【感想・ネタバレ】戦国小町苦労譚1 邂逅の刻のレビュー

あらすじ

農業高校生(♀)が戦国時代にタイムスリップ!?

「山道を抜けたらそこは戦国時代でした」ばりに唐突に現れたのは、憧れの織田信長。主人公・静子はこの時代で生き抜くために「農業で才を示す」約束を信長にしてしまう。寂れた農村を与えられ、来る日も来る日も農業に明け暮れる静子だったが、やがて本人も気づかないうちに、信長にとってなくてはならない存在=重臣にまで上り詰めてしまってーー
こんなライトノベル今までになかった! 知人に言いたくなる「豆知識」ふんだん系新感覚時代小説が登場。

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購入済み

面白かった

転生モノではなく、タイムスリップ系のifモノです。
神様などからのチート能力などは一切なしで、現代人の知識を過去で生かす知識チートによる主人公が頑張るお話。
この手の作品では、史実をどうするかが一つの分岐点なんだろうと思うのだけど、2巻までは史実を変える事なく側面で援護しているだけに留めている感じがします。
そう言った意味で、中途半端に知識を出し惜しみしている感じもしますが、大筋で面白い作品だと思います。

5
2016年06月13日

Posted by ブクログ

妻がこの本の編集を担当しています。現代農業の知識で信長の天下布武の手伝いをするというお話しですが、ライトノベルとは思えない程知識もしっかりしていて読み応えあります。シリーズ累計200万部越えも納得です。

0
2025年04月27日

購入済み

うむ、

逞しきヒロイン静子さんの戦いが、今始まる!
…大地との(笑)
只管大地と向き合い、村を発展させていく
静子さん。
んむ、農耕神^_^

#アツい #ドキドキハラハラ #深い

0
2025年11月03日

Posted by ブクログ

異色の小説。私には無茶苦茶面白かった。人によっては、なにこれ、どこが面白いのと言うかもね。戦国時代の織田信長のの前にいきなりタイムスリップした綾小路静子なのだが、私に言わせるとこいつがとんでもない奴なんだよ。疲弊しきった村を信長から任されて、見事に立ち直らせるどころか、次々と驚嘆すべきことを成し遂げていく。あのね、現代の知識を持っているから、それを活かして生き延びるというレベルじゃないんだよなあ。農作物の栽培の知識や道具を創り上げる技術が半端でない。祖父からたまたま貰って持っていた戦国時代にはなかったハイブリットの種や新種の作物を撒いて活かすのだけれど、そんな種をくれるなんて一体どうよという感じだが、祖父は農業のプロ、それから周りのいろいろな技術者から後継者の期待をされて仕込まれていたという、なんという都合よさ。鹿を仕留めるボーガンを作ったり、鹿を仕留めて捌いて、保存もしてしまう。鶏もひよこから育てて、卵を産ませる。蜂を集めて、はちみつを取る。農地の開拓ばかりでなく、治水もしたり、井戸を掘ったり(地下水脈を見つける方法も知っている)、でかい岩を割る楔も作らせる。温泉も開く。ハイイロオオカミを懐かせて、その子供も育てる。村民たちの心持も理解して、やる気にさせるし、適所適材の処置もできる。日本史のことも関心があったので、信長の時代のことも結構詳しく分かる。うひゃあ、ほとんどスーパーマン、いやスーパーウーマンじゃないか。それでいて、自分に関する欲は全く無くて、信長に不審がられる。そうそう信長の静子に対する態度もさもありなんで面白い。恋愛要素は全くないけれどね。何というか、ほとんど農業蘊蓄小説って感じだねえ。二巻も楽しみだ。

0
2022年06月02日

ネタバレ 購入済み

面白い!

よくある俺ツエー系の転生チート無双ではなく主人公はタイムスリップした普通の女子高生。現代知識による知識チートで戦国時代を生きるお話です。
時代考証などもかなり詳しく、そうだったのかと思う事もしばしばあります。
これからif歴史がどうなるか続刊が楽しみです♪

#深い #タメになる

0
2021年04月22日

購入済み

もう死んだはずの人の歴史をどう紡いでいくのかとか色んな知識が次から次へと出てくるのが読み応えがあり、読み進めていくのが楽しかったです。










1
2019年11月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者初読。KU。

夾竹桃の『戦国小町苦労譚 一、邂逅の刻』は、タイムスリップ小説の枠を超え、現代知識と歴史の交錯がもたらす可能性を真摯に描き出した作品である。従来、この種の物語は派手な戦闘力や超常的な能力に依拠することが多かった。しかし本作において主人公が携えているのは、農業高校で培った“知識”という、いわば人間の営みの基盤をなす力である。この選択こそが物語の核心であり、読む者に確かな説得力と新鮮な驚きを与えている。

農業という主題は、単なる生活技術の紹介にとどまらない。耕し、種を蒔き、芽吹きを待つという行為には、人間が歴史の荒波を越えて命を紡いできた根源的な営みが宿っている。その営みを、戦国という苛烈な時代に持ち込み、そこに生きる人々と交わらせることで、物語は単なる異世界譚を超えて「人間と歴史の再発見」の書となるのである。

主人公の知識が現地の人々に受け入れられ、生活を少しずつ変えていく描写は、決して派手ではないが、確かな重みと感動をもたらす。そこには、文明の進展が一朝一夕の奇跡ではなく、無数の努力と試行錯誤の積み重ねであることを示す深い洞察が込められている。まさに「人は知によって歴史を動かすのだ」という作者の静かな確信が読み取れるのである。

また、農業高校生という設定は、専門性を持ちながらも等身大の親しみやすさを失わない絶妙な立ち位置を築き、読者に安心感を与える。読者は彼女の奮闘を通じて、歴史のただ中に生きる民の息遣いを感じ、同時に現代に生きる自らの生活を省みる契機を得るだろう。

総じて、本作は「知識こそが未来を切り開く力である」という希望を、戦国という激動の時代を舞台に描き切った力作である。そこに描かれるのは単なる過去の幻想ではなく、人類の普遍的な営みへの賛歌であり、また未来への静かな灯火でもある。

0
2025年08月23日

Posted by ブクログ

普通の女子高生が織田信長に従い、その時代を生き抜くお話。普通の女子高生という点はかなり疑問があるが、話はとても面白かった。戦国版サバイバルゲーム。

0
2025年04月26日

koa

購入済み

地に足がついたライトノベル

女子高生なのに知識が豊富で度胸もある主人公で、読んでいてワクワクしました。
突然タイムスリップして信長に出会うあたり歴史ファンタジーなのですが、呼び名1つとっても作者様の知識が溢れ出てきており軽い感じがしません。

続きも楽しみです!

0
2024年03月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小説家になろう のサイトで読めるけど、つい読み返したくなる豆知識がいっぱいなので&ファンなので、紙の本でも読めるようにしたいと思い購入。

使い古されたタイムスリップものなのに、ちゃんと面白い。恋愛要素はない。
1巻では静子タイムスリップから約2年経過して、任された村での食料生産が軌道ににのってきたというところ。
とにかく農業歴女静子のスペックが高すぎて楽しい。さすがに女子高生は鹿を一人で解体できなくないか?

メインの登場人物としては、小間使いの綾と信長の嫡男の奇妙丸が登場してきた。
この先の2巻、3巻で主要キャラがどんどん出てくるので挿絵も楽しみ。

0
2023年07月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

農業、畜産、林業に詳しく、実戦経験もあり、そして日本史(戦国史)もマニアックなほどに詳細な知識のある女子高校生が、転生直後に信長に会い、配下になり、村長になって、大きな収穫を挙げ、『富国強兵』を信長に説くという物語。ハイイロオオカミまでが懐くというおまけまでつく。続巻も長く、『苦労』感はほとんどないが、爽快な活躍劇が続くのではないかと思う。

0
2020年07月10日

e3

購入済み

おもしろいが

 文章・構成などは荒く、登場人物の心理や戦の情景などは明らかに描写が足りてない。また会話シーンも読みにくく、誰が話しているのか混乱することが多々ある。三巻の話になるが、足満のあたりは読んでて訳が分からず辛かった。
 また、歴史改変もの(?)なのだがどこまでが史実でどこからが改変なのかが分からない。登場人物も多いが名前の読み方から分からない人がたくさん出てくる。歴史マニアの人なら楽しめるのだろうか。
 小説なのに副読本がないと楽しめないのだとしたらちょっと問題かな。

1
2019年07月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

戦国時代にタイムスリップした女子高生が農業を
中心に現代の知識を駆使して時代を超越した繁栄
をもたらし織田家の推進力になる話

0
2025年04月20日

農業から見る戦国時代

農業高校に通う女子高生が突然タイムスリップして偶然織田信長に仕え、農業スキルを駆使して活躍するタイムスリップもの。農業の知識のオンパレードで、戦国時代ものでこの切り口は斬新。それにしても主人公のスキルがパないっす。

#タメになる

0
2025年02月15日

購入済み

口絵の統一をお願いします。

話は面白い。
知識チートな農業女子は、すぶとい。

評価が星2つの理由
"【期間限定 試し読み増量版】戦国小町苦労譚1" で2-3Pの口絵が横表示であるのに、有料版は縦表示。
購入してがっかりした。
三巻以降は横表示なのでそちらに統一して欲しい。

1
2019年09月03日

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