福島正実のレビュー一覧

  • 夏への扉〔新版〕

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    名作と言われている作品。
    時間旅行ものだった。
    猫がもっと活躍するのかと思ったがそこまででは無かった。
    全体としてはまぁまぁだった。

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    2026年07月02日
  • 夏への扉〔新版〕

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    高校の頃に友達に勧められていたのに今まで未読でした。
    時間を渡る系の話が大好物だと自覚していたのですが、この新装版になる前の表紙とタイトルから未知の生命体とか出てきそう…と勝手に思い込んで避けていたなんて、恥ずかしくてココでしか言えない(笑)
    最近の時を渡る系作品の設定がとても細やかなので、結構ざっくり感は否めないけど2つの方法の合わせ技が新鮮でした。

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    2026年06月21日
  • 夏への扉〔新版〕

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    以前、同じハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」を読んで、あんまり面白いとは感じなかったため、そのリベンジ?という感じでこの「夏への扉」を読んでみた。

    コールドスリープとタイムトラベルを掛け合わせたストーリー。
    物語としてはアイデア満載で、いろんなことが矢継ぎ早に起こり、話は様々な方向に展開する。
    出てくるキャラクターも個性的で面白く、そしてどこか憎めない。
    ストーリー展開もさすがだ。
    ハラハラする事はないが、なるほど最後はそういうところに落ち着くんだな、という安定の作品という感じだ。

    ただ、ストーリーとしてはよかったんだけれど、SFとしては少し物足りない感が残ってしまった。
    まー、面白かったんであんまり贅沢は言えないけど、なんかもうちょっと、得られるものがほしかったなー、って思ってしまった。

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    2026年06月14日
  • 夏への扉〔新版〕

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    1956年に発表された作品ですが、1970年から2000年が舞台になっています。もうとっくにその年代を超えた2026年に、答え合わせ感覚で読むのも味わい深いSF小説です。本書で登場した便利マシンをはるかに超えたテクノロジーを持った現在ですが、時間旅行だけはまだ実現していないですね。

    猫好きエンジニアの主人公が仕事仲間と婚約者に裏切られ、コールドスリープさせられてしまう「タイムスリップもの」ですが、自分の技術者としてのプライドを懸けて知恵を絞り、めちゃくちゃ仕事をして自分の幸せを取り戻すというストーリーです。

    人物の名前が覚えられれば、もう少し楽しめたかも。あと主人公の年齢がアラフォーくらいだと勘違いして読み進めてしまったので、終盤で違和感がありました。最近日本でリメイク映画化されたようですが、山﨑賢人が主人公のラブロマンス。主人公が20代ならまあ納得ですが、アラサーならやはり話は変わってくるぞ...

    最後に、『夏への扉』の意味を味わうのもオツなものです。「幸せへの扉」といった意味合いにも受け取れますが、、時間旅行で時代を行き来することを扉と例えているのが素敵ですね。

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    2026年06月10日
  • 夏への扉〔新版〕

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    タイムマシンの元祖というべきストーリーで、小学生の頃に夢中になって読んだ記憶があります。
    大人になって読み返しましたが、やっぱり面白かったです。
    現在は多くのタイムスリップを題材にした本があるので、ストレートすぎる内容に少し物足りなさを感じてしまいますが、少年だった頃に夢を与えてくれたので、大切な一冊です。

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    2026年06月08日
  • 鋼鉄都市

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    SFミステリー。ロボットと人間が地球で発生した殺人事件の解決を目指す。特にロボットを憎む人間の感情は現在世界中で起きている排外主義に精通していて人間の葛藤をよく捉えているなと思った。

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    2026年06月03日
  • 夏への扉〔新版〕

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    ピートっていう猫が裏主人公?
    時間旅行が自由にできたらどんな世界になるんだろう?
    楽しそうだけど同時に怖さもある。
    幸せになる人が増える分、不幸せな人も生まれそう。

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    2026年06月01日
  • エッジウェア卿の死

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    最近は未読のクリスティー作品でとりわけエルキュール・ポアロの登場作品をゆる〜く追っていて、『エッジウェア卿の死』は題名は知りつつも、内容はさっぱりだったので読むのを楽しみにしてました。

    残念だったのは、翻訳が終始一貫して言い回しがかたくて読みづらかったこと。登場人物がみんな武人みたいな口調なので、誰の発言なのか悩みながら、なんとか進むやら戻るやら…難敵でした(u_u)

    その点を除けば、二転三転する謎に見事にはまり、登場人物を順番に疑っていたら(笑)最後にあっと言わされる感覚は実に面白かったです。
    要所、要所でトリックの一端をチラつかせながら、謎が解けたつもりでいると裏切られる…流石のクリスティー作品でした。

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    2026年04月29日
  • 鋼鉄都市

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    『われはロボット』に続いてアシモフ先生のSF長編を。
    面白かった!……でも、まだ若い頃の作品からか、『黒後家蜘蛛の会』に比べると回りくどい表現も多く、なかなか読み進めるのに苦労したのも正直なところです。黒後家〜でのお茶目さを知らず、アシモフ作品として最初に手に取っていたら挫折していたかも。。

    世界設定はディストピアのお手本で馴染み深く、でも『一九八四年』よりはまだ明るいといった感じでしょうか。
    前述のとおり、どちらかというと読みにくさを感じてしまったのですが(妻のキャラもなかなか……)、それでも引き込まれたのは、刑事・ベイリとR・ダニールとの間に育まれていく絆がなんとも「良かった」からですね〜。
    多くの地球人と同じくロボット嫌いであるものの、真相を追究する誠実さも持ち合わせたベイリ。
    そして感情はないはずなのに、学習により親密感を増していくダニールとの関係性がとても良かったです。「パートナー・イライジャ」がすごく好き。

    ミステリとしては、登場人物が少なく、物的証拠もあまりないため、衝撃度は控えめ。ミステリというより、警察小説と呼んだ方が本書の質朴な印象には合う気がします。
    しかし、「ロボット三原則」に基づいた展開はお見事!の一言。SFとミステリの素晴らしい融合でした。
    本シリーズの続編、『はだかの太陽』も気になるところ。ベイリとダニールの活躍、もっともっと見てみたくなりました(⁠*^⁠^⁠*)

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    2026年03月20日
  • 幼年期の終り

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    とんでもなく壮大なストーリー。
    淡々とした語り口に時々手が止まってしまった。
    この時代の文章のリズムみたいなものもあるのかな。

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    2026年02月02日
  • 鋼鉄都市

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    ロボットSFでミステリという異色
    バディものだけどあんま仲良くない
    アシモフのSF哲学みたいな部分が面白かった
    主人公の感情的な部分とロボットのどこまでも冷静で理論にのっとった対話が印象的
    二転三転する推理にハラハラした
    続編も期待!

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    2026年01月11日
  • 鋼鉄都市

    購入済み

    「われはロボット」の延長として読むとそれなりに面白みはあるものの、
    SFとしてもミステリーとしても中途半端で物足りなさを感じる。
    続く「はだかの太陽」「夜明けのロボット」と読む予定だったけれど、一時保留中

    #じれったい

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    2025年12月31日
  • 幼年期の終り

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    ★3.5かなぁ。
    ストーリーとしても面白いし、ちょっとした詩的感もある。また、ある種の諦念が全体に漂っているところもストーリーの組み立て、キャラ設定に役立っているかと。
    ただずっと静かな感じが続くのでエンタメ的には少々物足りない気もする。この点で最近読んだ「星を継ぐもの」の方が上かなぁ、個人的には。
    まぁ好みのレベルかと思われ、一読をば、という小説でした。

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    2025年10月29日
  • 鋼鉄都市

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    ロボット嫌いの主人公刑事ベイリが、上司から宇宙人惨殺事件の担当に推薦される。宇宙人側からの捜査パートナーとしてRダニールと共に事件の解決に向けて、思考錯誤するストーリー。登場人物達と同様に読者側の気持ちも興奮したり落胆したりさせられる。ロボット嫌いのベイリとRダニールの2人に芽生える心の変化。2人のやり取りから繋がって、最後ベイリが放つ言葉で気持ちよく締めくくられ、最後の最後までハラハラしました。
    アシモフさんの作品は、これが初めてだったので「われは、ロボット」からストーリーを追う形で読み始めたいと思います!

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    2025年10月22日
  • 鋼鉄都市

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    アイザック・アシモフ、言わずと知れたSFの大家。それがミステリ紹介本「夜明けの睡魔」に載っている。紹介見出しは”SFミステリとは呼びたくない”

    アシモフ、初めて読んだが、なるほどミステリとして紹介されているのにもうなずける。舞台は”未来の”ニューヨーク。そこでは”地球人”と”宇宙人”がそれぞれ独立したエリアで暮らしている。ある日宇宙人が殺される事件が起き、宇宙人は犯人は地球人らしいと思い、そこで地球人の私服刑事ベイリは”宇宙人”のロボットと二人で捜査を始める。

    事件の結末は意外にあっさりしているのだが、ベイリが次第にロボット・ダニールと心を通わせていく様などが興味深い。

    しかし、わくわくするのは、描かれる”未来の”地球だ。書かれたのが1954年。主人公のベイリは42歳。ニューヨークはシティと呼ばれ、鋼鉄とコンクリートの”想像を絶する”大洞窟になっている。この設定が題名「鋼鉄都市」なのか、とうなずく。ワシントンなど他の都市も同じ形態になっている。地球上の数限りない中小都市は消滅し、この巨大なシティに飲み込まれていった。・・がしかし、暗黒な洞窟ではなく、人工光で、寒暖差もなく、快適な住空間。人々は速度の異なる歩道で移動。雨も風も無い。逆に言うと自然の驚異にはさらされない空間を作り出しているのだ。かつて地球人は宇宙に繰り出し、50ある宇宙国家のうち30以上の惑星国家は直接地球人の手で開拓された。だが、今地球は外にいくことはせず、25年前にその移民の子孫である宇宙人が地球にある意図をもってやってきた。その理由が事件の核ともなっているのだが・・

    そしてマイナス面もあり、自然の肉とか野菜は高級品で一般人は大豆由来の人口肉を食べている。地球の人口は80億。・・一体何年の事なのか?というと、2020年のようなのだ。2002年にベイリと妻は出会い、今は結婚18年目を迎え、一人息子は16歳になっているとある。・・読んでる今は2025年! 設定年を5年も超えてしまっているのだ。人口だけはなにか合致しているようだ。2022年11月に世界の人口は80億になったと検索で出てくる。ちなみに書かれた1954年は25億人と出る。

    宇宙へ行ける技術があり、自然に左右されない住空間をつくり、しかし自然の食物は稀少になっていて、子供も二人までとされている。宇宙人の寿命は350年。

    設定が過去の年代になったからといって、色あせているか、というとそうではない。想像するにわくわくしてしまった。ほかの「銀河帝国の興亡」シリーズも読んでみたくなった。

    1954発表
    読んだのは、「世界SF全集 14」アシモフ 宇宙気流(平井イサク訳) 鋼鉄都市(福島正実訳)

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    2025年10月13日
  • 鋼鉄都市

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    ロボットのダニールとタッグを組み、犯人探しをする刑事ベイリー。鋼鉄ドームに住んでいる地球人という設定にすごくワクワクした。細かいところの設定もしっかりしていたSFだった。

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    2025年10月13日
  • エッジウェア卿の死

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    ネタバレ

    ポアロシリーズやはり面白くて一気読み。
    登場人物もそれなりに多いし犯人はこの人か?いやこの人か?とわくわくしながら読みすすめてたら、まさかの最初の容疑者のジェーンがほんまに犯人やったんかーい!ってある意味びっくりした。こういうパターンもあるんだ。ジェーンの自己肯定感というかゴーイングマイウェイなところはかっこいいしちょっと見習いたい。
    ポアロがヘイスティングスに「わたしは本当にあなたが好きですよ」っていうシーンにやにやしちゃった。ふたりの関係良すぎる〜。

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    2025年10月01日
  • 鋼鉄都市

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    久しぶりのSF
    アシモフのSFは
    知っていたし話には聞いていた
    が読んだことはなかった
    1953年の作品とのこと

    かつて地球人は宇宙に
    移民していた時期もあった
    が、今はシティという完全なる
    都市の中で暮らしている
    すべてが管理されている
    それで良いと思っている
    ロボットが人間の仕事にとって変わり
    さらに効率を良くしている

    しかし、中にはロボットを拒否し
    元の外の世界を求める人々がいる

    一方で移民の子孫である
    宇宙人が住む宇宙市
    けして交わることなく
    宇宙人は何かをしようとしている
    地球人の病原菌に触れると
    死んでしまうにも関わらず
    何かを求めてやってきた

    そんな中宇宙市で殺人が起こる
    宇宙市からやってきた完全なる
    ロボットが地球人と組んで
    殺人事件の真相に迫る

    現代におけるAIの発達
    さまざまな職業が
    ロボット化する姿は
    まさに未来の姿
    少しずつ変化を遂げる
    どこまでが現実になるのだろうか
    便利になることが
    けしていいことばかりではないし、
    このまま地球が存在し続ける
    わけでもない
    と、思うと複雑だけれど
    なんとなく流されて
    生きている

    まだ宇宙への移民は難しそうだし‥

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    2025年09月18日
  • 幼年期の終り

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    ネタバレ

    もしも突然、人類より上位の存在が地球に到来したら。。。
    オーバーロードは敵なのか、味方なのかとヤキモキしながら読んでいたが、結局はそのどちらとも言い難い存在だった。
    超科学的な結末で全く予想できなかった。

    SFの古典を読めてよかった。
    いろんな作品に影響を与えてそうだなと思った。

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    2025年09月11日
  • 鋼鉄都市

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    ロボットというものがまだここまで現実化していない時代のSF小説としては見事だと思う。
    ロボットにより人間の仕事がなくなるとか、ディストピア感のある世界観は後世のSF作品にも影響を与えていると思う。
    しかし個人的に翻訳のせいか地の文が読みにくく感じてしまった。

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    2025年08月10日