上阪徹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
困っている人と弁護士をインターネットでつなぐ、というサービス「弁護士ドットコム」
「困っている人を助けたい」という一心でエリート弁護士の道を捨てて、赤字の苦節8年。とうとう2014年12月、日本に類を見ない弁護士資格を持つ創業社長の会社が、東証マザーズ上場を達成しました。
本書は、「弁護士ドットコム」代表・元榮さんの生い立ちを追いながら、弁護士ドットコム誕生秘話、そこにかける想いなどを徹底的に紐解いていきます。
縁があって参加させてもらった講演会で、元榮さんのこと、弁護士ドットコムのことを初めて知りました。
そして、「こんなサービスがあったなんて」と、とてもとても驚きました。弁護士や医師はど -
Posted by ブクログ
「日本も捨てたもんじゃない、こんな若者がいるのだ」ということを知ってもらうことが、この本の目的である。では、その若者とは?主人公は最年少上場記録を持つ、リブセンスの代表取締役社長、村上太一さん。
どのようにして、村上さんは25歳で上場を果たすことができたのか。そもそも、なぜ起業したいと思ったのか?その答えは、村上さんの過ごしてきた人生の中にヒントがあった。しかし、その人生とは決して特異なものではなく、日本に住む多くの若者が当たり前に過ごす日常だった。バイト探しから感じた「不便さ」、クッキーを配って周りの人が喜んでくれた際に感じた「喜び。」それらの経験で感じた感情を一つのフレーズに込めた経 -
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<目的>
・本を書くと言う仕事、出版に関する情報入手、上阪さんと言う人を知る
<得たこと>
・ゴーストライターとは違う、フリーライターとも違う
・本を出す事はあくまでも手段に過ぎない
・著作には良質なコンテンツが必要
・出版にかかる費用は200万円〜300万円
・人生に無駄な経験はひとつもない
・売ろうとしてはいけない
・取材で大事なことは挨拶
・話すように書く
・文章には答えはない(正解も不正解もない)
・大きなデスクを使う
・フォーマットをきちんと決める
・スーツで仕事(身だしなみをきちんとする)
・締め切りを100%守っている
<実践すること>
・目の前の仕事を必死に取り組む
・相手を想 -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルにある「会話」も含まれるのだろうが、主にインタビューの経験に根差した聞くための心構えや準備が書かれているので、こちら側に何らかの目的があって相手に話してもらう場面で参考になる。
他方で、相手のために話してもらうような「傾聴」では、本書で勧められている、例えばメモをとることが警戒心を招いたり、安易な「大変ですね」の発言が反感につながったりしかねないとも思う。
やはり本書でも繰り返されているように、相手を理解しようとする姿勢、感謝の気持ち、自分をよく見せようとしないことなど、テクニック以前の思いが大切で、それがあれば上記のような場面でも相手の話しやすい雰囲気ができるのだと感じる。
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