上阪徹のレビュー一覧
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購入本。20年間に渡り、時価総額TOP10に入り続けている唯一の企業。持ち株を増やそうと思わせてくれる内容
・アップル、オラクル、GOOGLEとも協業、オープン化を進めている。
・上司面談ではインパクトを説明させられる。売り上げが評価では無い。
・東京ドーム30個分の125の建物が並ぶキャンパス。ボーダーレス、飲み物無料
・研究所は、マイクロソフト・リサーチと呼ばれ1兆円/年投資されている。世界中から集まる人材の優秀さは半端でない。
・ナデラCEOの頭の良さ、未来を読む力は太刀打出来ない。
・34ものAPIが有る。
・働き方改革(場所、時間をフリーに、オフィスの改修)した後の社員満足度40 -
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サイバーエージェント系の本はハズレがない。当著も非常に面白い。ビジネス戦闘力高めの人がみれば、サイバー系列知っている社名と名前のオンパレードであり、飲み込みやすい。
〇記憶に残った文
・毎年ケタを変える勝負をしよう
・藤田もよく言いますが「うまくいくには最高か最速かのどちらかにしかない」
・ビジョナリーカンパニーの『だれをバスに乗せるか』はやっぱり大事
・人が育つポイントのひとつは決断経験。決断経験が得られる良質な環境をつくる
┗ 修羅場経験、失敗経験も重要。追い詰められ、悩み、苦しむ。そんなときにどう対応して、どう自分をかえ、どう周囲を変えていく決断をしたのか
・幹部が社員に会うことは時と -
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この本も今の時代に読むべき内容だ。
結局我々に最も求められているのは「ゼロから新しいものを生みだす」ことではない。
「古い形式で存在して形骸化したものを、如何に効率的に新しいものに作り変えていくか」だと思う。
更地に最初から家を建てるのではない。
今既に建っている老朽化した建物を、全部を壊すわけでなく、しかも既存の建物(会社で言えば、社員などの人材)を上手に利活用して、形を変えて建て替える。
これは普通では絶対に出来ない。
しかも社員数万人を抱える大会社マイクロソフト。
しかもWindows・Officeという、成功ビジネスが機関としてある。
これを新しい会社のあるべき姿(この例えで言うと、建 -
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カルチャーに関する考え方(戦略よりもカルチャー)
・Growth Mindset
・Customer obsessed 常にお客様のことを第一で考える
・ダイバーシティ&インクルージョン
・One Microsoft
・Making a difference 変化をもたらす
評価制度はアクティビティから「インパクト」
・3ヶ月に1回、上司とステータスチェックのための面談「コネクト」を実施
・面談前に4つの質問に回答
1)この期間、どんな貢献をし、どんなビジネスインパクトを残したのか
2)さらに大きなインパクトをもたらすためには何ができたか
3)次の数ヶ月でどんなインパクトを目指 -
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コンサルティングワークの中でとある企業の規程・手順書の制定を支援することになったのですが、その文章作成に妙に時間がかかるので、速く書くためのヒントを得ようと思って本書を手に取りました。
本旨は、「書き始める前に素材を集めろ」「うまい表現をしようとするな」といったところ。ビジネス文書作成におけるマインドセットと、基本の作法が丁寧に解説されています。ありそうでなかった内容で、良本だと思います。
ビジネス文書かのように論理的に分かりやすく纏められていて、文章術を謳うだけはあるなと唸らされました。本の編集も上手で読みやすい。特に、真っ暗闇で話す、会話するように話すあたりの表現が上手い。
ちなみに -
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上阪徹さんの薫陶を直接受けた身としては、目新しいことが書かれているわけではありません。逆にあったら困る。ただ、知っているのとできるのとは、大きく違います。できているかどうか、できていない部分は、なぜできないのか、確かめながら読みました。
文章読本的なものを読んだことがない人には、何を差し置いてもまずこれを、とお薦めします。テクニカルな部分ももちろん大切ですが、まず何より心構えをしっかりし、ある呪縛から解き放たれれば、文章への苦手意識は払拭できると思うのです。
アウトプット先として「自分史」を書くことを勧められています。なぜ「自分史」なのか。その理由と文章を書く心構えがつながっていました。「 -
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読み手に対してベネフィットをしっかり提示してあげるということです。そして読み始めたら、最後まで一気に読み進めてしまえるよくな一気通貫の構成を考える
文書の構成は、事実、数字、エピソードの3つの素材で出来ている。
人間が忘れるのは、脳のスペースを空けるため。
何かに集中出来ないしすぐ忘れるのは本能
文章は話すように書く
誰に読んでもらいたいかをイメージ
真の目的をはっきりさせる
ストーリーの流れを書き出す
読みやすい文章の7つの習慣
一文を短く、リズムを作る、「」の使用、順接の接続詞を使わない(冗長になる)逆接の接続詞の多用(理論の展開)、難しい日本語の翻訳、リアリティの意識(すんなり納 -
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マイクロソフトと言えば、WindowsやMicrosoft Officeといったソフトウェアをビジネスにしている会社といったレベルの知識しかなかったが、いい意味でその認識を大きく覆される内容だった。というか、ソフトウェアを販売する会社という認識があまりに古かった。
20年来、優良企業で居続けているにも関わらず、現状に甘んじることに危機感を抱きながら、社会の期待や需要を踏まえCEOから会社の在り方を変えていこうとする姿勢が素晴らしい。また、会社の利益だけでなく、会社の営みを通じて社会をどう良くしていくかという視点が常にあること、ユーザ、ステークホルダー、世の中自体をいい方向に導けるなら、競合す