じゃね…。

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    2017年07月18日
  • ワスレロモノ 名探偵三途川理 vs 思い出泥棒

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    短編集かと思いきや連作集。怪盗目線のストーリーで探偵が嫌らしい位ヤナ奴。思ったより意外性に富んでいて面白かった。
    続きがあるようなので次くらいは読んでみようかな。

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    2017年07月05日
  • バベルノトウ 名探偵三途川理 vs 赤毛そして天使

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    今作もまたお馴染みの特殊設定モノです。さらに作中発生した殺人事件の扱いが二の次な辺り(この事件、発生しなくてもこの作品のプロット成立するよね?)、なんか私が期待してるのとどんどん違う方向へ進んでるな、この作家さん。

    緋山主人公の、ベタベタに普通のミステリ書いて欲しいんだけど、この作家さん、特殊設定が先に浮かぶタイプっぽいから無理かなー。

    で、ワスレロモノのあの中途半端な終わり方の続きはどうなったんでしょうか……。

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    2017年06月01日
  • バベルノトウ 名探偵三途川理 vs 赤毛そして天使

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    言語混乱は面白い試みだったのに、後半はたまに三途川がリルリル言ってるだけの死に設定になってしまってるのがなぁ。ダイイングメッセージも中途半端だったし。三途川の企みなゲスさはブレてなくて良い。

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    2017年05月26日
  • バベルノトウ 名探偵三途川理 vs 赤毛そして天使

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    なかなか画期的なお話ですが、画期的すぎて読むのがつらいです。バベルの塔なのでまぁ言葉が通じなくなるわけですが、意味不明なカタカナの長文はつらいね。
    2つの謎言語を翻訳するくらいの心意気で読めば、もう少しおもしろさも感じられるのかもしれませんが。

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    2017年05月24日
  • お面屋たまよし

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    設定に魅力を感じるけど、人物に感情移入出来ないなぁ(^^;
    このままシリーズが続くようですが大きなストーリー主題はどう展開していくのでしょうか?

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    2017年02月01日
  • トランプソルジャーズ 名探偵三途川理 vs アンフェア女王

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    ネタバレ

    生きて喋るトランプを使った神経衰弱・ババ抜き、ポーカーのアンフェアさと三途川理のイカサマの楽しい本作。
    二章のあのイカサマはさすが三途川理という邪悪さか。また、数・理姉弟の殺し合うほどの憎しみ合いが微笑ましい。

    0
    2016年11月27日
  • ワスレロモノ 名探偵三途川理 vs 思い出泥棒

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    またなんやかんやで三途川が酷い目に逢うのかなと思いきや、続くのかい!
    しかし、三途川も大概に性格悪すぎだと思うんだけど、それ以上なのかしら…。

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    2016年10月29日
  • お面屋たまよし

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    ネタバレ

    魅力ある登場人物が出てくるので読んでいて楽しかった。妖面を手にしたいそれぞれの思いがあるんですが荒魂化してしまったのを浄化するのもなんとも言えない気持ちになる。先に人として出会ってるからなおさら。なんとなくBLEACHを思い出して嬉しくなりました。

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    2016年10月10日
  • トランプソルジャーズ 名探偵三途川理 vs アンフェア女王

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    三途川シリーズ。前作の「ワスレロモノ」の続きはこの次になるのかな……?(今作は姉のキャラクター紹介的なものなのかしら)
    もともと下劣な手段を駆使する三途川なので、今作のふしぎの国のアリスっぽい世界観との相性は良かったね。不条理と狂気が三途川兄弟に良い感じにマッチしてる。
    ただ、ミステリとして楽しむというより、これ、ただのコンゲームだったよねという感じ。欺しあいになってる中で2戦目がわりとミステリの頭脳戦っぽくて面白かった。

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    2016年09月13日
  • トランプソルジャーズ 名探偵三途川理 vs アンフェア女王

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    意志を持ったトランプが一方に味方する超不公平なトランプ勝負を、いかに覆して勝ちにもっていくか。言ってみればそれだけのお話。最期のポーカーはちょっと頂けない。

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    2016年08月27日
  • トランプソルジャーズ 名探偵三途川理 vs アンフェア女王

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    著者のデビューシリーズ、五作目か。
    クオリティ自体は決して低くないが、全体通して子供向けノベルのようなこの作風はどうしても絶賛する気にならない。ストーリー自体にもひねりがなく、今回はホントにゲーム的なテイストだけでやっている。
    それでもある程度面白いから読むのだけど、次回は初作や二作目のようなオシャレな小説を期待したい。
    3-

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    2016年08月26日
  • ワスレロモノ 名探偵三途川理 vs 思い出泥棒

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    思い出泥棒の作為を論理で見破る三途川と見破られた後に"思い出"を盗み偽装をブラッシュアップする探偵と犯人の追いかけっこが楽しい3、4章がやはり良い。そしてこれまでと違う趣向がラストに用意させられており次巻が楽しみである

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    2016年07月10日
  • ワスレロモノ 名探偵三途川理 vs 思い出泥棒

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    探偵、怖い。
    でもこんなこと出来たらいいなぁ。
    面白い本が一冊あれば一生楽しめる。あんなDVDがあれば一生た、楽しめるやん。
    そんな事ができるお話です(嘘)

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    2016年03月24日