上阪徹のレビュー一覧
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コピーライター上阪徹さんの本。
文章の書き方についての本をいくつか出されていて、読んでみたいなーと思っていました。
さすが、文章について書いてあるだけあって「読みやすい!」と感じた一冊でした。
著者の言うところの“リズム″なのかもしれません。
考えて見ると当たり前のことなんですが、書き手に回るとつい忘れてしまいがちな大切なことをたくさん学ぶことができる良書です。
何のために書くか?目的やターゲットをハッキリさせるというのは、当たり前ですが大事なことです。
しかし、気をつけていないとすぐに書くことそのものが目的になってしまうというのは本当によくわかります。
文章というのは「読む人の時間を奪 -
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起業家の本は何冊か読んだけど、だいたい、不眠不休で、とにかくがむしゃらに温度が強くって、自分にはそこまで熱量持てるビジネスプランはない、って感じさせられるのだけど、この人の場合、もちろん、実際は無給状態で何ヶ月も休みなく働いてたけど、この事業を成功させたいという温度よりも、幸せにしたい、幸せというと結構包括的に聞こえて便利なんだけど、がむしゃらのなかに、成り上がりたいとかお金持ちになりたいとかより、幸せにして幸せになりたい感が強くって、こういう成功の仕方もあるんだな、って思えた。
幸せの定義は人それぞれだから、人の幸せが自分の幸せになりそれを起業する熱量にできるのはだれしもができることではない -
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ネタバレ2011年12月、史上最年少の25歳1ヶ月で上場を果たした社長・村上太一(たいち)氏。
リブセンスという、インターネットを使ったアルバイト情報サイトを運営する会社だ。
村上氏は、とても若々しく笑顔がキラキラと輝く社長だ。
高校の時に、株でうまくやっていったが、誰かにのためになっていると実感しなかった。
それがきっかけになり、世の中のためにと、起業を意識して準備を始めている。
大学では、起業の授業を1年生から受講し、プレゼンテーションで村上氏の企画案が選ばれた。
選ばれた人には、大学から部屋が提供され、そこで起業を果たす。
リブセンスは、成功報酬型の求人サイトで、アルバイトを採用したい -
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・幸せから生まれる幸せ
・ルールが決まっているわけですから。それにいくら反発しても仕方がありません。ルールの中で最大限がんばるしかない。
・そのとき、ウソをつくのはやめよう、と思ったんです。もう人にウソをつきたくないと
・自分が株取引をしていても、世の中で誰かが喜んでくれているのか、まるで実感できなかったことだ。
・ビジネスの一番の魅力は世の中の課題を解決できることではないか
・やっぱり競争ですから、敵の強さも把握しておかないといけない
・テレアポは断られてヘコんでいるとダメなんですね。
・とても一生懸命で熱かった。
・リブセンスらしい人材の評価軸がある。「仕組みが作れることです。
・お金のた -
Posted by ブクログ
内容はかなり為になる。
弁護士資格を持つ初の上場企業社長。
起業家として重要な、理念を語ることで人に応援してもらう、といった事を実践されており、他にも個人的に考える事業の成功法則を押さえられている印象。
ただ、本としては、誤字脱字が多いのが非常に残念。編集者が悪いのだとは思うが、プロフェッショナルの仕事と思えない。
・事業環境(司法試験合格者数増、弁護士によるマーケティングの必要性拡大)の追い風を受けている。
・最初はユーザー(弁護士、利用者)を集めることに専念する。マネタイズは考えない。(→弁護士法72条の影響ももちろんある)
・純粋に世のなかのためになるから事業をやっているんだということ