上阪徹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
メモだけで、本を作るって、すごいなぁと思って読んだ。私もメモ魔である。
著者は、毎月1冊は本を出すブックライターである。ブックライターという言葉の響きがいいなぁ。さて本書は「チリも積もれば山となる」という格言通り、「メモも積もれば本になる」
ということを実践で示した。「人は忘れる動物である」そのためメモをする。それもA4ノートを使えという。なるほど、納得。私もA4ノート派である。とにかく、ノートは時系列なので、記憶を呼び覚ますに最適なのだ。メモは、スケジュール系と仕事系の二つに分ける。スケジュール以外はすべて仕事系ノートにメモをする。メモを取ることから、具体的な仕事論に入って行く。構成と編集が -
Posted by ブクログ
著者の上阪徹は、かつてゴーストライターと呼ばれた職業が、現在ではブックライターとしての役割を担い、文章術を教える時代になったことを示している。彼の著作は累計200万部を超え、締め切りには必ず間に合わせるという驚異的な生産力を誇る。著者は、5日で1冊の本を書くことができる。日本でも屈指の人物であり、そうした人物が提案する文章術は必読である。
文章を書くスピードを向上させるためには、ラインで行っているように、用件のみを伝えるコミュニケーション手法が有効である。また、文章を書く際には「どう書くか」ではなく、「何を書くか」に焦点を当てることが重要である。文章を書くためには、まず素材を集める必要が -
Posted by ブクログ
タイトルが直球過ぎて人に見られたら狙ってるかギャグかと思われそうだけど、よりよく生きることを真剣に考えてるから誰に何を思われようがいいんです。
全体的にとてもわかりやすくて自分が普段から心がけていることなどもあったり、そうだよなあ、とか頷きながら読みました。もちろん、理解できない部分もあったけど、今は理解できる部分を大事に生きていればいつかわかるようになる気がする。
社長とか起業家、アイドル、芸人、スポーツ選手いろんな分野で「成功」した人達3000人以上の方へのインタビュー経験から得た気づきや考えにはさすがに説得力がある。
大切な人の死が与える影響はとても大きい、それが転機となる人が多いという -
Posted by ブクログ
自分が実際に教えてもらえた、と疑似体験できるよい本。
偶然を信じる はよい言葉。
自分自身の、あるいは自分が後輩に聞かれても答えられないような質問に代わりに答えてくれている、その答えを紹介している。
なぜ雑用を新人がやらなければならないのか。
不条理と思うことは世の中にはあり集団の中では発生しやすい。その先にあるメカニズムまで考えればその不条理も意義あるものとして受け入れられる。
メカニズム: 雑用を誰にでもできるが誰かがやらなければならない仕事と定義。経験の上でできる仕事は経験積んだものが担う、誰にでもできる仕事は経験積んでいないものが担うのは自然。
その先のメカニズムを理解することが大事 -
Posted by ブクログ
オーストラリアのワーホリをテーマにした本を読みました。著者はライターの師匠である、上阪 徹さん。
現地への渡航はもちろん、日本国内やオンラインも含め、当事者、関係者など。多数の方へのインタビューがベースとなっています。
そもそもなぜ、オーストラリアにワーホリで行こうと思ったのか。不安だったこと。どのような準備をしたのか、結果、どうだったのか。
実際の現地での暮らしや仕事の状況。ワーホリ後の変化、キャリアパスなど。登場人物のリアルな言葉で、過去、現在、これからなどが語られています。
目的を達成するには準備や努力、それなりにリスクをとるとのマインドや実際のアクションが必要であること。合理的