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本書の面白いと感じた部分は「守りのメモ」と「攻めのメモ」の2種類について説明されているところです。
「守りのメモ」とはスケジュール帳や仕事ノートのようなもので、頭の中の忘れてはいけない情報を忘れるためにメモを残す方法です。
「攻めのメモ」とはアイデアを発散させる。また、日常に潜んでいる刺激をメモに貯金する方法などが書かれています。
書店に並ぶメモ術は「攻めのメモ」が多いように感じます。『ゼロ秒思考』や『メモの魔力』『アウトプット大全』などはクリエイティブな仕事には最適ですが、デスクワークの多いビジネスパーソンには活かしにくい印象でした。しかし、「守りのメモ」だけが述べられている書籍だと少々退屈に感じることも多かったので、双方をまとめ、双方をお勧めしてくれる本書はシンプルな構造も相まって非常に気に入りました。
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【ビジネスマンだけでなく文筆•創作に携わる人必携の書】
仕事でのメモの取り方に不安がある為技術的なことを学びたくて本書に手を取った。
最初は「どこの行に何を書いたらいいか」などの細かいことを学びたかったが本書にはそんなことは書いてない。一例を挙げると
"ノートはA4を使え"→書く範囲が広ければ視認性が高まり情報が整理しやすい
"ノートはスケジュール用とそれ以外用の2冊を用意しろ''→用途を使い分けることによって情報へのアクセス性を確保しろ
といった、要は「運用方法」が書かれていれるのだ。
考えてみればテクニックとは自分が自分用にカスタマイズしたものであり、万人に通用するものではないと思う。
人によってその人の人生や思考や価値観や特性は千差万別だからだ。本書に書かれていることは前述の「運用方法」とその為の「コツ」である、後は自分流にカスタマイズすれば良い、それがわかっただけでも十二分な収穫である。
さて、それを踏まえて本書の白眉は第五章から第六章である。
自分の発想をいかに「材料」としてメモ化し、文章としてまとめ上げるかというメソッドはビジネスだけでなく、文筆や創作の場においても役に立つと直感した。
明日と言わず今日からメモを取って行こうと思う。
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実際にA4ノートと、スケジュール帳でためしてみましたが
結構重いです。コクヨの5ミリ方眼がいいです。スケジュール帳は、B5のバーチカルをつかっていたのですが、4月始まりは、コレクトぐらいしかなくて、苦戦しています。
上阪氏にとってのメモとは、文章を書くためのネタ取りという意味もあるのでしょうね。A4のメモって、全然メモではないのではと感じてしまいました。でも毎回メモがどこかにいってしまうので、転記しておいて、A4の”メモ"で管理するのは大変ためになりました。
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この本の中で推奨されていた3行日記。
夜寝る前に①その日の失敗、②その日の感動、③次の日したいことを1行ずつ書く。ハードルが低く毎日継続しやすい。③で書いたことは不思議なことにだいたい実現できてる。
日々のログをとる良い方法だと思う。書く内容をフォーカスしている、1行で良いとハードルを下げてるのがミソ。活用したい。
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「忘れるため」にメモを取るなんて、目からウロコ。頭の整理をし、覚えることはメモに任せる。気持ちにゆとりを持たせて過ごすためにも、メモは続けていくべきだと改めて感じた。
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メモの型を身につけたいと思い読んでみましたが、要は仕事の進め方だなと感じました。
「目的」と「ゴール」はワンセットとし、ゴールは数字(時間や数量など)に落とし込むこと。
そして、目的に合致したキーワードをメモするためにも、事前に目的とゴール設定し、それに沿った幹の質問と枝葉の質問の両方を用意することの重要性を学びました。
あと、企画=世の中の課題+解決法。
素材=事実+数字+エピソードであり、形容詞を使わずに表現することなど再認識することができました。
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・メモは脳の外付けハードディスク。
守りのメモ(スケジュールなど)と攻めのメモ(アイデアなど)をする習慣をつけて、ブラッシュアップしながらこなしていくというような内容でした。
・アンテナを張り巡らせて、見たもの聞いたこと、たくさんキャッチし、忘れずにメモする。
・メモしたものから連想ゲームをし、アイデアを膨らませる。
・メモを続ければ自然と言語化する力や要約する力がつき、仕事で活かせる。
・相手のパーソナルな部分もメモし、活かす。→対人関係が円滑になる。
・たくさんの素材(事実、数字、エピソード)があれば、企画書を書くのも報告書を書くのも困らない。
本書を読み、メモは取るだけではなく、活かしていくことが重要だと改めて感じました。
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・文章含めたコミュニケーションの良し悪しは素材の多さで決まる。日頃から素材を集めておくためにメモする。
・どうしても自分(周りにとって)のあるべきイメージに寄ってしまう。ふと思ったことをメモしておくことで自分が本当はどうしたいかどういう人間なのかがわかる。
・どうすれば自分は幸せになれるのか考え抜いて、自分がうまくいっている姿を具体的に妄想する。
・企画とは課題とその解決法だけで充分。変に飾らなくて良い。何が問題なのか、何に困っているのか、悩みは何か、どうして解決しようとしているのか、課題分析がしっかりできていると企画の精度が上がる。
・仕事の目的とゴールを意識していれば本質を捉えられる。
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文章に必要なのは「素材」のメモ、というのがしっくり納得。なのでプレゼンでも企画書でも説明資料でも、形容詞は使わず(具体的な)素材を書けば良い。その為の素材集めが大事という、シンプルかつ本質的な発見ができて良かった。
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仕事などで必要なことをメモしたり、TODOなどは習慣になっているので問題ないのですが、それ以外のアイデア出しの部分などが役に立ちそうだと思いました。
メモしておかないと忘れるというのは本当にその通りで、いい本を読んだり映画をみたりしてもよかったのは覚えてるけど中身を覚えてないことがしょっちゅうです。
なので、何かしら記録しておくようにします。
今度やろうと思ったこととか、読みたいと思った本とか、なんでもメモっておくようにします。
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メモについて、基礎的なことが書かれていた。
普段からメモを取るが、
何目的のメモかゴールを決め、
何にでも5W2Hで日頃からアンテナを張る
形容詞は使わず、そのまま素材として盛り込む
以上を意識して、取り組みたいと感じた。
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普段からメモは取る方ですがプロの方の体系的なメモ理論というのを感じたくて手に取りました。
各フェーズにおいては既知の内容も多かったのですが、筆者の行動で共感が得られる部分は自分も実践!と思いすぐにA4のスケジュール帳やノートを活用し始めました。
ノウハウを活かしながら仕事に取り込むとより活発化したビジネスができるようになりました。
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(P.140)Technique 37:忘れない「読書メモ」のとり方
・付箋を貼った中から、5ヶ所だけメモに転記するものを選ぶ
(P.170)Technique 44:企画は「課題」と「解決法」で発想していく
・企画=世の中の課題+解決法
・ノートの左側に課題を書いていく。何が問題なのか、どんなことに困っているのか、悩みはどういうものか、どうして企画がもとめられるに至ったのか。とにかく思いつくだけ書く
(P.176)Technique 46:「感じたことメモ」でコメント力を高める
・会社/事業/社員/国内外のニュースについて自分がどう思ったのか、どう感じたのか、どうすべきだと思ったのか、をスケジュール帳に雑感として毎日メモ
・条件反射で感想が言える力を、どんどん増強しているということです。毎日、ひとりでコメントをメモしていくことによって、です
(P.180)Technique 47:メモを素材に「3行日記」を書く
・その日どんなことが起きたか/自分は何を考えたか/どんな行動をしたか/これからどうしたいと思ったか→過去をしっかり振り返ることができる
(P.204)Technique 53:記者は何をメモして記事を書いているのか
・文章の素材=事実/数字/エピソード(コメント=会話文)でできている
(P.208)Technique 54:文章の奥義「形容詞を使わない」
・形容詞の代わりに「素材」を使う
・メモしておくとあとで使える「素材」
- 今日は楽しかった→どう楽しかった?
- 図工が面白かった→何が面白かった?
- 動物をたくさん見た→何匹見た?
- 勉強が大変だった→どう大変だった?
(P.212)Technique 55:文章は「素材」をメモすることから
・あとで文章を書くと意識していれば、素材を集めるアンテナが立つ
・「目的」と「読み手」を意識すると、必要な「素材」はイメージしやすくなる
(P.224)Technique 58:営業日報・業務日報をすばやく書く方法
1)1日何をしていたか
2)お客さまとどんな会話を交わしたか
3)どんな成果物があり、どんな課題をつかんだか
4)次にどんなアクションを起こすか
→4つのポイントはその都度メモをとっておく
(P.232)Technique 60:構成を考えるときに使える「矢印メモ」
・構成を考えるとき、情報を書く順番を「こうでこうでこう」とイメージすればいい
・頭の中で考えたそれを、文字に落とす
・その構成メモの要素を矢印でつないでいく
・書く内容=文章の「素材」をある程度集めたら、どんな流れで話をするのがいいのか、大きなストーリーを考える。これが構成
・それぞれの要素に、集めておいた「素材」で肉づけしていく
・長文では、書く段階ですべての「素材」が揃っていない場合もある(あとでネットや資料から「素材」を集めてこないといけない場合)
・その場合も、ストーリーをざっくり先につくっておくと、どの素材が足りないのかが見えてくる
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①ストレスがないのは、メモしているから
②忘れるために、メモを書く
③準備メモを作れば聞き漏らさない
④議事録がうまくとれる3つのポイント
・会議の目的とゴールを意識
・キーワードを記録
・キーワードを元に要約を作る
⑤長いカタカナ用語は略語に
例 ハーバードビジネススクール→HBS
⑥ノートは余白を残して贅沢に使う(書ききれなかったことを、加筆する)
⑦脳が油断したとき、アイデアは出てくる(アイデアを出したいなら、デスクではなく、ランニング中や電車の中で脳を油断させる)
⑧アイデアは一人で考えない
⑨モヤモヤした感情はノートに書き出すと消える
⑩パワポのスライドもメモから始める