福島正実のレビュー一覧

  • 夏への扉〔新版〕

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    1956年に発表された、1970年〜2000年を描いたSF小説。今から70年前に書かれたとは到底思えない、素晴らしい内容でした。話の細部まで精巧に作りこんだ構成もお見事です。

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    2026年02月26日
  • 鋼鉄都市

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    SFミステリと形容されることもある本作、エンターテイメントとしてはバランスよく面白い佳作
    SF的要素は、地球上の巨大シティでの地球人の生活や人口増問題、宇宙に進出した人類と地球人の軋轢、ロボットへの地球人の反発等、興味深い要素はあるものの、ミステリ要素(謎解き)のための舞台設定としての役割程度にしか感じられず、SFとしては物足りない感じ。重点をSFでなく、未来を舞台にしたミステリとして読む分には十分に面白い作品

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    2026年02月12日
  • 人形つかい

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    寄生されることの気持ち悪さが多く、また圧倒的SFな世界観。幻想的でぜひ映像で観てみたいと思った。寄生されているか判別が難しいならば、みんな服を脱げばいいじゃないか!は単純明快で良い考えだった。

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    2026年02月02日
  • 鋼鉄都市

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    人に似ているロボットのダニールに初めは良い印象を持っていなかったベイリが最後には信頼を築き、博士殺害の犯人を導き出していて良い作品を読んだなと思った。正しい答えにたどり着くまでに3度かかったが、読んでいてこちらも楽しかったし伏線が凄いと思った。

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    2026年02月01日
  • 人形つかい

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    比較的初期のハインラインの作品で、まだハインラインが伝えたい事が荒削りな感じ
    それでも、自由と管理の描写は見事だと思います

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    2026年02月01日
  • 夏への扉〔新版〕

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    SFだった。ユーモアあふれる文体で良かった!
    猫は何よりも優先されるべき存在。
    ストーリーが面白くて一気に読んだ。ハリウッド映画みたい。
    社会批判ではなくエンタメとしてのSFって感じで楽しく読みました。

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    2026年01月02日
  • 鋼鉄都市

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    SF×ミステリー×海外作品は、私にとってこれが初めて。
    友人に勧められ、バディものだということは聞いていたけれど、あまりにも仲の深まらないバディで正直予想外だった。最後まで読んでみて、なるほど!と唸る良さがあった。
    鋼鉄のドームに覆われた都市を舞台に、刑事がロボットと組まされ殺人事件の捜査に挑むというストーリー。日本語訳は少々読みづらい。
    地球人と宇宙人・ロボットの対立構造、ロボット三原則のルール、事件の真相、この世界が抱える課題…。さまざまな要素が絡み合い、読み進めている間は、ほどけない糸のようなモヤモヤが続く。けれど読み終えた途端に、「あ、そういうことか」と一気に糸がほどけ、読後にようやく

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    2026年01月02日
  • 夏への扉〔新版〕

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    ネタバレ

    兄が最近読んで「結局、創作には想像力が大事」だとの結論を得たというので、読んだ。学生時代に読んだことがあるような気がするが、読み直してみてほぼ記憶になかったから、『夏の庭』か何かと間違えていたのだろう。
    愛猫家で技術者のダンは、家事ロボット〈万能フランク〉を開発するが、婚約者のベルと、親友のマイルズの二人に騙されて、自分の発明と会社での職を奪われ、30年間の〈冷凍睡眠〉をさせられることになってしまう。〈冷凍睡眠〉から目覚め、1970年から2000年へ、半ばタイムスリップのような経験したダンは、未来のロサンゼルスを目の当たりにすることになる。そこは、自分が開発していた〈万能フランク〉に限りなく似

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    2025年12月18日
  • 鋼鉄都市

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    ネタバレ

    SFミステリとはどんなものか…と思って読み進みてみたら止まらなくなった。

    人口がどんどん増えて宇宙植民地化する→結果、地球が置いてけぼりになって対立構造化して…というのは設定としてあるパターンだと思うが、ロボット=人工知能に仕事を取られることへの忌避・抵抗といった要素は現代にも通じるものが多い。実際、JTCの中にいる身としてはこういう抵抗反応をする人を目の当たりにしたこともある。
    科学解説者という側面もあるアシモフは、こういう奴になるなよ!というメッセージを伝えようとしてくれたのか?とも思ってしまう。抵抗=過去讃美と新しいことの追記は紙一重なのだから、未来に目を向けようというのが主題と見える

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    2025年12月17日
  • 夏への扉〔新版〕

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    外国の文学で読んでおくべき作品としてChatGBTにオススメされた本の1つです。
    読み終わって気付いたけど、これ1950年代とかに発表された作品なんですね! 今書かれたと聞いても遜色無いくらい、ロボットの描写などが分かりやすく近未来感出てて好きでした。この作品が発表された時は未来を想像して皆さんワクワクしてたでしょうね!
    途中の伏線もちゃんと回収されてました。
    最後あの人何処に行ったんだろって思った節はありますが、、! 猫ちゃんが出てくる作品はやっぱ良いですね。

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    2025年12月01日
  • 夏への扉〔新版〕

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    コールドスリープ×タイムトラベルというのが古い作品ですが新鮮に感じました。
    キャラクターがすごく生き生きとしていて好きです。
    ダニエルとピートの人間と猫のコンビも素晴らしいですし、ベルとマイルズの二人もいい具合の悪役で良かったです。

    1点引っかかるのは30歳の男がいくらコールドスリープがあるとはいえ、11歳の子(しかもよく知ってる子)と結婚の約束をするところです。
    昔の作品だから仕方ないのかもしれませんが、流石にちょっと気持ち悪いと思いました。

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    2025年11月27日
  • 夏への扉〔新版〕

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    途中ヒントになる描写がありつつ、意外な展開もありワクワクしながら読めた。
    SF作家が想像した30年後(2001年)は今よりずっと進んでる。というか、55年経っても生活はそんなに変わってないよ。
    医療やロボット工学は進んでるのに、固定電話や現金決済は変わらずで、社会の情報化は想像外だったのね。

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    2025年11月17日
  • 夏への扉〔新版〕

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    主人公のキャラクターが、失敗もするし、開発愛に溢れているし、とてもいい。愛猫ピートも猫の愛おしさに溢れていてとても好き。

    万能(フレキシブル)フランク、ハイヤーガール、護民官ピート、窓拭きウィリーなどの機械たちが生き生きと感じられる(人格的なものは備わっていない機械にそう感じるのはおかしな感覚だが、主人公の機械への愛がそうさせているのかもしれない)。

    話もよく練られていて面白い。
    語り口も面白い。

    コールドスリープに入った人間が二重になってしまうのでは…?と思うのですが、何かしらのパラドックス的なものが働いたのかもしれない。

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    2025年11月10日
  • 幼年期の終り

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    ネタバレ

    なかなか物語の世界に入ることができなかった。
    「どんなユートピアも絶えず、すべての人間を満足させておくことはできない」
    カレルレンが目先だけでなく、長い目で見た時の地球について考えており、おぞましかった。

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    2025年11月08日
  • エッジウェア卿の死

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    ネタバレ

    ⚠️ネタバレ注意⚠️ ※ポアロシリーズ過去作のネタバレもあり




    著者の得意とするこの手のテクニックにまた騙されちまった。むしろお前が見抜ける作品あるのかよと思われそうだが。もう流石に"この技"はないだろうと油断していた。悪く言えば過去作の使い回しであるが、それが連続すると見事に決まる。
    今作はわざわざモノマネ女優までフェアに登場させているのだから、このトリックにも実現可能性が保証されているし、成功したかを電話で確認までしているのだからリスクが極めて低い。実際に○○○○○に気付いて殺された奴もいるわけだし。

    トリックは見事◎で動機も前例なし◎(自分の読んだ中で)。ミス

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    2025年09月27日
  • 幼年期の終り

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    ネタバレ

    SFらしいとてつもなく面白い設定と、エンタメらしい次々に状況や場面が変わる面白さ
    さすが名作と語り継がれるだけある

    人類が思っていたオーバーロードと実際のオーバーロードにはギャップがあったが、カレルレンは人類を裏切らなかった、と私は思う
    ジャンが宇宙船に乗り込んだときどんな世界が見えるのかワクワクしていたが、その後地球に起こった変化が激しすぎて銀河系の外とかどうでもよくなってジャンが帰ってきた地球がどうなってるのかが気になって気になってページを捲る手が止まらなかった

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    2025年09月09日
  • 幼年期の終り

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    人類が宇宙への第一歩を踏み出そうとしたその日、空に無数の巨大な飛行物体が現れた。
    上位存在であるオーバーロードたちの管理下のもと人類史上で初めて苦しみや争いのない平和な社会が実現する。
    オーバーロードたちの目的、そして管理された人類の行く末はどうなるのか?

    ・感想
    超超超有名古典SFをやっと読めた。
    夏への扉や渚にての描写が合わなくて、この作品に対しても少し構えてたところがあるんだけど杞憂だった!

    面白かったなーー。
    読後はカレルレン…カレルレン…がんばれ!ってなった。
    終盤まではゆっくりペースで読み進めてたので時間がかかったんだけど、ジャンが飛び立った辺りから続きが気になって

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    2025年08月30日
  • 鋼鉄都市

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    全人口がドーム都市の中で暮らす未来の地球。ニューヨーク市警の刑事は、宇宙国家の要人殺害事件の捜査を命じられる…。アシモフ自身が「ロボット三原則」の陥穽に挑む。経済の混乱と人口過密な地球社会の描写が秀逸。古典SFの名作。
    「鋼鉄都市」(1953)アイザック·アシモフ
    #読書好きな人と繋がりたい

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    2025年08月17日
  • 幼年期の終り

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    古典SFと思えないリーダビリティ、展開も相応にあって途中まで頁を捲る手が止まらなかった。
    ただ、ラストだけ良くわからず、んーといった感じで、惜しくも星4つになってしまった。
    文体や雰囲気は、『星を継ぐもの』を彷彿とさせる感じで非常に好みだった。

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    2025年08月06日
  • エッジウェア卿の死

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    過日読んだ本にタイトルがあって、妙に気になって手にとった。
    エンタテインメントだなーとつくづく思う。
    被害者も加害者も、すごく無理なく配置されていて、無理がないというかなんというか……面白かった。
    犯人が確定するまで、何回も足をすくわれる感じがあった。
    まだ20代の頃、ポアロには良い印象がなかったのに、今はとてもチャーミングに見えてくる。とても不思議だけれど、多分それは彼が徹頭徹尾紳士でおかしなスケベ心を見せていないからなんだろうと思う。まだまだ未読の作品があるので、これからが楽しみ。

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    2025年08月04日