福島正実のレビュー一覧

  • 夏への扉〔新版〕
    序盤のイライラからの終盤のパズルのピースがはまって行くような気持ち良さが、堪らなかった。

    良い本は時間を超えますね。
  • シャーロック=ホームズ全集1 緋色の研究
    読んだことが無かったので大人になって今更読んでみました。
    シャーロックホームズが探偵ということは知っていましたが、こうも独特な人だとは…推理パート後の「犯人がわかった」からの物語は最初、あれ?読んでる本変わった?というレベルの変わり様でしたがだんだんと事情が分かって面白い展開でした。ホープの無念が晴...続きを読む
  • 夏への扉〔新版〕
    序盤では大事な人にだまされたダニーだったが、最後には、いい人達と巡り会えて、さらに好きな人と一緒になれて良かったと感じた。やっぱり人を信じる心は大切だと思った。私も、だまされる事などこわがらずに素直に人を信じられる素敵な人になりたい。
  • 幼年期の終り

    あまりにも壮大過ぎる

    この作品は間違いなくSFにおける名作の一つだろう。
    人知を超越した文明・世界・概念との出会い。
    それに触れ合った末、新たな境地へと辿り着いた人類は"人類"でいられなくなる。
    それは良いとか悪いとか、単純な価値観で測れるものでなく、
    ただただ壮絶な人類史の終焉に圧倒されるばかりである。

    この壮大なス...続きを読む
  • 夏への扉〔新版〕
    前から気になってた本。
    でも、気になっておいて「やっぱり読むのやめようかな」ってなったけど最後まで読んだ。
    ベルとマイルズのやってる事は悪い方。
    最後はリッキーと一緒になれたから、これからもリッキーと幸せになってほしい。
  • 夏への扉〔新版〕
    この作品が1956年発表されてる驚き、現代とは違うけどこれだけ未来が明るいと思える作品はない。
    前半の主人公の状況と、後半から大きく進展していく展開が面白い
  • 夏への扉〔新版〕
    1956年に発表されていた作品だったとは…。
    30年という歳月は残酷…だな。30年後のベルが出てくる場面からは一気読みでした。
    あの場面がこう繋がってこうなって…と伏線が回収されていく様が面白かった。
    未来は明るい!といいな。

  • 鋼鉄都市
    いいものを薦めれば薦めるほど過去にこだわって意固地になってしまう。であれば撤退し、少数の賛成派を励ますことによって内から盛り上げ、自分たちで作り上げたと思わせるように仕向ける。政治の大切さ。
  • 夏への扉〔新版〕
    名作SFだけなのは納得の内容で、大満足です。時空の行き来きの仕様や制限などと、主人公の心情との描写のバランスがとてもよかった。旧訳版も読んでみたい。
  • 夏への扉〔新版〕
    1957年に書かれたとは思えない普及の面白さ。
    冷凍睡眠(コールドスリープ)と時間旅行というSF要素を組み合わせた、未来への希望を感じさせるハッピーストーリー。
    ベルやマイルズに裏切られた主人公のダン・デイヴィスだったが、トウィッチェル博士や弁護士のジョンと妻のジェニー、そして何より猫のピートに助け...続きを読む
  • 夏への扉〔新版〕
    嗚呼っ、ハッピーエンドで良かった泣
    ベルとマイルズに騙されて1度目の冷凍睡眠からピートがどうなったのか気になって気になって仕方がなくて中盤からずっと耐えられぬ気持ちを抱えて読み進めた。再会できて本当に良かったありがとう!!って胸が熱くなった。


    リッキーと再会したことも未来で結ばれたことも素敵だけ...続きを読む
  • 夏への扉〔新版〕
    随分前に一度読んだが、大好きな作品。映画鑑賞を機に再読。
    舞台となった1970年代も、本作の発表時には未来の出来事。そして2000年代へ。
    既にそこからも20年以上経ったが、タイムマシンもコールドスリープも実現していない。
    それでも、本作の面白さは褪せない。ダンの未来への前向きな姿勢が物語を引っ張る...続きを読む
  • 夏への扉〔新版〕
    すっきりしたー!!読後の爽快感がたまらない!

    1970年を生きるエンジニアのダンは親友と恋人に裏切られ、飼い猫のピートも発明品も何もかも奪われた挙句、冷凍睡眠で30年後の2000年へ送り込まれてしまう。失ったものを取り戻すため、ダンはある決心をする、、、
  • 夏への扉〔新版〕
    最初から半分くらいまで、悪女許さん!ってなるSF小説ってなんだよ。


    ってなってたけど、後半からの怒涛の展開でベルはあくまでも前菜だったことが分かり、全てを許した。大きなカタルシスのためには大きなイライラが必要なのだ。大いなる力には大いなる責任が伴うってやつだな。違うな。

    1956年に書かれた本...続きを読む
  • 夏への扉〔新版〕
    とても読みやすく、物語に一気に引き込まれて読み切った。

    技術的な考え方が書いてあったが、とても共感できる考えだった。調べたら本人は技術者だったとのことで、納得した。

    これが1956年に初版が出版されたとのことで、この方の想像力に驚かされるばかり。
  • 夏への扉〔新版〕
    初めてのSF作品。読む前は初めてのSF作品だし翻訳されたものだったから、ちゃんと物語に入れるのか心配だったけれど、そんな心配は全く必要なかった!

    面白くて次の展開が気になりすぎて、気が付いたらこんな時間になってたってくらい、この物語に没頭した。

    マイルズとベルのせいでダンとピートが一緒に冷凍睡眠...続きを読む
  • 幼年期の終り
    最高。読みたかったSF。人類とは広い宇宙のなかの地球に存在する一つの種族であるということ、時は過去から未来に流れて記憶を残していくということ、そういう常識が全く通用しない世界を見せられた。壮大すぎて理解できないのが良い。

    ―種族的記憶――そうだ、そういったものがあるにちがいない。そしてその記憶は、...続きを読む
  • 夏への扉〔新版〕
    前半フラストレーションが溜まり、後半につれて、ずれた時間軸が合っていく感覚はタイムリープものの醍醐味ですね。これも例外ではなくとても楽しめました。
  • 幼年期の終り
    多くの方がマスターピースに挙げておられるのに頷けます。常套句ですが、不朽の名作と言えるでしょう。ソリッドな物語でした。とても良かった。私は好みから、ウェットな作品をどうしても楽しめないのですが、乾いていて、微温的な余地を排していて、とても主義に合いました。
  • シャーロック=ホームズ全集3 バスカビル家の犬
    ワトスンくんをバスカビル家に送り出すときにホームズが「君がベーカー街に戻れることを祈ってるよ」みたいに言ってて、そんな危険だったら行かすなよって思った。
    こーゆーシャーロック・ホームズの狂ってる感じが面白い笑。