上阪徹のレビュー一覧
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35の童話をビジネスの視点から読み解いた書籍で人生を如何に生きるか、生き抜いていくかを教える教科書だ。その中の一部は、「勿体無い心を持つ人になる事」(足るを知る)、「少しだけ足らないものを残した生活が幸福の満足度が違う」、とある。また、「形あるものはいつか壊れるが、学んだことは消える事はない」、「物だけでは人を幸福にできない。これからはコトを意識し、楽しむこと」。結局、人はそんなに簡単ではない「正しいことをやる」ことが当たり前だができないのが人生なのだ。誘惑あり、欲望が増え、つい横道にずれてしまうのが人生だ。そこから修正できるのもまた人生の苦であり楽であり、どう選び生きるかだ、と思う。
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「どんなことも忘れてしまうことを前提に行動する。とにかく何でもメモに残す。」との教えは、脳の短期メモリーが少なく、すぐ頭の中がパンパンになってしまう私にとって、毎日の生活を快適にするために、欠かせないものだと思った。
何をメモするのか、しないのかも考えず、全て書く!と決めておけばいちいち迷う必要もない。どこにメモしたのかを忘れてしまう懸念はあるのだが、そのルールさえ覚えていれば、私の頼りにならない頭よりも、ずっと確実にメモが記憶してくれる。
「とにかくすぐメモ!忘れる前にメモ!」という新たな行動指針を与えてくれた本書に感謝をしている。
もう一つ、大きな影響を受けたのは、「素材(事実、数字、 -
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若者よ、今こそ海外へでよう
ワーホリとは、ワーキングホリディのこと
本書の主旨は、安いニッポンから、ワーキングホリディを利用して、オーストラリアなど世界へ飛び出そうです
日本で働いて、描ける未来を想像したとき、まったくワクワクできなかったんです。思い返すと、日本というステージに飽きてしまったのだと思います。
オーストラリアにきて、いろんな国から来ている人たちに会って、日本で培った価値観はすべて完全にぶっ壊れました
■英語ができない日本人が職を得るためには
・やっぱり大事なのは英語だ
・スピーキングが大事だということ。話したり、聞いたりするこの重要性です
・自分の英語力のなさを日々痛感し -
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最近よく問題になっている日本で主流の一斉教育。自分もそれを受けた1人として疑問を常に持ちながら生活してきた。
平川さんの創った広島叡智学園は他の取り組みとはかなり異なっていた。今まで自分は教育に携わりたいと思い、教育現場の学校というものを変えたいと思っていた。しかし、平川さんにはその視点ではなかった。学校を教育現場として生徒を教育する場としてではなく、教員も教育していた。広島叡智学園は公立という特徴を生かして、6年で先生がほとんど入れ替わる。それは良い点も悪い点でもある。優秀な人材を失うことで学校は安易に傾くし、物置だった教員を他の学校に飛ばすことで膿を放出できる。しかし、平川は完全なるメリ -
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人生をより良く生きるための心構えをマインドリセットの観点でまとめた本。
自分の考えと一致している部分が多かったのか、非常に読みやすく、分かりやすいと感じた。これぞ人生を幸せに生きるための本質という内容。これは子供達にもしっかり伝えて行きたいと思う。
個人的に特に共感した内容は以下。
1.スキルよりマインド
2.常に試され続けると知っておく
3. 言葉は現実化する
4.大事なのは未来よりも今
5.モヤモヤしたら紙に書く
6.ありがとうから入る
7.テイクよりもギブを先に
8.五感は自然が取り戻してくれる
9.他人は変えられないが自分は変えられる
10.想像している以上に、他人はあなたを気にし -
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ネタバレ"一言でいうと、花井さんのいう「成長と抜擢」により、会社全体のスケールに繋がっていると思った著書
内定段階の人間にまで、子会社社長の座を与えるCAのスタンスにびっくりした。スピードが大事。
人事で活かすことを考えたならば「手を挙げた者に機会を与える」ということと「手を挙げた者の価値を有耶無耶にしない」カルチャーが必要
また、CAはこれだけの巨大組織ながらやはり「役員がいつでも直接見れる環境」が備わっており、また下から上に情報があがる文化も存在している
花井さん直轄で育った人間がゆえに、組織全体がそうなっているのかは、少々不明。
経営会議で一番活躍した人間が成績のみの評価であるため、人 -
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超書 はじめに に集約されている著者からのメッセージはこうです。
そして、文章そのものには言及していません。考え方を変えるだけで文章の技術が向上するのです。
文章を書けるようになったのは、文章を書く行動そのものにあるのではなく、書き始める前にあったのではないか。
読む相手を、徹底的に想像できているか。何を伝えたいのか を整理し、準備してから書き始められているか。
書き始める前に何をするか、その取り組みを進めれば、文章は一気に変わります。そして、応用も利くようになります。
文章力を身につけるための7カ条
①分かりやすい文章こそ、いい文章
②文章の技術は意識しなくていい
③難しい用語、言 -
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上阪徹氏がであった3000人から選んだ超一流の100人のプロの言葉
好きな人、好きな言葉を勝手に以下に。
魚谷雅彦 資生堂社長 ただ選択したものは、思い切り好きになって、のめり込みました。
坂東眞理子 昭和女子大学理事長 仕事は面白くないし、楽しくないもの。だからこそ、給料がもらえるんだから。
秋元 康 作詞家、プロデューサー 自分の信念にこだわり続けることだ。
冨山和彦 経営共創基盤会長 確実なのは、”確実なものなどない”ということ。そしてプロは生き残れるということ
五木寛之 作家 何かに活かされていると思うと、心穏やかになれるんです。
稲垣五郎 俳優 意外に思われるかもしれませんが、 -
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マイクロソフトの米日のキーマンを取材した力作 よくまとまっていると感じました
たしかに本書の語るとおり、気がつけば、マイクロソフト(MS)は変わっていた
IT関連以外で、一般の方が、MSを注目することはそうないとの指摘はもっともです。
また、MSは、スティーブ・パルマーの時代に 90%のマケットシェアを獲得しPCのOS市場を制覇した。
しかし、携帯電話 と センサー(IoT)が作り出す 10倍もの市場の登場に、ナディア・ナデラは、顕在化した危機感をもったことが、変革の力となりました。
環境の変化のスピードは、ますます速くなっていています。という表現でかたられています。
気になっていたのは以下 -
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当代切ってのライターの緒言、「私は28歳で失業者になりました。」で本書は始まります。
「所属する場所を失う恐怖、自分という人間が、どこにも何にも貢献できていなかった」いう言葉は、自分が失業した当時を思い起こして深い共感を呼び起こすものでした。
家族と、住宅ローンを抱えていましたが、幸いにも次の職場を得たのですが、一時はどうなるかとおもっておりました。そんなことへの振り返りの書でもありました。
「自分のために働くのをやめ、誰かのために働く」とのことばも、歳をへて、ようやくなんとなく感じてきたような気がしております。
気になったのは、以下です。
・プロフェッショナルは、若いときの苦労や努力を -
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上阪徹氏の書は、実に単純明快、まさに 「短く、わかりやすく、伝わりやすい」
本書は、ビジネス文章などの実用文をいかにすばやく書くためのものです。
帯の4つのことばが、そのまま本書の骨子です。
・「書きたいこと」ではなく「相手が求めるもの」を書く
・文章の「真の目的」をはっきりさせる
・文章は「素材」でできていると知る
・形容詞ではなく素材を並べるほうが説得力が高まる
重要なことが、形を変えて何度も紹介されていることが印象的でした。
他に気になったことは以下です。
・ビジネス文章を書くために必要なものは、「事実」「数字」「エピソード」である。それを「素材」という。
・起承転結は絶対に -
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マインド・リセット 不安・不満・不可能をプラスに変える思考習慣
著:上阪 徹
「自分のために働くのをやめ、誰かのために働くこと」
著者の人生を一変させたのは、この「マインド・リセット」、すなわち思考の転換であった。
自分のことばかり考えている人と、他の人の幸せも考えられる人、どちらか応援したくなるかと言えば当たり前のことである。
ほんの少しマインドを切り替えるだけで、仕事も、人生も大きく変わる。人生をもっと有意義なものにするために。仕事で心地よく成果を出していくために。そして、心穏やかに日々を送っていくために、本書では、3000人以上のプロフェッショナルからの教えを合わせて、以下の6章 -
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ネタバレもっと日々に感謝して生きよう。
自分が関わる一つ一つのことを大切にしていこう。
当たり前のことを当たり前に。
忘れていたことを思い出させてくれるような1冊。
衝撃だったのは、夢を持たない、目標を持たないという生き方。
とかく、大きくても小さくても何かに向かって走って達成することが美徳とされる世の中。
そんなに肩の力を入れなくてもいいんだ、と思ったし、そんな生き方をしたいと強烈に憧れを抱いた。
とはいえ。
凝り固まった心をほぐすのは少し時間がかかる。だからまた読みたい。繰り返し読みたい。あと5000回くらいは読んだら、完璧にマインドリセットできるかも…。あ、少しおおげさか。