あらすじ
1571(元亀2)年正月——宇佐山城で死闘を繰り広げた翌年、戦力として森可成を失うなど、信長軍の損失は激しかった。パワーバランスにも変化の兆しが見える中、静子は鏡、磁石、六分儀、測距儀、日時計コンパス、各種円形計算尺、機械式の海洋クロノメーター、スターリングエンジンの開発を今年の目標に据える。ついでにウルフドッグ交配や、カカオ栽培にまで!
一方、激化してゆく戦局に本気の戦いを見せることになった静子軍は・・・・・・
史実との相違が生じ始め、大注目の戦国ファンタジー、待望の第6巻!!
感情タグBEST3
まるで、
動物王国ですな。
静子さん、ムツゴロウを名乗る?
絶滅種を保護しつつ、鶏の品種改良にも
着手。今日も忙しいですな(^_^;)
Posted by ブクログ
ますます静っちの凄さが分かってくる。武田を三方ヶ原で倒すことで、織田の力を全国に知らしめることによって、織田信長の全国統一を進める。そのために、第一次織田包囲網で織田軍がわざと負けていた!比叡山焼き討ちも(実際は坂本の辺りを焼き討ち・殲滅しただけ)、武田を誘い出すためだったとは!その案を出したのが静子!しかも三方ヶ原の戦いのために事前に地形を測量しているし、螺旋の溝を銃筒に付けた新型銃を開発する。凄いよなあ。
京都ではやり出した麻疹をいち早く抑え込んでしまうし、20年、30年のスパンでワクチンの開発を睨んでいる。織田信長に天下を取らせて、理想の国家を作ろうとしているのだ。歴史は大きく変わるなあ。オーストラリアへの進出も考えてるなんて!
相変わらずいろいろな開発、飼育、栽培をしている。ハイイロオオカミとシェパードの交尾でジャーマン・シェパード・ウルフドッグをつくりだすわ、ドードー鳥やリョコウバトを取寄せるわ、胡椒をビニールハウスを作って栽培するわ、やりたい放題。外国種の馬も取寄せていたなあ。
まあほんとに、面白わあ。