平沢下戸のレビュー一覧

  • 戦国小町苦労譚11 黎明、安土時代の幕開け

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    信長は武田勝頼と北条への軍の大将を長男・信忠にし、負け戦の経験を積ませよと静子に無茶な命令を出す。信忠が信長の跡継ぎであるためだが、天下統一が見えてきた余裕でもあるだろう。史実とは違う展開が次々と出てくるので、作者のお手並み拝見というところだ。信長配下の武将たちは何かと静子を頼って来るし、南北伊勢を任された信長の次男・信雄と三男・信孝の仲が悪いのにも差配しなければならない。この二人は信長死後の日本に暗雲をもたらしそうだよなあ。史実でも、信雄は、伊賀討伐で無能さを見せているしね。静子は芸事保護の仕事を任されて、宗易(利休)や若き日の長谷川等伯とも関係ができたり、カメラを作り上げて法隆寺を乾板写真

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    2022年08月09日
  • 戦国小町苦労譚10 逸を以て労を待つ

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    信長は柴田勝家を大将にして加賀一向宗の撃破に向かわせる。越後との国境に明智を向かわせるが、明智は独断での攻めを見せる。ちょっと浮いている明智の様子を描いているのだがどうなるのかなあ。秀吉は長浜の整備に余念がないが、静子は長浜の治水に手を貸したり、ガラス工芸や縮緬の特産品への取入れを提案したりしている。長浜のガラス工芸なんて最近のことだけどね。近衛前久に反発する公家たちの企みをくじいたり、朝廷から文化財保護の特命を受けたりと、いろいろ静子も忙しい。ワインやビールを作らせたり、チョコレートを作ったりと、新しい試みも目白押し。カカオを育てるのも大変だし、カカオをチョコレートにするまでの工程も気の遠く

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    2022年08月08日
  • 戦国小町苦労譚9 黄昏の室町幕府

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    相変わらず読み応えあるよなあ。史実と違ってきているのだが、いかにもリアルな細やかな描写がなされていて、信長の全国統一に向かってじりじりと歴史の歩みは進んでいく。浅井・朝倉攻めでは、静子は秀吉と光秀とのかかわりが大きくなっている。本能寺の変のことが気になるのだが、いたって光秀は冷静で真面目で有能な武将として描かれているし、静子とも通じ合うところがあるので、このまま本能寺の変もなく行っちゃうのかなと思うがどうなんだろう。ただ、毛利攻めのときに苦労して統治を進めた領地を取り上げられて、自分で領地を分捕れと信長から告げられたことが謀反の引き金になっていると思うので、これからその辺りはどうなるのだろうか

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    2022年08月03日
  • 戦国小町苦労譚8 岐路、巨星墜つ

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    とうとう静子たちは武田軍を壊滅させてしまう!何百メートルの先も命中させてしまい一分間に6~10発撃てる新型銃、強化ガラスんの糸を縫い込んだ鎧、先にダイナマイトをつけた矢、そしてお馴染みのコンパウンドボウ隊などを縦横無尽に駆使し、三方ヶ原の地形の調査を活かした軍配備で、圧倒的な勝利を得る。武勇を中心にした戦いをここで終わらせてしまったのだ。歴史は大きく変わる。いや、もう既に変わっていたのだ。静子に仕えることになった真田幸昌が言うように、これからは静子は政治の表舞台に放り込まれることだろう。今までは苦労譚といいながら、静子は楽しんで生きていたが、そうでなくなる?いやあ、このままでいて欲しいけどね。

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    2022年07月22日
  • 戦国小町苦労譚7 胎動、武田信玄

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    武田との決戦の三方ヶ原の戦いの前夜の物語。静かだが緊張感がある、じゃないんだよね。静子は落ち着いている。武田に勝利することには確信があるのだ。今回は、信長の妹の市とその娘の茶々と初がよく出てきて、静子とソリをしたりしてほんわかさせてくれる。静子は相変わらず、マグロの血抜きや延髄切をやったり、ピザや乾燥マンゴーを作ったりと新しい食材の開発に余念がないし、スターリンエンジンを利用した高炉を作り、鋼鉄の製作まで視野に入れている。部品ごとに分けて新型銃を密かに大量に準備したり三方ヶ原の戦いの作戦を立てたりもしている。いろんな人物が入り乱れての物語は、単純に読むだけで面白いよ。これから歴史がどう変わるか

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    2022年07月21日
  • お面屋たまよし

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    妖面の客が荒魂化してしまい、太良と甘楽が浄化する場面もハラハラして面白いが、荒魂化せずに妖面を外せるお話も胸がすく思いになる。

    にしても、穏さん(cv.石田彰)なんだよなぁ…

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    2022年07月13日
  • 戦国小町苦労譚6 崩落、背徳の延暦寺

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    ますます静っちの凄さが分かってくる。武田を三方ヶ原で倒すことで、織田の力を全国に知らしめることによって、織田信長の全国統一を進める。そのために、第一次織田包囲網で織田軍がわざと負けていた!比叡山焼き討ちも(実際は坂本の辺りを焼き討ち・殲滅しただけ)、武田を誘い出すためだったとは!その案を出したのが静子!しかも三方ヶ原の戦いのために事前に地形を測量しているし、螺旋の溝を銃筒に付けた新型銃を開発する。凄いよなあ。
    京都ではやり出した麻疹をいち早く抑え込んでしまうし、20年、30年のスパンでワクチンの開発を睨んでいる。織田信長に天下を取らせて、理想の国家を作ろうとしているのだ。歴史は大きく変わるなあ

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    2022年07月07日
  • 戦国小町苦労譚5 宇佐山の死闘と信長の危機

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    宇佐山城の戦いで、静子軍は表に立って戦う。圧倒的な差の敵軍の淺井・朝倉・比叡山連合軍に、ゲリラ戦や弓部隊を使った戦いで攪乱するが、やがて力で押し切られようとされる。しかし、そこからの戦いが感動的というか、涙なくしては読めない。兵たちの静子に寄せる感謝と期待の気持ちが熱い。本願寺が参戦したり、三好三人衆が四国から戻ってきたり、比叡山、淺井・朝倉勢など、信長包囲網が敷かれ、信長最大の危機であったが、和睦をすることができ(敵は馬鹿だねえ、チャンスを逃したよ)、信長軍は一息をつく。それにしてもねえ、森長可の暴れぶりというか、狂気は凄いねえ。気に食わなければ相手を嬲り殺しにする。信長には寵愛されたようだ

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    2022年06月27日
  • 戦国小町苦労譚4 第一次織田包囲網

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    今回は、伊勢侵攻と淺井・朝倉家との争いで姉川の戦いが一応のメインかな。歴史では、信長の右腕の森可成や信長の弟が淺井・朝倉家との争いの中で戦死するが、なんとかそれを阻止しようと静子は策を巡らす。姉川の戦いでは、静子が鍛えたコンパウンドボウを用いた弓騎兵が足満の指揮のもと活躍して、朝倉軍に大損害を与える。朝倉の勢力を削いでおいて、森可成たちを救おうというわけだ。
    農業、酪農、工業の方では、次々と新しいことを始めている。当時なかった野菜や果物を南蛮から取り寄せて育てようとするし、レンズを使った双眼鏡やフィールドスコープを開発して、合戦に画期的なアイテムを持ち込む。スクリュー船にも手をつけようとするし

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    2022年06月26日
  • 戦国小町苦労譚3 上洛

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    織田信長が上洛する。裏で静子は、御館様の希望を叶えるためにいろいろ奔走するのだが、基本は自分のやりたいように農業や養殖、衣食住のこと、様々な技術的なこと、洗濯機や旋盤、麻織機などの機械を作ったり、バイオプラスチックを作ったりしているので、随分と楽しそうである。しかし、ちゃんと信長の天下布武のためにいろいろ画策もしている。京治安維持警ら隊を作ったり、本願寺との対立の裏の首謀者、公家の近衛前久を食事で誑し込んで、信長の味方にしてしまったり。濃姫は結構えぐい女性で油断がならないのだが、結局は誑し込んでいるんだよね。磁器の蚤市や清酒製造で柴田勝家や佐々成政も味方にしてしまう。そうそう足利義輝が現れたの

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    2022年06月19日
  • 戦国小町苦労譚2 天下布武

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    まあ、歴史SFファンタジーかなあ。相変わらず、農業、畜産、窯業、インフラなどの知識が凄い。今回は、栄養学まで援用して、家老の息子を鍛えたりする。登り窯を作って磁器を制作もするし、コンクリートも作る。実際の歴史に先駆けて、綿花の大量栽培も計画する。静子は、転移する前に「戦国時代と現代科学技術の考察」というノートを作っていて、天下統一をするのに、さらに統一後に何をしていくかを、構想だけでなく、詳細な技術・手順まで書いているのだ。普通の女子高校生じゃないよね。信長は、美濃を攻略して着々と天下布武の手を打っていくが、静子の技術が無茶苦茶役に立っていて、このままじゃ歴史は変わってしまうんじゃないかな。本

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    2022年06月13日
  • 戦国小町苦労譚1 邂逅の刻

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    異色の小説。私には無茶苦茶面白かった。人によっては、なにこれ、どこが面白いのと言うかもね。戦国時代の織田信長のの前にいきなりタイムスリップした綾小路静子なのだが、私に言わせるとこいつがとんでもない奴なんだよ。疲弊しきった村を信長から任されて、見事に立ち直らせるどころか、次々と驚嘆すべきことを成し遂げていく。あのね、現代の知識を持っているから、それを活かして生き延びるというレベルじゃないんだよなあ。農作物の栽培の知識や道具を創り上げる技術が半端でない。祖父からたまたま貰って持っていた戦国時代にはなかったハイブリットの種や新種の作物を撒いて活かすのだけれど、そんな種をくれるなんて一体どうよという感

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    2022年06月02日
  • 戦国小町苦労譚 農耕戯画1

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    農耕も興味深い

    他の人も書いていましたが「信長」の正式名称?が長い
    主人公の女子高生はペラペラっと言っちゃってますケド
    「織田上総介三郎平朝臣信長」(写間違えてないと思います)
    “ふりがな”がふってあってよかった

    難しい言葉はわかりやすくなってます
    小説付き

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    2022年05月24日
  • 戦国小町苦労譚15 本願寺炎上

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    軽くなった?

    これまでさまざまな知識で、読みごたえと言うかなかなか進まない印象がありましたが。
    十五巻はさらっと軽くなったように感じた。
    ちょっと複雑。評価は★5ですけど。

    #タメになる #ドキドキハラハラ

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    2022年05月18日
  • 戦国小町苦労譚 志賀の陣、終結11【電子書店共通特典イラスト付】

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    史実

    忠実にしないところが、最高!

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    2022年05月12日
  • 戦国小町苦労譚15 本願寺炎上

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    面白い。けど、半分が番外編

    テンポ良く遂に15巻ですね。主人公もそれなりの地位になり、それなりに政治力も持ち、それなりに重厚感もあるようになりましたね。
    面白いのですが、番外編が多くなってます。本編の続きが楽しみなので、是非続刊の早めの刊行を期待しています。

    #アツい #笑える #カッコいい

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    2022年03月26日
  • 戦国小町苦労譚 農耕戯画1

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    原作より、コミックの方が!

    原作も読んだというか、発表されているものはすべて読みました。

    原作は説明が長かったり、作者の信念や矜持が必要以上に語られている部分も多く、食傷気味になる人も多いと思います。
    また原作ではセリフと説明部分が前後していることも多々あり、誰のセリフか分かりづらかったりすることもありますが、コミックではそのあたりが解消されています。

    コミックでは(原作者と相談の上だとは思いますが)、要領よくまとめられている&不要な部分が省かれているので、テンポ良く読めます。
    例えば、迂闊に信長の正式名を呼んでしまう場面がありますが、この「名」についての説明は、文字にすると大変長いものですが、1コマで説

    #深い #ドキドキハラハラ #アツい

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    2022年01月10日
  • 戦国小町苦労譚 農耕戯画1

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    タイムスリップものですが、ただの女子高生じゃない! 知識があり度胸もすわっているし、賢くたくましい! 数々の無理難題をこなして権力者を魅了するその姿、アッパレです

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    2021年12月14日
  • 戦国小町苦労譚 農耕戯画1

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    信長とタイムスリップものは相性良いのか面白い作品が多いですが、女子高生との絡みは珍しいかと。 ヒロインが万能過ぎる反面、結構だらしなかったり根暗っぽかったりお偉いさんに会うのを面倒がったりと、得意分野以外は欠点も多く、深みのあるキャラになってます。 一方、武将たちが従来の人物評の域を出ず、キャラが弱く感じました。 幕末から昭和にかけての農法・農機具の紹介が興味深かったです

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    2021年12月14日
  • 戦国小町苦労譚 農耕戯画1

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    戦国タイムリープ物でとても面白いです! 静子ちゃんがどうなるのかドキドキです! 出てくる登場人物も渋めでかっこよくて話のテンポも良くとても良いです

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    2021年12月14日