上阪徹のレビュー一覧
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「ライザップはなぜ、結果にコミットできるのか」、読んでみてほんとうによく理解できました(笑)。
編集者から、ライザップのことを書いてみないかというオファーがあり、筆者自らも当該会社のプログラㇺを体験し、そして、会社の思い、実践内容を丁寧に書いた本だ。
あの有名なテレビコマーシャルだけを見ていただけなら、何かしら懐疑的な気持ちで終わってしまっていただろう。
社長以下、会社スタッフの理念、そして、実践が論理的で、システマティックだ。
ゲスト(お客さん)にただ痩せるだけではなく、その延長線上にどんなふうに人生を有意義に暮らしたいのだと提案する事から始まる。
結局、ゲストを心からサポートするトレーナー -
Posted by ブクログ
ライザップのイメージは極端な食事制限とハードな筋トレを強いて痩せさせること。
だが、本書を読んで180度イメージが変わった。
理論に基づく低糖質食の習慣と運動の方法・知識を基盤に置いている。
その上で目指すものは、ゲストの人生を変えること。
ただ体重を落とすことに目的を置かず、理想とする体型に近づいて、その先に何を目指すのかに焦点を合わせている。
理学療法と同じで、ただ痛みを取ること、筋肉をつけること、歩けることが目的ではない。
その先にどんな生活を望むのかが最も大切なんだと思った。
新たなライザップのイメージはこうだ。
教育されたトレーナー達がゲスト一人一人に向かい合い、知識と習慣を商品 -
Posted by ブクログ
ネタバレ20代中頃にして、10年以上先の今の「弁護士ドットコム」に通じるビジョンを信じていられた元榮社長は、やはり尋常じゃないと思いました。
マザーズ上場までは8年間赤字だったり(実際は同時に経営していた弁護士事務所が順調だったということはあれど)、赤字じゃなくても8年間という時間は決して短くないが、信じ続けたことがすごいし、社会や弁護士業界や周囲の人に対するリスペクトを失わず、自身のプライドに固執せず、歩み続けたことがすごい。
何よりも、名門弁護士事務所で若くして大活躍していて、そもそも弁護士という社会的にはそれだけで十分その価値を認められている環境の中で、当時の弁護士のあり方に疑問符を投げかけられ -
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ブックライターという職業は、あまり聞き慣れない職業のように思いますが、僕らが普段読んでいる本を書かれてるライターさんのことです。この世にはたくさんの本が出版されていますが、本を出される方すべてが、文章を書くのがうまい訳がありません。よくゴーストライターと称されることもありますが、そういった執筆を受け持つ方はゴーストではありません。本を出される方といっしょに取り組むことで、世の中に何かを伝えようとしています。そのために、文章を書くプロが文章を書いているのです。
悪い呼ばれ方をする仕事でもありますが、この仕事でいったいどれぐらい稼いでいるのか、仕事がどれくらいあるのか。また、著者の執筆方法など、 -
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書くことではなく伝えることが
文章で伝えることは難しい
絵文字記号などの行間ツールを使わない
→共通の認識が必要。文章だけで表現できなくなる
うまく書こうとしたり、借り物の言葉を使わない。読者は鋭い。すぐばれる
慣用句も使わない。例、懸念をはらむ。
何度も読み返す
誰にたいしても100点の文章はない
自分のなかで100点を定める
有料で週刊誌を買う AERA
紙の発行物はコストがかかっているのでしっかりした文章になっている。週刊誌は大衆向けの文章。
無料で読むと読み手もお手軽感覚で、有料なら積極的に読める
うまいと思う文章はにまずは気付くこと。
手本にして真似できるようになる
ストックして -
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フリーランスのライターとして活躍される上坂徹さんの著書。
『プロ文書論』が読書会で紹介されたのがきっかけで読んだんですが、その時から色々と読ませてもらうようになりました☆
今回の本は『聞く』ことがテーマとなっていますが、ちょっとびっくりというか新しい角度でした。
自分自身が『聞く』という行為に重きを置いている『コーチング』という仕事を生業としているだけに、コーチやカウンセラーなどの人が書いた『聞く』をテーマにした本をたくさん読ませていただきましたが、確かにインタビューも『聞く』なんですよね。
共通する部分も多く、また勉強させられました。
1対1で基本的に自分は人と接することが多いので -
Posted by ブクログ
『プロ文章論』がとても勉強になったので、この本を買いました。
やっぱり全体を通して、とても読みやすい印象。
ルール1がいきなり
『書くことは目的ではない』
ときちゃうので、『おぉっ!?』となるかもしれませんが、とても納得できる内容です。
ここで大切なのは本当に文章と向き合うこと。集中することだと思いました。時間のことは書いていませんでしたが、締め切りに追われたり、時間のことにフォーカスしてしまった瞬間『書くことが目的』になっちゃうよなぁと思いました。文章を書く時には環境を整えることも大切ですね。
あと勉強になったのは
•自分で100点を定める
•「文章」を書こうとしない
「しゃべ -
Posted by ブクログ
文章の書き方指南を通して仕事の進め方を説いている本。
昨今、書き方にしろ話し方にしろ表現や表情など体裁にこだわるハウツーが多いが、やはり内容、本書でいう素材が全てである。
内容があれば、書き方が苦手だろうが何かしら文章は書けるし、話においても少し緊張してようがいざ話し出すと話せる。
逆に、内容や軸がないから、手や口が止まる。
先に内容を調査し、荒くでも書き出しておけば、その素材を組み合わせたり、推敲したりで提出できる文章が自ずと出来上がる。
書き方以外の他の仕事の進め方にも共通しており、荒く進めて流れを俯瞰して、全体像が見えたら詳細を一つずつ詰めていけば、自然な流れの結果が出来上がる。
小