平沢下戸のレビュー一覧
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三途川理シリーズ。今回の主役は、記憶を宝石に変えて盗んでしまう「思い出泥棒」。なんともすごい能力なのだけれど、三途川理に出会ってしまった不運……というか、三途川理にあんなもの渡しちゃったら……鬼に金棒というか混ぜるな危険というか、とにかくとんでもないことになっちゃいますよっ!!!
ってなわけでスリル満点、はらはらどきどきの展開。ミステリ読みだからこその着眼点で逆に騙されてしまったりもしながら、一気読みです。しっかしそれにしても、三途川理は凄い。最強にして最凶だよなあ。……ああでも最後はやっぱりこうなっちゃうのね(笑)。そしてもっと邪悪な人が存在するのか……そのうち登場しないかしら。 -
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誰かに変身して相手の本当の気持ちを知りたいと思ったことは誰でもあるだろう。この作品は、祭りでなじみ深いお面を使って、その気持ちをテーマにした一冊だ。児童書だが、人間関係や人生というものを考えさせられる作品だった。山の神の元に捨てられていた二人の赤ん坊を、山の神は、人間の面作師にあずけた。その面作師は、腕のいいものだけが作れるという、「妖面」も裏のお面屋として売っていた。二人の子供、太良と甘楽は、面作りを教わり、祭りで「お面屋たまよし」として面を売りながら、それをかぶればなりたい姿になれるという妖面を売る裏のお面屋「魔縁堂」もやっていた。この本での「魔縁堂」へのお客は3人。いいなずけの本心を知り
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弟に勧められて読み進めている。
いいかげん周囲の主人公マンセーに辟易してきた…
歴女だから歴史に詳しい←わかる
農業高校だから農業に詳しい←わかる
祖父の教えで獲物も解体できる←まあわかる
姉がミリオタで兵器にちょっと詳しい←まあわからんでもない
姉がミリオタで戦術にちょっと詳しい←まあわからんでもない
それを実践できる←え?
工業製品の仕組みに詳しい←ん?
「開発どころか職人さんレベルのものすら作れない…」←当たり前や職人技やぞ
現代的工業製品の大雑把な設計図をひっさげて村の鍛冶屋に発注しまくる←エーカゲン二世
日用品や武器を開発しまくる←すごいのは職人や
入浴施設の設計ができる←なぜ? -
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無料版購入済み
地味な印象の長男
織田といえば当然信長 であるが、長男は信広だったんだ。長島一向一揆で戦死する、という印象しかなかったが、史実に残っていない分、色々と脚色しやすいのだな。ストーリー展開は転生ものの王道通りであるが、絵が少々拙劣なところが気になる。
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Posted by ブクログ
ネタバレ第2巻、静子は織田信長の家臣として、農業改革や軍事支援を進める中、木工職人集団を指導して現代生活用品の代替品を量産する様を描く、竹を使った「ケータイマグ」や簡易食器を竹の軽量性と加工しやすさを活かし、戦場での携帯性を考案、量産化を実現する
戦国時代の物資不足を補い、兵士や村人の生活を向上させる一方、コミック版では戦後静子自身は「命を奪う兵器開発」と「生活を支えの平和時に日用品・道具作りに技術を転換すると合理的・倫理的葛藤を描く一方、戦国の「力こそ正義」の価値観をクロスボウや火薬開発で織田家の戦力強化に貢献・・・新たな時間転送者の予感 -