レイモンドチャンドラーのレビュー一覧

  • 高い窓

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    妙な一家の妙な依頼。細かいパーツが組み合わされ、最期に明らかになる事実。ヒロインが珍しく悲惨な目に遭わないので良い。

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    2020年04月10日
  • さよなら、愛しい人

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    展開が全く読めない
    マーロウなんでそっち行くん?なんでそんなことするん?って思いながらずっと読み進めてました
    ドントシンクフィールって感じですね
    素晴らしい

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    2019年06月23日
  • さよなら、愛しい人

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    村上春樹訳のハードボイルドミステリであるフィリップ・マーロウものの2作目。旧訳のほうは荒々しく削り出した巌を撫でて温度を感じるようのな無駄のない文体だが、今作の新訳のほうは、岩の成分を一つ一つ手で探ってフィリップ・マーロウというキャラクターを浮かび上がらせるような作りになっている。ハードボイルド、という単語から連想するような気取った感じはなく「こういう生き方しかできない」どこまでも不器用でたった一つの美学のみで突き進んでいくマーロウには男として憧れるものを感じる。事件の流れから最後で明かされた真相の読後感もさることながら、マーロウの身に起こる一つ一つの出来事に対してのレスポンスが一番の魅力だろ

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    2019年05月25日
  • 大いなる眠り

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    探偵フィリップ・マーロウが石油富豪一家の闇に探り込んでいく話。はっとするような比喩表現が散りばめてあり、それだけでも読んでいて面白い。それにしてもこの姉妹は現代のパーティピープルな米国セレブを描いているようだ。こういう人ってこの時代からいるんだね。
    話の筋が時々分かりにくくなるけど、巻末の翻訳者・村上春樹の解説を読むとそれもOK!と思えてくる。

    いくつかの殺人が話に出てくるけど、お抱えの運転手を殺したのは誰なのか?それが最後まで分からなかったなあ、よく読めばどこかに伏線があったのかなあ…と思っていた。
    が、解説によると、当時チャンドラー氏に犯人を誰か聞いた人がいて、「私も知らない」と答えたそ

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    2018年12月23日
  • 長いお別れ

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    大筋ではミステリだが
    主人公フィリップ・マーロウの「ハードボイルド」を描くに多いに筆費やされる
    ミステリに対し私立探偵というその立場は
    現在なら「警察ものミステリ」に入るだろう名(超)探偵でない職場ものであるものの
    「ハードボイルド」なので安易に仲間はいない
    君の瞳に乾杯するのも至極慎重
    そういうハードボイルドとはなんなのかといえば一般に「大人の男の格好付け」で
    格好良いと老若男女をできるだけ問わず言ってもらえるかが価値高低
    それは時代と文明とに関わりなく人間として普遍のものであるはずで
    というのはハードボイルドは臨機応変格好良い理想なのだから

    小説としてこれを描く手法は「青春小説」が好適

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    2018年12月08日
  • プレイバック

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    If I wasn't hard, I wouldn't be alive.If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.


    誰からも何も求めないかたくなな気持ち

    娘はこの本を「葉っぱの絵本」と呼んで、筆ペンでたくさんの絵を描いて、そして私の膝の上に乗って、「読んで」って何度も言ってくれました。

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    2018年10月22日
  • さよなら、愛しい人

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    仕事で訪れた酒場で事件に巻き込まれ、これをきっかけに、様々な人々の思惑の繋がりの中に絡め取られていく。主人公はその中を緩急つけながらもがき進んでいくことになります。いったい俺は何を探しているんだろうという疑問を持つ暇もないままに。
    行間にある登場人物から発せられるサインと、同じく行間にある主人公の直感とが、事件の真相に向かって読者を進ませてくれます。説明できないけれども分かる必然性が、読者を虜にするのではないかと思います。それだけ登場人物が魅力的に生き生きと描かれていて、目の前で映画を見ているかのようにはっきりと場面が浮かび、感動します。魅力的なセリフの数々。読後にこの世界の余韻に浸るひと時に

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    2018年08月04日
  • 長いお別れ

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    マーロウは、酒場でテリー・レノックスと知り合った。何度か一緒に酒を飲んだだけの仲にもかかわらず、殺されたテリーのために、マーロウは一銭にもならない調査を始める。友人への想いと真実を求めて。

    私立探偵フィリップ・マーロウ・シリーズ不朽の名作。男の友情を描いたハードボイルドとしての印象が強いけれど、ミステリーとしても秀逸な作品である。心に残る名台詞でも有名。

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    2022年04月14日
  • 長いお別れ

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    チャンドラーは長編も短編も全て好き。特にこの「ロング・グッドバイ」は最高傑作としていつまでも手元に置いておきたい本だ。

    30年ぶりに再読した。多分、3回目。
    やはり面白い。何より登場人物が魅力的だ。エリオットの引用など鼻につくと思われる方が居るかも知れないがこれはマーローの良い味になっている。

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    2020年11月09日
  • さらば愛しき女よ

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    チャンドラー長編2作目にして不朽の傑作。

    私がこの作品と出逢ったことの最大の不幸は先に『長いお別れ』を読んでしまったことにある。もしあの頃の私がフィリップ・マーロウの人生の歩みに少しでも配慮しておけば、そんな愚行は起こさなかったに違いない。あれ以来、私は新しい作者の作品に着手する時は愚直なまでに原書刊行順に執着するようになった。
    そんなわけでチャンドラー作品の中で「永遠の№2」が私の中で付せられるようになってしまったのだが、全編を覆うペシミズムはなんとも云いようがないほど胸に染みていく。上質のブランデーが1滴も無駄に出来ないように、本書もまた一言一句無駄に出来ない上質の文章だ。

    マーロ

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    2017年05月21日
  • 高い窓

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    この手の文学的要素が強い小説は読み進めるのがきつい時もあると思ってるけど、今回はミステリーとしても面白かった。
    いつも通り、ハードボイルドな渋いフィリップ・マーロウも楽しめる。


    資産家の老女エリザベス・マードックから義娘リンダを探す依頼を受けたマーロウだったが、マードック家には秘密があった…

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    70
    「我々が芝生を横切って近づいていくと、女は気怠そうにこちらに目を向けた。十メートル手前から見ると、とびっきりの一級品に見えた。三メートル手前から見ると、彼女は十メートル手前から眺めるべくこしらえられていることがわかった」

    155
    「いや、その通りだ。私はショックを受けていてね。頭が

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    2017年05月24日
  • リトル・シスター

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    訳者の村上春樹氏があとがきで述べている通り、オーファメイ・クエストが魅力的。もしかしたら訳者の思い入れがそう読ませているのかもしれないけれど。二転、三転する謎解きも読みごたえは十分だと思う。

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    2017年01月14日
  • さよなら、愛しい人

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    切ない。この切なく寂しい、それでいて暗くない読後感がチャンドラーの魅力だと思う。あまりにも漠然とした感想だけれど。

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    2017年01月11日
  • 高い窓

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    あいかわらず、最高にエンターテイメントとして面白い小説でした。他にも美点はありますが、まずそう言いたいです。主人公の魅力を十分に楽しむことができました。個人的に買って読むぞという時に、ワクワク感の伴う数少ない作家です。訳をされている村上春樹さんもそれが分かった訳し方をしていただいていると思います。
    他のチャンドラーの小説と少し違って、筋や人物背景がきちんと描かれています。それを吹き飛ばす勢いが減じているのがありますが、主人公マーロウの魅力が損なわれるわけではなく、随所でその行動に魅了されました。そして全体的に謎がすっきりと解決されています。それは人によって違うのでしょうけど、私は良かったと思い

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    2016年12月25日
  • さらば愛しき女よ

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    やっぱり・・・何度読んでも、この作品を越えるハードボイルド作品はないでしょう!あまりにもベタだけど・・・あはは
    ハードボイルド作品を読むと、どうしても探偵の原型はマーロウからきていわねーって思っちゃうんですよねぇ><
    他のチャンドラー作品も、「長いお別れ」は別として、霞んでしまいますもんね。
    それだけ私には本書が鮮烈だったわけなんです。ハメットもいいけど・・やっぱりチャンドラーかなぁ~。

    なんといっても、主人公の私立探偵マーロウの人物像が魅力的すぎる。
    これこそ男の鏡!みたいな考え方。決して幸せでも大金持ちでもない。でも彼の中には静寂があり、少しシニカルな物言いもなんだか全てが私にはヤバイの

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    2013年10月04日
  • リトル・シスター

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    村上春樹訳のマーロウシリーズ
    訳者もあとがきで書いていますが(「結局誰が誰を殺したのかと訊かれると、急には答えられない」)、とにかく話の筋が分からない。難解。つじつまが合わない。その支離滅裂さ(それでも芯は押さえられている)は病的なものを感じます。
     それでも引き込まれる。後半の主人公が適地に乗り込むシーンあたりの描写には、そこから姿勢を正して読んでいただけると感動します。そこだけを読んでも良い。
     何が何だか分からない状態のまま読み進めるのは苦痛ですが(そして最後まで分からない)シーンごとの描写は秀逸ですので、良い文章を読みたい方には、他には無い悦楽を味わっていただけるのではないかと思います

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    2012年11月06日
  • リトル・シスター

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    ネタバレ

    フィリップ・マーロウ・シリーズ

    マーロウの元にやってきた依頼人・オーファメイ・クエスト。行方不明の兄オリンの捜索。オリンの住んでいたアパートの捜索。オリンの部屋を物色するヒックスと名乗る男。捜索中に殺害された管理人クローゼン。クローゼンが電話をかけた相手。ホテルに呼び出されたマーロウの前にあらわれたヒックスの遺体と謎の女。女優メイヴィス・ウェルドとオリンの関係。殺害されたギャング・スピンクの秘密。オリンの遺体発見。マーロウの手に入れた写真とネガの秘密。スティールグレイブの秘密と死。依頼人オーファメイの謎とラガーディー医師の秘密。

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    2012年09月22日
  • 高い窓

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    フィリップ・マーロウものの長編はこれで全部読み終わったことに…
    7編しか書かれていないことが悔やまれてならない。

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    2012年07月03日
  • 湖中の女

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    先に「ベイ・シティ・ブルース」を読んでいたこともあって、すんなり文が入ってきた。一番好きなセリフがカットされていたのは残念だが、犯人を知っててなお楽しめる探偵ものも中々出合えない。

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    2012年06月30日
  • 湖中の女

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    短編である程度わかってしまっている流れはあったがそれを気にさせない面白さだった。かっこいいなあクソッ。

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    2011年06月11日