福島正実のレビュー一覧
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購入済み
面白かったー
最初読んだ時は長いなーと思ってイマイチピンと来なかったのですが、しばらくしてからもう一度読んでみると、色々計算されて話が組み立てられているのがよく分かりました。
話に全く無駄が無いです。
これは一度読んで、全体を分かってから読むとさらに楽しめる話です
クリスティ、本当に凄いです -
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SF。ミステリ。警察。
ミステリとしては、仮説の崩壊と捜査を繰り返して、真相にたどり着く展開が良い。謎やトリックも、SF設定によって新鮮に映る。主人公とパートナーの関係も魅力。
しかし、この作品の最大の魅力は、間違いなく都市の世界観。宇宙人やロボットが登場しながらも、人類の行く末を現実的に描いているように感じる。
ロボットの果たす役割が大きいが、個人的には宇宙人の存在も興味深い。主人公とファストルフ博士の会話は、作品のベストシーンのひとつ。
作品全体として、文章の読みやすさが素晴らしい。難しくなりがちなSFを、ミステリとして仕上げることで、とても読みやすくなっているように思う。
文句なし -
購入済み
マスターピース!
クラーク1952年の古典的名作。美しく壮大で残酷な人類の未来が描かれる。さすがに登場するガジェットは古いけど、アイデアやイメージは今も新鮮!読まずに死ねるか〜〜
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Posted by ブクログ
ずんだ文芸部さんのYouTubeチャンネルでオススメされていて気になっていた一冊。
非常に面白かった。
物語としては、序盤はドライな印象だけれども、
読後感は暖かみを感じられる。
特に中盤から終盤にかけて、物語のテンポと密度が一気に上がり、全てが繋がる感覚を味わえる。
時代が違っても、技術者としての生き様がブレないところも良い。
あの時のこれはそういうことだったのね…!という感覚を味わえつつ、全てを語らない余白も効いていて、
構成が上手いと感じられた。
また、キーキャラクターとしての猫が愛らしく、
そして猫を愛す主人公(というか作者)もまた、
猫のことをよく理解していて良い。
タ -
Posted by ブクログ
ネタバレ良かった…久々のミステリー摂取だったこともあってかなり読んでて楽しかった。
何より徐々に絆が育まれていく過程が良くて…最後にダニールが「法を遵守するだけ」という正義ではなくて「ヒトの正義」を少し理解し始めた所が本当にアツい。あと最後、イライジャの言っていた聖書からの引用をダニールが引用していたのもアツい。ロボットと人間に育まれる絆って大好きなんだ〜!!
最後まで感情を持つ感じがないのもそれはそれで良くて…よ、良くて…言語化ができないんだけど……
でもまぁキャラは立っていたけどちゃんと立つほどに強烈だったかな…って気は…当たり前だけど日本文学らしくない感じだったよね、キャラクター性とか諸々…終わ -
Posted by ブクログ
ネタバレとても素敵なお話でした!
私はこの本を読む前に紹介動画でちょっとした内容を聞いていて、タイムトラベルとかコールドスリープとかの色々なSF要素があって面白いよって言葉と、題名にある扉って言葉から、扉を開けていってトラベルしまくる話なのかと思ってましたが、違いましたw
更に少し言うと、最初にはコールドスリープする展開なんだ!って見てたらやっぱしないと言い出したりして、あれ?SFの言葉は出るけど、どれも言葉だけで大してSF的な展開にはならないのか?
って思いましたが、ちゃんとしっかりとSFでしたw
作者さんが愛猫家でこの本にもピートって猫ちゃんが出てきましたが、彼の鳴き声の意味する所がわかって -
Posted by ブクログ
ネタバレ初めて古典SFなるものを読んだけど、ビックリするくらい面白くて名作と言われている理由が分かった。
後半の伏線回収が素晴らしすぎてずっと「あー!そういうことか!!なるほどなるほど泣」状態。
リッキーと話すシーン、うるうるしてしまった…
序盤はやや頼りなく感じる主人公がどんどんカッコよく見えてくる。
「未来は過去にまさる」「世界は日に日に良くなりつつある」と言える人間の強さに元気づけられた。
どうしても気になってしまうタイムパラドックスについても作中で触れられているのが昇華しやすくて良かった。
SF小説ってこんなに面白いんだ…!!! -
Posted by ブクログ
アガサ、ポアロ、7作目。福島正実訳
物語の最序盤、アメリカの女優カーロッタ・アダムズの《人物模写》、モノマネのシーンから始まって、さすがにここにトリックの匂いがプンプンしてはいましたが、でも途中犯人候補が増えていき、絞れぬまま、そう来たかーと結局最後にやっぱり唸るハメになりました。
離婚を望んでいる女優ジェーン・ウィルキンスンの夫エッジウェア卿が自宅で殺された。妻ジェーンは事件当夜、屋敷での目撃証言があるのだが、一方でその時刻に鉄壁のアリバイがあった。。
真相に迫る中、ポアロが自分を騙そうとした俳優ブライアン・マーティンに罪の報いを与えたシーンはすごい人間臭いなぁと意外や意外でした。完璧人 -
Posted by ブクログ
ネタバレヘイスティングズの回想記の形で始まる今作。
その時点でワクワクする。
やっぱりポアロものはヘイスティングズ視点の語りあってこそ。
人物模写(モノマネってことでしょうかね?)をウリにするカーロッタ・アダムズのショーを劇場で鑑賞するポアロとヘイスティングズ。
カーロッタが人気女優ジェーン・ウィルキンスンを模写する場面で後方の座席から聞こえてきたのは、当の本人がその完成度に感心して上げた笑い声だった。
ショーがはけた後に訪れたホテルのレストランでポアロ、ジェーン、カーロッタが偶然にも一同に会し、そこから交流が始まる。
場をジェーンの滞在するホテルの一室に移した後、ポアロが相談されたのはジェーンの