レイモンドチャンドラーのレビュー一覧
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ネタバレフィリップ・マーロウシリーズの村上春樹翻訳もこれで最後。(マーロウシリーズ7冊の長編のうち4作目だが、村上春樹が翻訳した順番で言えば最後)
マーロウは、実業家ドレイス・キングズリーに失踪した妻クリスタルの捜索を依頼され、キングズリーの別荘を訪れる。そこで雇われている使用人ビルの妻ミュリエルの死体が湖の底で見つかった…というところから始まる。
が、出てくる死体はこれ一つじゃないし、「実は悪人でした」という奴らがぽこぽこ出てきて、なかなか飽きない展開だった。あと、この死体は実は医者の奥さん(つまり別人)で、自称アパートの家主は実はクリスタルで、自称ロス警官デソトは実はデガルモで、クリスタルを殺し -
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レイモンド・チャンドラー新訳シリーズ、最終作。もうマーロウに出会えないのかと思うとやはり寂しい気持ちが...。後書きを読み終え、感慨深い気持ちになっている。
行く先々で様々なことに巻き込まれるマーロウ。「1日1殺人」は言い得て妙だなと思い、少し笑った。しかしそれも私立探偵が欲している答えの一部であり、呼び寄せるんだろうな、と。
今回の作品は少しハードボイルド感に欠ける気もするが、普通に面白かった。真ん中あたりから抱えていた違和感が最後にスカッとした。私立探偵/フィリップ・マーロウに魅了されてよかったと心から思う。そして村上さん、ありがとうございました。
(それにしてもやはり寂しい...ロ -
Posted by ブクログ
レイモンド・チャンドラー長編の村上春樹訳としては最終となります。名残惜しいというか、余韻に浸るように読んでいきました。他のチャンドラー長編とは大分違った印象のある本作。少し期待を裏切られながらも、本作には光る魅力もありという内容でした。その場その場に読者を引っ張り込む、魅力的な文章の力は、他作品よりは弱いところがあり、そのある意味筋を無視したエンターテイメント性が影を潜めています。筋をしっかりと持った、一般的な推理小説に近いものにしているのですが、著者にとっては慣れないことをしてしまったのか、最後は矛盾を呈するようになってしまっているのを感じます。やはりチャンドラー小説は、読者が状況を呑み込め
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Posted by ブクログ
村上春樹が翻訳したレイモンド・チャンドラーの名作「さよなら、愛しい人(Farewell,My Lovely)」を読みました。
「The Long Goodbye」「Big Sleep」に引き続き3作品目。
フィリップ・マーロウは相変わらず頭が切れて、率直で、男くさくて、女性に対してシビアで、へこたれず、強く、そして孤独です。
そこに首を突っ込むの?という点が普通と違ってドキドキの連続で、案の定痛い目に何度も会います。今回は半殺しのヤク漬けにされかかるなど、ちょっと程々にしておきなよと忠告したくなるぐらい。
あと言葉尻がいちいち面倒くさい。相手に食ってかかるし、皮肉っぽいし。あと、まる