上阪徹のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
"良い文章" とは何か?美しい文章やうまい文章ではなく、"読みやすい文章" こそが "良い文章"だ。そう定義した上での、良い文章を書くための心得集。
文章技術についてはほぼ触れられておらず(むしろそんなものはいらないというスタンス)、書くときに意識すべきことを教えてくれる。
職業や趣味としてのライター、メールやプレゼン資料を作成するビジネスマンにとってもかなり参考になる極意がたくさん載っている。もっと言うと、友だちに送るLINE、Xやインスタへの投稿にも役立つ。
また、これは私の考えすぎかもしれないが、最後の章は、それまでの章で紹介されていたテクニックが集大成的に盛り込まれているように思える。もし本当にそれをやっているのだとしたら、これはかなり巧妙で、著者は相当なテクニシャンだ。
意図的にそうやって盛り込んだのか、その真偽がタネ明かしされていないのでなんとも言えないが、答え合わせをするためにもう一度頭から読み直してみるのも面白そう。 -
Posted by ブクログ
35の童話をビジネスの視点から読み解いた書籍で人生を如何に生きるか、生き抜いていくかを教える教科書だ。その中の一部は、「勿体無い心を持つ人になる事」(足るを知る)、「少しだけ足らないものを残した生活が幸福の満足度が違う」、とある。また、「形あるものはいつか壊れるが、学んだことは消える事はない」、「物だけでは人を幸福にできない。これからはコトを意識し、楽しむこと」。結局、人はそんなに簡単ではない「正しいことをやる」ことが当たり前だができないのが人生なのだ。誘惑あり、欲望が増え、つい横道にずれてしまうのが人生だ。そこから修正できるのもまた人生の苦であり楽であり、どう選び生きるかだ、と思う。
-
Posted by ブクログ
「どんなことも忘れてしまうことを前提に行動する。とにかく何でもメモに残す。」との教えは、脳の短期メモリーが少なく、すぐ頭の中がパンパンになってしまう私にとって、毎日の生活を快適にするために、欠かせないものだと思った。
何をメモするのか、しないのかも考えず、全て書く!と決めておけばいちいち迷う必要もない。どこにメモしたのかを忘れてしまう懸念はあるのだが、そのルールさえ覚えていれば、私の頼りにならない頭よりも、ずっと確実にメモが記憶してくれる。
「とにかくすぐメモ!忘れる前にメモ!」という新たな行動指針を与えてくれた本書に感謝をしている。
もう一つ、大きな影響を受けたのは、「素材(事実、数字、エピソード)があれば、文章はすぐ書ける!」という文章術に関することだ。「ふさわしい形容詞を探そうとするから、書けなくなる。形容詞を使わないで、素材を使え!書く目的を意識して、素材を集めておけば、その素材を書くだけですぐ書ける!」という話には納得感があった。確かにどんなに趣向を凝らした形容詞よりも、場面がありありと目に浮かぶ素材を使って伝えたほうが、よりリアルになる。私は特に、使う形容詞が限られてしまう節もあるため、文章を書く際には、形容詞を封印するように意識して、素材を用いて記載しようと思った。
また、自分で持つメモは、仕事系とスケジュール系のA4ノート2冊と、スマホのメーラーがよいとのことだったので、沢山書けるように来年の手帳はサイズアップも検討しようと思った。とりあえずグーグルのメモに気がついたことは全てメモしているが、どのタイミングで見直していくかはまた考える必要がある。まだどうメモ活を軌道に乗せるか考える必要はあるものの、多くのヒントをくれた1冊だった。 -
Posted by ブクログ
若者よ、今こそ海外へでよう
ワーホリとは、ワーキングホリディのこと
本書の主旨は、安いニッポンから、ワーキングホリディを利用して、オーストラリアなど世界へ飛び出そうです
日本で働いて、描ける未来を想像したとき、まったくワクワクできなかったんです。思い返すと、日本というステージに飽きてしまったのだと思います。
オーストラリアにきて、いろんな国から来ている人たちに会って、日本で培った価値観はすべて完全にぶっ壊れました
■英語ができない日本人が職を得るためには
・やっぱり大事なのは英語だ
・スピーキングが大事だということ。話したり、聞いたりするこの重要性です
・自分の英語力のなさを日々痛感しています。シェアハウスにいますが、自分の言いたいことが伝えらえないことが悔しい
・そもそも英語が流暢ではない日本人をカフェで採用する理由などない、となれば、働きたいという熱意を買ってもらうしかない
・だらしない服装や態度、それこそ、ヘッドフォンをつけたままで履歴書をもってくる日本人もいるという、しかし、委ねられたスタッフは、履歴書をそのままゴミ箱に捨てたそうである。そんな失礼な態度の人間とは一緒に働きたくないからだ。
・学校でも、外国人しかいない。おかけで英語を話すしかなかったんです。
・やはり手に職は強いなと思いました。英語がすごくできて経験がない人より、英語はそこそこで手に職のある人のほうが仕事は早く見つかります
・経験がない、英語ができない では、オーナーにつなぎようがない。とにかく仕事が では通用しないということだ
・問うているのは、サービス業、ホスピタリティの経験がるかどうかです 丁寧な接客、しっかりした言葉遣いができる人を求めています
■留学するためには
・留学に行く相談を受けるのは、人生相談にも近いんですよね。それなりのお金を使って海外に出て、戻ってきたら私はどうなるんでしょうか、なんてところから話始まる
・仕事が見つけにくくなっていますが、行動力のある若者たちはそんなに困っていないんです。問題なのは、いったはいいものの無計画過ぎて困っている人が今、出てきていることです。
・行くのであれば、やはりそれなりの準備をしてほしい、ということなんです。
・日本人の看護師がアシスタントナースとして入る医療施設は軒並み評価が高まった。オーストラリアで日本が感謝されるのは、資源開発を行う商社ぐらいでした。でも、それ以外で、来てくれてありがとう、と言われるものができたんです。
■英語、英語、英語
・海外で暮らすクオリティオブライフを大きく左右するのは、間違いなく英語力
・ただ仕事をするとなると、単語で話すのではなく、やはりある程度、ちゃんとした文章で話せるくらいまでのレベルになっていないと難しいです
・質問に対する返事がさっと出てくるような英会話の訓練を、しっかりしておいたほうがいいんです。
・やっぱり、英語はできたほうがいいわけですから、英語に困るようも、英語に困らないほうがいい
・トラブルや詐欺を避けるためにも、英語は重要になるのだ
・英語力を伸ばす秘訣は、単語ではなく文章で答える
・でも、話せないんです。それは、頭で訳を考えてしまうからなんです。
・英語サイトにアクセスしてすばやく仕事を見つけられた人がいた。日本語では得られない情報が、英語なら手に入る
・ネットを活用して、英語で調べられる力をつけてから来たほうがいい
目次
はじめに
第1章 毎日が、人生が、変わった! ワーホリを決断した若者たち
第2章 なぜ仕事を辞めてワーホリに? 現地でリアルな声を聞いてみた
第3章 進学、起業、国際結婚 ワーホリで見つけた新しい生き方
第4章 ワーホリを希望する若者たち 説明会でリアルな声を聞いてみた
第5章 英語、英語、英語 ワーホリに絶対に必要なスキル
第6章 なぜ、オーストラリアの最低賃金は高いのか? 先進国で進む激しい人材獲得競争
第7章 ワーホリで得られる10のこと 海外チャレンジする人だけが手にするもの
おわりに
ISBN:9784492224151
。出版社:東洋経済新報社
。判型:4-6
。ページ数:224ページ
。定価:1500円(本体)
。発行年月日:2023年11月 -
Posted by ブクログ
最近よく問題になっている日本で主流の一斉教育。自分もそれを受けた1人として疑問を常に持ちながら生活してきた。
平川さんの創った広島叡智学園は他の取り組みとはかなり異なっていた。今まで自分は教育に携わりたいと思い、教育現場の学校というものを変えたいと思っていた。しかし、平川さんにはその視点ではなかった。学校を教育現場として生徒を教育する場としてではなく、教員も教育していた。広島叡智学園は公立という特徴を生かして、6年で先生がほとんど入れ替わる。それは良い点も悪い点でもある。優秀な人材を失うことで学校は安易に傾くし、物置だった教員を他の学校に飛ばすことで膿を放出できる。しかし、平川は完全なるメリットとして考えていた。広島叡智学園で育った教員を他の広島県の学校に行かせることで、一斉に広島県内の学校を変えることを企んでいた。教員の養成場としても生徒の養成場としても素晴らしい学校だ。
アメリカの公立高校に視察いくと先生を学ぶことを楽しくしてくれるベストフレンドと言った。
商業高校を仕方なくいく場所から志願していきたいと思わせるようにした。「ビジネス探求プログラム」では先生が教える授業ではなく、先生が教材を渡して、生徒が考える生徒主体の授業だった。今時はネットで知識を得ることが効率的にハイスピードでできる。しかし、チョークアンドチョークの授業では習得速度の異なる生徒を一斉に授業することでちょうどいい早さに適するのはきっと教室で1人。他は早すぎたり遅すぎると感じる。教科によってもそれは大きく異なる。知識を教えることが教育にはならない。先生はティーチャーからファシリテーターになる必要がある。 -
Posted by ブクログ
人生をより良く生きるための心構えをマインドリセットの観点でまとめた本。
自分の考えと一致している部分が多かったのか、非常に読みやすく、分かりやすいと感じた。これぞ人生を幸せに生きるための本質という内容。これは子供達にもしっかり伝えて行きたいと思う。
個人的に特に共感した内容は以下。
1.スキルよりマインド
2.常に試され続けると知っておく
3. 言葉は現実化する
4.大事なのは未来よりも今
5.モヤモヤしたら紙に書く
6.ありがとうから入る
7.テイクよりもギブを先に
8.五感は自然が取り戻してくれる
9.他人は変えられないが自分は変えられる
10.想像している以上に、他人はあなたを気にしていない -
Posted by ブクログ
ネタバレ"一言でいうと、花井さんのいう「成長と抜擢」により、会社全体のスケールに繋がっていると思った著書
内定段階の人間にまで、子会社社長の座を与えるCAのスタンスにびっくりした。スピードが大事。
人事で活かすことを考えたならば「手を挙げた者に機会を与える」ということと「手を挙げた者の価値を有耶無耶にしない」カルチャーが必要
また、CAはこれだけの巨大組織ながらやはり「役員がいつでも直接見れる環境」が備わっており、また下から上に情報があがる文化も存在している
花井さん直轄で育った人間がゆえに、組織全体がそうなっているのかは、少々不明。
経営会議で一番活躍した人間が成績のみの評価であるため、人物面から上層部にアウトプットできる環境を考えたほうが良い
※どんだけ営業成績優れてようが、人物が優れていないならば、結果部下がついてこなくて不幸になる
どうしても営業組織だと、営業成績至上主義にならざるを得ない側面はあれど、木村さんがよくいう「いいヤツ」っていう所を細分化するところから始めたほうが良い" -
Posted by ブクログ
超書 はじめに に集約されている著者からのメッセージはこうです。
そして、文章そのものには言及していません。考え方を変えるだけで文章の技術が向上するのです。
文章を書けるようになったのは、文章を書く行動そのものにあるのではなく、書き始める前にあったのではないか。
読む相手を、徹底的に想像できているか。何を伝えたいのか を整理し、準備してから書き始められているか。
書き始める前に何をするか、その取り組みを進めれば、文章は一気に変わります。そして、応用も利くようになります。
文章力を身につけるための7カ条
①分かりやすい文章こそ、いい文章
②文章の技術は意識しなくていい
③難しい用語、言葉は使わない、使ってはいけない
④もっとも大事なことは読み手について、どれだけ想像ができるか
⑤何を書くかは、相場観で見つけられる
⑥文章を書こうとしない、話をするつもりで書けばいい
⑦文章は、身体で覚える。読むことで覚える
気になったことは以下です。
・書くことは目的ではない。読んでいる人にどうすればもっと伝えたいことが伝わるかということです。
・うまい文章、いい文章とは、相手に伝えたいことが伝わりやすい文章ということになる。
・文章は怖いものである。人を簡単に傷つける、憤慨させる、勘違いさせる。送ったら取り消せない。
・誤字脱字こそ、注意。信用失墜につながる
・文章をうまく見せなくていい、やっていけないことのひとつは、背伸びをすること
・自分が理解できていないことは、相手にも理解させられない
・何度も読み返して送る。大事なメールや、手紙なら、1,2日ねかしてから見直してみる。
・しっかり読む練習をする
・いい文章への感度を高める 人の文章は学びのツール、どこがいいのかを分析する癖をつける、いいとおもったところを真似てみる。
・人を批判しない、むしろ褒める。読むときも、書くときも注意が必要。
・答えを真似る必要はない。自分流の文章を作っていけばいい。
・書く目的を認識する、書く目的をはっきりとさせる。
・誰に読ませたいのか。
・文章は簡単によんでもらえない。 だから、読んでもらえる工夫をする
・読んでもいいと思える文章にする 行替え、行間、漢字の多さなど 読みやすくなる工夫を考えていますか
・読み手によって文章を変える、誰が読むのかを、徹底的に想像してみる
・報告は相手を安心させるためのもの 冒頭に結論 そして、5W2H
・優秀なセールスパーソンは、しゃべるより聞くのがうまい ⇒ 聞くことで相手について知れば知るほど、本当に求められているものを理解し、的確な提案ができるから
・依頼に必要なのは、熱意
・お詫びは、感情を込め過ぎず、淡々と。まずは真摯に謝ること。誤字脱字は厳禁。
・ピント外れの文章は、相場観が欠如しているから
・文章を書くとき、周りを見渡すこと。まさに、5W1Hです。
・相場観とは、読み手が知りたいと思っていること を想像するための力のこと
・一番やってはいけないのは、自分がどうみられているか、その相場観を無視した行動であり、文章です。
・しっかり考えてから書く いきなり書かない
・何を伝えたいのかの素材を集め書き出してみる ⇒ つたえたいことリスト をつくる ⇒ 最終的な結論はなにか を真っ先に意識する
・リストをカテゴリー化できるかを考えてみる ⇒ 口頭でならどういうふうに説明すればもっとも伝わりやすいか を考える
・文章を書こうとしない しゃべるつもりで書けばいい
・用意した、事実、具体的な話、エピソード、数字こそが素材となる
・自分がすごいとおもった事実をかけばすごいと思ってもらえる
・日常でどんどんメモする、このメモが書く重要な材料となる
・目的、読み手、相場観 の3つを頭に入れて、伝えたいことリストを書く
・形容する言葉を使わない ⇒ 具体的な内容を挙げればいい
・文章はできるだけ短くする ⇒ 文の長さ、主語は何か
・順接の接続詞なるべく使わない 「そして」は、順接の流れの中で、空気を少し変えたいときに使う
・逆説の接続詞も、意識してつかう。「しかし」「ところが」「でも」は、論理の展開に変化をつける。また、一文が長くなってしまったときにも使える
・読みやすくなる工夫 「」、『』、下線、色、網掛けも積極的につかっていい。
・同じ言葉が、重ならないようにする、近い意味の別の単語や、句に置き換える。
・社会的に大きな成功を遂げた方々に限って、驚くほど腰が低く、丁寧で、サービス精神に富んだ方が多かった
CONTENTS
はじめに
大事なことは「書き始める前」にある
ビジネスパーソンに文書力が求められる時代
「応用が利く」文書力を身につけるための七カ条
chapter1 まずは、伝える「難しさ」をしっかり認識する
chapter2 自分の「お手本」を見つける
chapter3 書く「目的」、読む「相手」をはっきりさせる
chapter4 的を外さない「相場観」を磨く
chapter5 伝えたいことを「整理」し、「構成」を考える
chapter6 文章の「技術」は意識しない
おわりに
ISBN:9784763131805
出版社:サンマーク出版
判型:4-6
ページ数:240ページ
定価:1400円(本体)
発売日:2012年02月01日第3刷 -
Posted by ブクログ
上阪徹氏がであった3000人から選んだ超一流の100人のプロの言葉
好きな人、好きな言葉を勝手に以下に。
魚谷雅彦 資生堂社長 ただ選択したものは、思い切り好きになって、のめり込みました。
坂東眞理子 昭和女子大学理事長 仕事は面白くないし、楽しくないもの。だからこそ、給料がもらえるんだから。
秋元 康 作詞家、プロデューサー 自分の信念にこだわり続けることだ。
冨山和彦 経営共創基盤会長 確実なのは、”確実なものなどない”ということ。そしてプロは生き残れるということ
五木寛之 作家 何かに活かされていると思うと、心穏やかになれるんです。
稲垣五郎 俳優 意外に思われるかもしれませんが、地道にコツコツです。
石橋貴明 お笑いタレント 辛抱です。辛抱の先に何かが待っているかもしれない
北尾吉孝 SBIホールディング社長 君子は義にさとり、小人は利にさとる
出井伸之 元ソニーCEO 花形には行かない。あえて、日陰を選ぶ
森川亮 C Channel社長 成功を捨てて、チャレンジしなければ、成長し続けることはできないんです。
遠藤憲一 俳優 不器用なんです。でも、だからこそ、手を抜かずに努力するしかなかった。
熊谷正寿 GMOインターネット社長 人生で一番足りないものは何か。それは時間です。
工藤公康 福岡ソフトバンクホークス監督 米国留学で僕は目が覚めたんです。死ぬ気にならないといけないと。
中川政七 中川政七商店会長 どうやったら勝てるか。戦略を考えないと勝てない
水野学 答えは必ず自分の中にある。だから徹底的に調べる
日色保 日本マクドナルド社長兼CEO 本当にそうなのか。どうしてそうなのか。常に、この2つを突き詰めていく。
稲盛和夫 京セラ名誉会長 苦労や試練に直面したときは、自分は幸運だ、と思えばいい
古森重隆 元富士フィルムホールディングズ会長兼CEO トップは「真剣の勝負」であり、ナンバーツー以下は、「竹刀の勝負」である
曽野綾子 作家 ないものを数えないで、あるものを数えなさい
養老孟司 解剖学者 ダメなんですよ、人に生かしてもらったら。自分で生きなきゃダメなんです。
野田一夫 経営学者 明日は誰にも保証されていない。
目次
はじめに
第1章 やりたいことをどう見つけるか
第2章 運やチャンスをどうつかむか
第3章 真の力をいかに発揮するか
第4章 苦境をいかに乗り越えるか
第5章 ビジネスで成功する人は何が違うか
第6章 本当の幸せをどうつかむか
おわりに
出典
ISBN:9784492503324
。出版社:東洋経済新報社
。判型:4-6
。ページ数:240ページ
。定価:1500円(本体)
。発売日:2021年09月09日 -
Posted by ブクログ
マイクロソフトの米日のキーマンを取材した力作 よくまとまっていると感じました
たしかに本書の語るとおり、気がつけば、マイクロソフト(MS)は変わっていた
IT関連以外で、一般の方が、MSを注目することはそうないとの指摘はもっともです。
また、MSは、スティーブ・パルマーの時代に 90%のマケットシェアを獲得しPCのOS市場を制覇した。
しかし、携帯電話 と センサー(IoT)が作り出す 10倍もの市場の登場に、ナディア・ナデラは、顕在化した危機感をもったことが、変革の力となりました。
環境の変化のスピードは、ますます速くなっていています。という表現でかたられています。
気になっていたのは以下の点です。
■MSの幸運 CEOにナデアを選んだこと
・前任のパルマーの時代に、ナデアがMSを変革できるようにすでに準備をおこなっていたこと
・生え抜きで、視座が高く、技術的な知見の高いナデアをCEOに選出できたこと
・時代にあわなくなっていた、MSのミッションを再定義する機会に恵まれたこと
■MSのトランスフォーメーション
・これまでの技術をベースとして、変革をおこなったこと
・ナデラの姿勢、「学習せよ、話すより聞け」
・モバイルのデバイスそのものがコンピュータとしての能力を持ち始めることに早くから気がついたこと
■2000年代の技術的な潮流にのれたこと
・クラウド MS Azure
・AI / Bigdata Cortana , PowerBI
・MR = VR+AR HoloLens
■MSの戦略
・OneStop MSは製品群を統合するのがうまい Microsoft365 , Office365 , MR
・Xboxの経験から、カスタムチップを設計できた HoloLens へ HPU の開発 , Gaming
・技術志向、グローバル化 優秀な人材を確保し 先端技術を提供し続ける
■コロナに先立ち働き方改革を先行で導入
・在宅ワーク、テレワークで、社内満足度40%向上、女性の離職率40%減等、働きがいのある会社へ
・グループウエアの開発など出社しなくてもいいプロダクトを開発 Skype MS Teams
・どうすれば少ない人数でたくさんの仕事ができるのかという取り組みを続けた結果
ポストスマートフォン時代に、MR, AI , Bigdataと、すでにサービスや、プロダクトを提供しているMSは、GAFA+Mといわれつつ、ある程度、優位なポジションを占めていることにはかわりがない。
本書の最後のことばは、「マイクロソフトという会社の動きに、もっともっと注視しておいたほうがいい。」です。
目次
はじめに
Chapter1 12万人の10兆円企業をゼロから作り替える
Chapter2 知られざる最強企業の全貌
Chapter3 AIを最もスケールできる企業
Chapter4 未来を激変させる驚異の発明
ISBN:9784478102824
出版社:ダイヤモンド社
判型:4-6
ページ数:262ページ
定価:1600円(本体)
発行年月日:2018年08月 -
Posted by ブクログ
当代切ってのライターの緒言、「私は28歳で失業者になりました。」で本書は始まります。
「所属する場所を失う恐怖、自分という人間が、どこにも何にも貢献できていなかった」いう言葉は、自分が失業した当時を思い起こして深い共感を呼び起こすものでした。
家族と、住宅ローンを抱えていましたが、幸いにも次の職場を得たのですが、一時はどうなるかとおもっておりました。そんなことへの振り返りの書でもありました。
「自分のために働くのをやめ、誰かのために働く」とのことばも、歳をへて、ようやくなんとなく感じてきたような気がしております。
気になったのは、以下です。
・プロフェッショナルは、若いときの苦労や努力を苦しいものだと思っていない。
・そもそも、世の中は不条理で不合理で不平等で理不尽で残酷なもの
・すぐに結果を求めようとしないことだ。
・傷つくことを恐れなこと。そもそも人生は、血まみれ、泥まみれ、汗まみれなのだ。
・幸せは自分で決めるもの
・目の前の仕事を一生懸命やること
・未来のことは誰にもわからない、確実なのは、確実なものなどない、ということだ。
・忙しい人ほど、忙しいと言わない
・ひとつひとつの仕事の経験をいかにして次に生かすか
・余裕を持つ。だから、冷静にいろんなことを判断できる
・他人は変えられない。変えられるのは自分だけ。
・自分に厳しくしてくれる人こそ、大事にしたほうがいい。
・多くの成功者が良く口にしたのが、自分の運のよさでした。能力や才能があったら、ではなく、運がよかったから今がある。だから、運をもたらしてくれた人に感謝する。
・ギブアンドテイク まず、ギブから。相手の役に立てる提案をする。
・五感をとぎすませ。自分の直観を信じよう。
結論
より多くの人が、マインド・セットを変えて、幸せな人生を手にいれてほしい。
が著者のメッセージです。
CONTENTS
はじめに 私の人生を一変させた「マインド・リセット」
第1章 思考 マインドをリセットする
第2章 時間 ストレスをリセットする
第3章 頭脳 頭の中をリセットする
第4章 感情 不安・不満・不快をリセットする
第5章 人間関係 対人意識をリセットする
第6章 五感 感性をリセットする
おわりに
ISBN:9784837929208
出版社:三笠書房
判型:4-6
ページ数:232ページ
定価:1400円(本体)
発行年月日:2022年12月
発売日:2022年12月01日