福島正実のレビュー一覧

  • 夏への扉〔新版〕

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    古いのに新しい 今年書かれた本だと言われたらそうかと思うくらい新しい印象。キャラクターがハリウッド映画みたいにはっきりしていて、それを良さと見るかどうかは人次第だろうか。個人的には、主人公が結婚した相手とのやりとりの記載があまりなくて、どこにお互い惹かれていたのかが全然分からなかった。

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    2026年01月12日
  • 人形つかい

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    地球外生物の侵略から人類を守るサムの活躍を描くSF冒険小説。
    1951年に発表された作品。
    冒険小説として、楽しめた作品でした。
    本書を読んで、『影が行く』(遊星よりの物体X)や『盗まれた街』(ボディースナッチャー)を思い浮かべる。本書も勧善懲悪な映画化しても良いのになぁ〜と思った。

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    2020年12月10日
  • 未踏の時代

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    1976年に書かれた60年から67年までの
    SFマガジン初代編集長による創刊時の回想にして未完絶筆
    書かれた時期が示すように自伝的回想というより
    40年前現在進行のSFにまつわる評論
    著者のSFという仕事であり
    それ以上の情念また人生というものの対象への思いが
    現在でも通じ
    もちろん当時の時代資料としても読めるが
    成立経緯上から論としてまとまりにかける仕事であるのは残念
    そして50年前があまり昔のことに感じられない自分の感覚はどうかと思った

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    2019年01月11日
  • 人形つかい

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    宇宙人侵略ものの傑作。サムとおやじとメアリの関係、エヴァのシンジくんちゲンドウと綾波の関係にそっくり。
    表紙のカバーイラストがひどすぎるので旧版を見つけたら書い直すことにします。

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    2018年08月15日
  • シャーロック=ホームズ全集13 シャーロック=ホームズの事件簿(上)

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    (内容)
    盗まれた黄色いダイヤを取り返す「マザリンの宝石」、奇妙な遺産相続事件「三人ガリデブ」など6編。ホームズ最後の短編集上巻。

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    2017年03月03日
  • 人形つかい

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    ネタバレ

    2007年、いままでに何度も噂のあった宇宙船の着陸がアメリカ、アイオワ州で確認された。”機関”のエージェント、サムはおやじと呼ぶボスと赤毛のメアリとともに宇宙船の調査に向かう。そこには偽装された宇宙船が見つかり、すでに何者かの手で本物の宇宙船は撤去されたものと思われた。メアリの不思議な力により正体を見破り一人の男を殺す。その死体の背中には奇妙な盛り上がりが見える。調べてみるとなめくじ状の生物が背中に取り付いていた。宇宙船に乗ってやって来たなめくじ状の生物が人間に寄生しあやつっていた。

    この事実を大統領に知らせ早急に対策を取ろうとしたが信じてもらえなかった。寄生された人間を映像で大統領に見せ信

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    2015年02月21日
  • 人形つかい

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    ナメナメとの戦いと言うことで、いまいち手に取るのを長年躊躇していたのを後悔している。

    ナメナメに似た寄生型エイリアンに地球が侵略されていくわけだけど、何が面白いって寄生され中の主人公の語りまであるところが斬新。
    その他にもギャグにしか見えないけれど、本人達は大真面目にやっているある事など最後まで楽しく読めた。

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    2013年11月30日
  • 未踏の時代

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    早川書房といったら福島正美、SFファンならおなじみの名前だ。1929-1976 50歳前で亡くなったことになる。それにしてはなんと膨大な仕事の量よ。

    回想録からは日本のSF界の草分けとしての困難な道筋がうかがえる。72年あたりから星新一とか小松左京を文庫本で読みだしたが、この二人とはまた違った人生であったんだな、という感じだ。

    巻末に氏の編纂、著作、翻訳の全仕事が載っている。

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    2012年06月21日
  • 人形つかい

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    最近海外SFがマイブームだ。
    ハインラインとか文学少女っぽくね?みたいなのもある。

    あっという間に読めちゃった。おもしろいね。
    別のモノに自我が乗っ取られるおぞましさっていうのが、 感覚として伝わってきた。幸福とか充足って、”そういうこと”じゃないんだよね。

    表紙の人物、誰が誰だか全然わかんないんだが。まあ、気にしまい。

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    2011年12月13日
  • 人形つかい

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    ロバート・A・ハインラインと言えば、

    「夏への扉」と「人形つかい」。

    ウエットなところが、他のSFとは全然違う。
    読後感の良さは比類なし。

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    2011年09月05日
  • 未踏の時代

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    巻末の『著・訳書目録』を見ると、若いころに読んだ本がちらほら。ずーっと昔に私にSF好きの種を植え付けたのはもしかしたらこの人なのかも知れないなあ。他の人が書いた本で、この人の仕事の仕方について独善的だとか結構厳しい言い方をしているのを読んだけど、何はともあれこの人を抜きに日本SFを語れないのは確かでしょう。高橋良平の本の雑誌での連載の内容とちょうど時期があっていて興味深いし、大好きな野田昌宏にちょぴっと触れているところもうれしいし、満足の一冊。それにしても、この表紙の表情の素敵なこと!若々しくて、生き生きとしていて。こんな顔して仕事したいもんだ。

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    2011年08月06日
  • 未踏の時代

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    SFマガジン初代編集長であり、『夏への扉』『鋼鉄都市』などの翻訳者でもある著者が急逝する直前まで書いていた、60年代の日本SF夜明けの回顧記。
    熱くて、苦くて、ヒリヒリする。

    世の中にまだないものを新たに創り出す、機知や行動力をもって何かを築くことができるという雰囲気が強い時代だったのだろう。

    現代の未踏の地はどこにあるのだろう。

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    2010年02月20日
  • 夏への扉〔新版〕

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    高校の頃に友達に勧められていたのに今まで未読でした。
    時間を渡る系の話が大好物だと自覚していたのですが、この新装版になる前の表紙とタイトルから未知の生命体とか出てきそう…と勝手に思い込んで避けていたなんて、恥ずかしくてココでしか言えない(笑)
    最近の時を渡る系作品の設定がとても細やかなので、結構ざっくり感は否めないけど2つの方法の合わせ技が新鮮でした。

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    2026年06月21日
  • 夏への扉〔新版〕

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    以前、同じハインラインの「月は無慈悲な夜の女王」を読んで、あんまり面白いとは感じなかったため、そのリベンジ?という感じでこの「夏への扉」を読んでみた。

    コールドスリープとタイムトラベルを掛け合わせたストーリー。
    物語としてはアイデア満載で、いろんなことが矢継ぎ早に起こり、話は様々な方向に展開する。
    出てくるキャラクターも個性的で面白く、そしてどこか憎めない。
    ストーリー展開もさすがだ。
    ハラハラする事はないが、なるほど最後はそういうところに落ち着くんだな、という安定の作品という感じだ。

    ただ、ストーリーとしてはよかったんだけれど、SFとしては少し物足りない感が残ってしまった。
    まー、面白か

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    2026年06月14日
  • 夏への扉〔新版〕

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    1956年に発表された作品ですが、1970年から2000年が舞台になっています。もうとっくにその年代を超えた2026年に、答え合わせ感覚で読むのも味わい深いSF小説です。本書で登場した便利マシンをはるかに超えたテクノロジーを持った現在ですが、時間旅行だけはまだ実現していないですね。

    猫好きエンジニアの主人公が仕事仲間と婚約者に裏切られ、コールドスリープさせられてしまう「タイムスリップもの」ですが、自分の技術者としてのプライドを懸けて知恵を絞り、めちゃくちゃ仕事をして自分の幸せを取り戻すというストーリーです。

    人物の名前が覚えられれば、もう少し楽しめたかも。あと主人公の年齢がアラフォーくらい

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    2026年06月10日
  • 夏への扉〔新版〕

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    タイムマシンの元祖というべきストーリーで、小学生の頃に夢中になって読んだ記憶があります。
    大人になって読み返しましたが、やっぱり面白かったです。
    現在は多くのタイムスリップを題材にした本があるので、ストレートすぎる内容に少し物足りなさを感じてしまいますが、少年だった頃に夢を与えてくれたので、大切な一冊です。

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    2026年06月08日
  • 鋼鉄都市

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    SFミステリー。ロボットと人間が地球で発生した殺人事件の解決を目指す。特にロボットを憎む人間の感情は現在世界中で起きている排外主義に精通していて人間の葛藤をよく捉えているなと思った。

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    2026年06月03日
  • 夏への扉〔新版〕

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    ピートっていう猫が裏主人公?
    時間旅行が自由にできたらどんな世界になるんだろう?
    楽しそうだけど同時に怖さもある。
    幸せになる人が増える分、不幸せな人も生まれそう。

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    2026年06月01日
  • エッジウェア卿の死

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    最近は未読のクリスティー作品でとりわけエルキュール・ポアロの登場作品をゆる〜く追っていて、『エッジウェア卿の死』は題名は知りつつも、内容はさっぱりだったので読むのを楽しみにしてました。

    残念だったのは、翻訳が終始一貫して言い回しがかたくて読みづらかったこと。登場人物がみんな武人みたいな口調なので、誰の発言なのか悩みながら、なんとか進むやら戻るやら…難敵でした(u_u)

    その点を除けば、二転三転する謎に見事にはまり、登場人物を順番に疑っていたら(笑)最後にあっと言わされる感覚は実に面白かったです。
    要所、要所でトリックの一端をチラつかせながら、謎が解けたつもりでいると裏切られる…流石のクリス

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    2026年04月29日
  • 鋼鉄都市

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    『われはロボット』に続いてアシモフ先生のSF長編を。
    面白かった!……でも、まだ若い頃の作品からか、『黒後家蜘蛛の会』に比べると回りくどい表現も多く、なかなか読み進めるのに苦労したのも正直なところです。黒後家〜でのお茶目さを知らず、アシモフ作品として最初に手に取っていたら挫折していたかも。。

    世界設定はディストピアのお手本で馴染み深く、でも『一九八四年』よりはまだ明るいといった感じでしょうか。
    前述のとおり、どちらかというと読みにくさを感じてしまったのですが(妻のキャラもなかなか……)、それでも引き込まれたのは、刑事・ベイリとR・ダニールとの間に育まれていく絆がなんとも「良かった」からですね

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    2026年03月20日