福島正実のレビュー一覧

  • エッジウェア卿の死

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    そんなことってありー?!って思わず言いたくなるような衝撃的な展開だった。アガサクリスティーらしい。人物関係が複雑で、ポアロも頭を悩ませていて私も混乱した。今回も面白かった◎

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    2024年06月16日
  • 鋼鉄都市

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    ネタバレ

    初アシモフ。翻訳ものって、世界観に入り込めないとなかなか読み進められなくて困っちゃうんだけど、これはわりとサクッと読めた方かな。ロボット工学三原則をもとにした高度なSF世界の設計と(3ダニットすべてを備えた)ミステリィの融合。宇宙人殺人事件の裏に隠された大いなる計画にさすが巨匠だなぁと。訳はやや古くささを感じさせるが、なかなか面白い作品でした!星三つ半。

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    2024年06月10日
  • 鋼鉄都市

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    「ロボットは人を殺さない」は絶対か?

    アイザック・アシモフの代名詞とも言える「ロボット三原則」の問題を、退廃した「地球人」の住む「鋼鉄都市」で繰り広げる。
    少し前に読んだ『はだかの太陽』は、この続編。

    小説はパソコンも携帯もない時代に書かれた。今、経営者や企業コンサルタントは「効率は人を幸せにする」として、無人化やオンライン化を進める。
    他方で「移民問題」などにある民族間の軋轢の根底には、「労働コストの効率化」などからくる経済的理由が潜んでいる。

    アシモフはR・ダニールに「正義とは法」と言わせ、ベイリには「法の上には時として寛容がある」と言わせた。

    地球人や宇宙人の問題は、他人事ではな

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    2023年10月20日
  • エッジウェア卿の死

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    ネタバレ

    ヘイスティングスとジャップ警部が出ている、ということで手に取ったのですが、ちょっとこの翻訳は私には合わなかったですね……。新訳版ばかり読んでいたからか、いわゆる「海外モノ」っぽい訳に翻弄されてしまいました。ヘイスティングスがポワロのことを「ゴキブリ同然」と評するなんて!

    それでも、やっとたどり着いた手記にはすっかり震え上がってしまいました。うーむ、なんとも恐ろしい。
    ジェーン・ウィルキンソン。彼女は、ポワロシリーズのみならず、これまでに読んだあらゆるミステリーの中で5本の指に入るほど、強烈な魅力を放つ犯人です。

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    2023年09月18日
  • エッジウェア卿の死

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    ネタバレ

    入れ替わり、手紙破ってshe→he
    ナイフ、ヴェロナール
    エッジウェア卿→マートン公爵と結婚するのに邪魔(不倫ダメ、未亡人ならギリOK)なので殺害
    カーロッタ・アダムズ→夫殺しに利用しただけなので用が済んだら殺害
    ドナルド・ロス→夫人本人と夫人になりすましたカーロッタ両方に会ってたので入れ替わりトリックばらされないように殺害(とばっちり)

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    2023年06月10日
  • 幼年期の終り

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    いきなり地球外生命体と出会い、たちまち人類が精神的に支配されていく過程は、リアリティがありとても面白かった。

    自分は「成長」という概念に疑問があるので、オーバーマインドなる人類よりも遥かに優れた存在が、成長を望んでいるのが、どこか信じられなかった。

    個人の意識が溶け合って一つになるのは、どこか東洋思想っぽくて好きだった。

    オーバーロードの住む惑星の描写がとても綺麗で、50年代に描かれたとは思えない。しかし、2020年代には高レベルのCGがあり、アバターのような映画も存在するので、感動が薄れてしまった。もっと前に読めたらよかった。

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    2023年05月07日
  • 幼年期の終り

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    ネタバレ

    人類が娯楽にふけり、遊生夢死していたときが「黄金世代」と称されていたのを恐ろしく感じた。小人閑居して不善を為すとはまさにこのこと。

    人類そのものの存在理由や運命を問いかける作品。作品としては文句なしだが、私の性には合っていなかった。「すばらしき新世界」を読んだ時は著者の物事についての思想が語られていて終始学びのある読書だったが、本書ではストーリー重視といった所だろうか。ただ、これは単に個人の好みであると感じている。
    本書では地球の運命の一切をオーバーロードに委ねられている状態である。人自身の手で作られたユートピアと人以外によって作られたユートピアという点で他のSFとの違いを見出すことができる

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    2023年04月08日
  • エッジウェア卿の死

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    ポアロシリーズ7作目。1933年の作品。

    クリスティー文庫の表紙がビッグ・ベン。作中にビッグ・ベンは出てこないものの、劇場やサヴォイ・ホテルなどロンドンが舞台。
    リージェント・ゲート、セント・ジェームズ・パーク、テムズ河畔チズィック、ピカデリー・パレス、ユーストン、コヴェント・ガーデンと地名がいっぱいでてくるのですが、距離感がまったくわからず。タクシーで行って帰ってこれる距離なのか、事件に関わってくるのでマップがほしいところ。

    今回は容疑者多すぎ、ミスリードの連続なので犯人がまったくわかりませんでした。ポアロのヘイスティングズいじりとか、当時の流行とされている「スープ皿をひっくり返したよう

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    2023年04月02日
  • 鋼鉄都市

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    人間とロボットのバディ物。

    SFミステリーで読みやすいものの、なかなか主人公が本気を出さなくてもどかしかった。

    アシモフのロボット三原則は有名だから流石に知ってるけど、フランケンシュタイン症候群は初耳、面白い。

    現代ならAIに対する恐怖をターミネーター症候群と呼んでも良いかもしれない。

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    2022年12月28日
  • 未踏の時代

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    昭和30年代,日本の文学にSFというジャンルが芽生えかけてきた時代に,早川書房でSFマガジンを創刊し,初代編集長としてSF界を叱咤激励し,自らも翻訳,執筆,企画に八面六臂の活躍を見せた福島正美の回想録.
    回想しているのは1950年代末から1967年までで,残念ながら本人が1976年に47歳で早逝したために,未完となってしまっている.
    思えば,10代から20代にかけて読んだ古典SFは,福嶋正実の訳のものが多かった.「夏への扉」「鋼鉄都市」「幼年期の終わり」「不死販売会社」・・・ Wikipediaで調べてみると,とんでもない仕事量であり,これに加えてSFマガジンの編集をしていたのだから恐れ入る.

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    2022年12月10日
  • エッジウェア卿の死

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    ポワロはなぜいつもヘイスティングスを連れているのか不思議だったが、わかった気がした。ワトソンとは違った存在で、ポワロにとって欠かせないんだな。

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    2022年12月07日
  • エッジウェア卿の死

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    ほほう、今回はそうきましたか。
    こちらの裏をかくのが上手い。
    まんまとミスリードされてしまったけれど、だからこそミステリーは面白い。
    毎回異なる驚きをもたらしてくれるクリスティ作品。
    ホント飽きないわ。
    相変わらず個性的で面倒臭いポアロだけど、どこか憎めないんだよね。
    それに、夫の殺害計画を吹聴する美貌の女優ジェーンもなかなか強烈で良かったな。

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    2022年09月05日
  • 人形つかい

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    タイトルだけの印象でアンドロイドやロボットを使うことと思っていた。実際は違くて宇宙侵略もの。
    SFのオススメに選ばれるだけあってつまらなくはない。やはり今だと古臭さはあるかなぁ。設定は2007年の話だけれど乗り物は間違いか…

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    2022年03月20日
  • エッジウェア卿の死

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    テレビで見たことがあるはずなのに、もうすっかり犯人は忘れてました…
    以外と言えば以外な犯人。
    この犯人、賢いよ。

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    2021年07月17日
  • 人形つかい

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    ちょっと冗長だったかな。あまりテンポはよくないし、主人公があまりにもお子様では……。話としてはおもしろかった。
    371ページでケリー大佐が言ったことは、そのまんま今のコロナ禍における未来を占っているようで……なんとも。
    ところでところどころ旧字なのはなんとかならないのだろうか。昔のものとはいえ字体くらいは最近使われているものにしてもよいのでは。邦訳なんだし……。

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    2020年07月09日
  • 人形つかい

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    人格を乗っ取る木星タイタンからのナメクジ異星人と人類の戦い。結構勝ち目がない感じからの逆転劇、面白かった。最後はまあ要するによくある、病原菌撃退法。

    なお、題名は変に翻訳しないで、パペットマスター、のままで良かったと思う。今の時代なら。

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    2017年04月22日
  • 人形つかい

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    ヒトの精神を乗っ取るナメクジ型異星人との緊迫した戦い。面白かった。
    ただ、男女間の関係とか、気持ちの動きの描写はなんとなく短絡的でアメリカ的というか、わたし好みではないし、キャラクター達自体あまり好きになれなかった。

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    2015年05月05日
  • 人形つかい

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    ネタバレ

    侵略SF…。でも親子愛ものだった。短いものではないけどどんどん読ませる緊迫感が在る。秘密捜査官とか心くすぐるワードとともに、宇宙からの侵略者という考えたくないような気持ちの悪い小説である。

    親子愛と書いたが、お互いの許しや共有がメインなのではなく、主人公の成長(?)と人類の感情を書いた、かいたほうが勿論正しいのだとは思う。

    主人公の心情が中心になって話が動いていくので話が追いやすい、けれど、私にはなかなか彼のイメージを固定できない。序盤は非常に理性的で主体性を持ちながらも従順さを持ち秘密捜査官のイメージにも近かったが、寄生された時、メアリと和解したあたりから急激にかれは、事情があるにしろヒ

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    2014年08月07日
  • 人形つかい

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    ネタバレ

    ずっと昔に読んだ本を再読。あいかわらずのハインラインネスク(※)で安心の一冊。
    ●面白かった点
    主人公が欠点をかかえつつも問題に体当たりして解決していくところ。ハインラインネスクの王道だけど気持ちがいい。オヤジから認められるところもいい関係ですばらしい。
    ●気になった点
    なし

    ※その筋では一般的だと思っていたけど、違うかも。ハインライン的ジュブナイルという意味です。

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    2011年11月27日
  • 人形つかい

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    ■(「BOOK」データベースより)
    アイオワ州に未確認飛行物体が着陸した。その調査におもむいた捜査官六名は行方不明になってしまった。そこで、秘密捜査官サムとその上司、そして赤毛の美人捜査官メアリは、真相究明のため現地に向かう。やがて、驚くべき事態が判明した。アイオワ州の住民のほとんどは、宇宙からやってきたナメクジ状の寄生生物にとりつかれていたのだ。人間を思いのままに操る恐るべき侵略者と戦うサムたちの活躍を描く、傑作冒険SF。

    ■感想
    最初はそうでもなかったけど、読んでいくうちにだんだんと表紙に違和感を覚える。
    たぶんサムとメアリなんだろうけど、私のイメージとものっそい違う。

    ハインラインは

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    2009年10月04日