谷瑞恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
美術ミステリーの4冊目。
千景と透磨の関係は少し進展し、千景の記憶が少しずつ戻ってきている。
透間は彼女の戻りつつある記憶と、現在の彼女との間でどう立ち居振舞うのか。
彼女を過去から守るために、彼は何をするのか?
千景の父、そして姿の見えないカゲロウなる人物も徐々に姿が見え隠れし、今後の展開が更に気になるところである。
本作では「禁断の絵」が鍵となる。
目隠しをした女は何を意味し、どこにいたのか。
それが明らかになったとき、千景自身が覆い隠していた過去が現れてくる。
目隠しをした女というとすぐに思い出すのがレディ・ジェーングレイの処刑を描いた絵画だ。
白く浮かび上がるジェーングレイ。
彼女 -
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Posted by ブクログ
絵を求めてやってきた離島にて
複雑な人間関係に直面する。
離島の人達の、であったり、自分の、であったり。
過去の幻のように、ゆらゆらと出てきています。
子供にとって、どんなにひどい親であっても
絶対のもの。
切り離すには、非常に体力を消耗してしまいます。
しかし、Aだと思っていたのが実はBでした、は
よくあるパターンですが、まったく。
それよりも、図像術の話から、そこまで引き出せる
おばあちゃんがすごいのか?
ひっそりこっそり、いい所を持って行った感じです。
そしてこの二人の距離は…縮まったような
そうでないような。
ツンデレとツンデレは、一体いつデレるのでしょう?w -
Posted by ブクログ
シリーズ第2弾。贋作と呪いの絵をめぐる美術ミステリー。
なんだけど、ミステリー色は薄いかな。美術の知識がなくても十分楽しめるし、絵画に込められた想いや、鑑賞のポイントみたいなものも分かりおトクな気分。
2作目にして、千景のキャラにもやっと馴染んできた。キューブの他の面々も個性的なキャラが揃っていて魅力的。特にメールでのみ登場するカゲロウさんの正体が気になる。
今回透磨の元カノが登場することで、前作よりも千景と透磨との関係に重きを置いてる感じ。過去の事件で心に傷を負った千景と、複雑な思いを抱えながらも千景を見守る透磨。不器用な2人の今後に期待したい。