レイモンドチャンドラーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
きっかけは、あの名セリフ「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きる資格がない」。元ネタを知りたくて手に取った一冊。
読んでみたら、目的以上に本編そのものが面白かった。マーロウと登場人物たちの気の利いた掛け合いが最高に小気味いい。真似したくなるけど、日常生活であんなキザなやり取りをする場面はどこにもない(笑)。
村上春樹作品でたまに出てくる、ちょっと変だけど洒落た言い回し——たとえば「赤坂でナッツでもつまもうか」的な、あの独特な日常描写も、たぶんチャンドラーの系譜にあるんだろうな、と勝手に納得。
ミステリーとしてのトリックや動機は正直ちょっと強引で、そこだけ見ると物足りない。でもそ -
Posted by ブクログ
かなり分厚い小説なのに文章はすごく読みやすかった。元の文がいいのか翻訳が上手いのか。翻訳ものはこれくらいのレベルの日本語文章が欲しい。
あ、一つだけわからなかった単語が。「代理シェリフ」。調べたらシェリフは保安官という意味だった。何故そこを訳さなかったんだろうか。
内容は静かなハード・ボイルド。
そこに渋さを感じる人もいれば、何故この状況で突如キャラ同士が殴り合いや武器での格闘を始めるのかという不思議さを感じる人もいるだろう。私は後者。まあそういう系統の話なのだから必然なんだろう。
そして主人公マーロウが人たらしすぎる!何となく小説の雰囲気は村上春樹っぽさを感じながら、しかし次々とマーロウ -
Posted by ブクログ
ネタバレ1953年刊行。2026-1953…73年前の作品ですね。
2018年の年末に1回読んでいることをすっかり忘れていました。感想もつけていないので当時はまったく刺さらなかったのでしょうか。2026年4月14日、再読でなんとか読み切りました。
親友になった人間が妻殺害の容疑をかけられ逃亡しメキシコで死んで、なぜか色んな人間に絡まれてるうちに新しい依頼が舞い込んできて…。
探偵といっても推理はあまりなく、人間ドラマ。当時のイケてる、カッコいい、とされるハードボイルド、今読むと登場人物みんな喧嘩腰ではある。さらにマーロウはまぁまぁめんどくさい。
良作とは思うけれど、令和に読むと、長い!長すぎる