谷瑞恵のレビュー一覧

  • 伯爵と妖精 4

    Posted by ブクログ

    アニメはとっくに終わっちゃったけど、もう少し続けて欲しかったな。小説二冊分は短い。
    あと、巻が進む毎にキャラの表情が薄くなっていったというか、エドガーなんか無に等しくなってしまったのが残念でした。

    0
    2011年02月28日
  • 伯爵と妖精 永久の想いを旋律にのせて

    Posted by ブクログ

    現実逃避用。甘いセリフはいつも通り。すれ違いが、ドキドキします。気になるラストなので、次の巻は早めに出してもしいところ。早く二人が再開しますように。

    0
    2010年12月22日
  • 伯爵と妖精 愛しき人へ十二夜の祈りを

    Posted by ブクログ

    短編。今回は、シルヴァンフォード家の過去話が。甘ーい。多少、ピリ辛だったり塩気があってもいいんじゃないか、とも思うけれど、甘いのが売りなわけで・・・

    0
    2010年12月22日
  • 伯爵と妖精 白い翼を継ぐ絆

    Posted by ブクログ

    現実逃避用。1巻につき1つ妖精国へコマが進む。いつ終わるんだろう?甘甘な2人の仲は抉れて、更に甘くなった。けど、互いの運命?宿命?とやらは、引き離すフラグ満々ですな。

    0
    2010年12月20日
  • 伯爵と妖精 月なき夜は鏡の国でつかまえて

    Posted by ブクログ

    【現実逃避用】砂吐きそうなゲロ甘。結婚しても相変わらずというか・・・何処まで続くのこのパターン。1冊につき1つの手がかりなの?もはや主役二人はスルーするか蹴り入れて逃げ出し、レイヴンとニコで癒されたいような。

    0
    2010年12月20日
  • 伯爵と妖精 運命の赤い糸を信じますか?

    Posted by ブクログ

    現実逃避用。病院の待合室で読みきる。前巻の続きのつもりで読んだら、短編ですか!!しかも甘め。前巻あんな終わり方したのにい~のかな~

    0
    2010年12月11日
  • 伯爵と妖精 誰がために聖地は夢みる

    Posted by ブクログ

    現実逃避用。初めて全てが丸く収まらなかった。超特急で次巻読まんと!!ニコが離れて行っちゃうなんてなぁ~

    0
    2010年12月11日
  • 伯爵と妖精 愛の輝石を忘れないで

    Posted by ブクログ

    プリンスの組織からリディアを護るため、そして二人の将来のため、決死の覚悟とともにリディアと離ればなれになることにしたエドガー。アーミンとともに組織に入り込み、プリンスになったふりをするのだが・・・。一方、リディアはフランシスや仲間たちとともに妖精国に向かう船に乗り込むのだが、船にはプリンスの部下・テランの策略で、女妖鬼であるブーヴァンシーが紛れ込んでいた。危険すぎる罠に気づかず、信じる気持ちを失いかける仲間たち。リディアは皆を率いる者として必死に立ち向かおうとする。永遠不滅の二人の愛で奇跡が起こる。

    いよいよ妖精国、プリンスの記憶絡みで核心に迫ってきたなあという感じ。離れ離れのエドガーとリデ

    0
    2010年12月10日
  • 伯爵と妖精 愛の輝石を忘れないで

    Posted by ブクログ

     いざ妖精国に向けて旅立つ段になってもバタバタと忙しない伯爵家御一行。まだまだ先は長そうです。…もうそろそろ、全部まとめて明らかになってもいいんじゃないかな(笑)
     ニコとレイヴンの友情も深まりつつ、アーミンとケルピーもなんだかちょっとずつ距離が近くなっているようで何よりです。伯爵夫妻は相変わらず砂吐きそうです。適度な距離感って大切ですよね!

    0
    2010年12月07日
  • 伯爵と妖精 永久の想いを旋律にのせて

    Posted by ブクログ

    “「そうね」
    ロタに同意し、リディアは少年に手を差し出した。そんなリディアに、彼は首を横に振る。
    (でも、仕事がおわらないと帰れない)
    「仕事?」
    (女の人をたべるんだ)
    わけがわからなくて、ロタやポールと顔を見合わせたが。
    (きみどりの目の、さび色の髪の)
    ぞくりとした。
    視線をあげた少年の、長い前髪がゆれ、その隙間から瞳が覗く。
    あきらかに人間ではなかった。額の真ん中に、大きな一つ目があったのだ。
    (ねえ、カイブツって何?ぼくがカイブツ?)
    異形の瞳でリディアを見つめる少年の、皮膚がどろりと溶け出した。むき出しの肉や血管があらわになった手で、彼はリディアが差し出した手をつかもうとのばす。

    0
    2010年11月28日
  • 伯爵と妖精 1

    Posted by ブクログ

    予想以上に面白かったです。

    19世紀イギリス・妖精・伯爵!

    少女趣味にピッタリはまる素敵な題材たち。

    0
    2010年11月03日
  • 伯爵と妖精 愛しき人へ十二夜の祈りを

    Posted by ブクログ

    “「膝掛け、編んでほしいな」
    じゃれつくように耳元でささやく彼は、熱い瞳でリディアを見つめる。男の人はもっとそっけないものだと想像していたリディアにとって、こういう日々も予想外のことだった。
    「えっと、ケリーに聞いたの?」
    「うん、ふたりで使えるくらい大きいのがいい」
    なるほど、仕事に忠実なレイヴンが、部屋をあたために来ないのは、ケリーが忠告したからに違いない。
    ケリーは気づいていないかもしれないが、レイヴンはケリーの仕事を認めている。
    「そう、ね。いいわね」
    周囲のみんなにも助けられて、リディアの日々の幸せはある。そう実感しながらリディアは微笑んだ。”

    エドガーの幼いころの話とか入った短編

    0
    2010年09月18日
  • 伯爵と妖精 白い翼を継ぐ絆

    Posted by ブクログ

    “「大丈夫です、あたしは奥さまの味方ですから」
    ハンカチをリディアの手に握らせる。ようやくリディアは自分の涙に気づきながら、子供みたいにすすり泣いた。
    「どうしよう……あたし……」
    「奥さまは悪くありません」
    「彼を責めるつもりじゃ……なくて……」
    リディアをあやすケリーのおさげに、涙が染みこんでしまうから、泣きやもうとするけれど、なかなか止められない。
    「旦那さまは、きっとすぐにあやまってきます。いつもそうじゃないですか」
    でも、今度もそうだとは限らない。
    そう思ったとき、ガチャリとドアが開いた。
    「リディア、ごめん」
    エドガーがそう言った。
    「早っ……」
    ケリーのつっこみに同感するよりも、

    0
    2010年09月12日
  • 伯爵と妖精 月なき夜は鏡の国でつかまえて

    Posted by ブクログ

    “「エドガーさまは、どんなにつらい状況でも前向きに楽しみを見出す方なのです」
    一見格好のいい言い方だが、伯爵の場合、天然のタラシだというだけではないか。
    「とにかく、このままじゃだめだって。伯爵家のためにもならない。あんただってそう思うだろ?」
    「はい。エドガーさまに手をあげることができるのはリディアさんだけです」
    またリディアはやったのか。と思うニコは、エドガーが従順な妻を歓迎するのも無理ないかもしれないと少しだけ同情した。
    「リディアさんの平手だけが、エドガーさまをプリンスから守ってくれそうな気がするのです」
    なるほど。と笑いながらニコは、そうだったらいいと願う。
    「だったら伯爵は、リディ

    0
    2010年09月12日
  • 伯爵と妖精 魔都に誘われた新婚旅行

    Posted by ブクログ

    “「ようレイヴン、あのふたり、結婚すればもっと落ち着くかと思ったのに、ますますあぶなっかしくて、あんたも苦労するよな」
    「はい」
    隣のニコに顔を向けたレイヴンは、ケリーが知るよりもやわらかい表情をしているように見えた。
    「でもこの苦労は、悪くありません」
    「ま、そうだな。ちょっと前まで、あのふたりもケンカなんかしてる場合じゃなかったわけだし」
    顔を見合わせ、深く頷きあう。
    「あのう、レイヴンさんはニコさんと仲がいいんですね」
    ケリーがそう言うと、レイヴンは意外そうに彼女の方に顔を向けた。
    「ケリーさん、いつからそこに?」
    見えてなかった?”

    リディアとエドガー、まだすれ違うかと若干呆れ気味。

    0
    2010年09月09日
  • 伯爵と妖精 すてきな結婚式のための魔法

    Posted by ブクログ

    “「新婦、リディア・カールトン」
    また急に緊張しながら、リディアは顔をあげた。
    「あなたはこの男と結婚し、神の定めに従って夫婦になろうとしています。健やかなるときも病めるときも、常にこれを愛し、これを敬い、これを慰め、これを重んじ、これを守り、死がふたりを分かつまで、かたく節操を守ることを誓いますか?」
    「……はい、誓います」
    もう大丈夫。妖精はじゃまをすることができなかった。
    安堵して、そしてあらためて、誓いの言葉が胸にしみ入ると、リディアの瞳はうるんだ。
    エドガーの手が、頬をぬぐうように触れた。
    いつのまにかベールはあげられていて、隔てるものもなく彼の顔を間近に見ている。
    “父と子の聖霊の

    0
    2010年08月31日
  • 伯爵と妖精 誓いのキスを夜明けまでに

    Posted by ブクログ

    “「アシェンバード伯爵は、危険な人です。正しいかどうかよりも、あなたを守ることを優先する」
    ……でも、正しいことって何?
    「エドガーが間違ってるっていうの?あなたたち、何も知らないくせに!」
    エドガーはプリンスの犠牲者だ。彼らの組織と戦ってきて、やっと復讐を果たしたのに、新しい“プリンス”にされようとしている。
    「あなたたちも予言者も、エドガーさえいなくなればいいのでしょうけど、それが正しいことだっていうの?あなたたちが氏族<クラウン>を守りたいように、エドガーだって大切な人たちのために戦っているだけだわ!」
    リディアの必死の反論にも、パトリックは動じなかった。
    何がおかしいのか、にやりと笑う

    0
    2010年08月24日
  • 伯爵と妖精 運命の赤い糸を信じますか?

    Posted by ブクログ

    “が、彼の指には、そしてほかのどこにも、赤い糸は見あたらなかった。
    「あれ?おかしいわね」
    はっきり告げたロタに、レイヴンがショックを受けたのかどうかは、彼の表情からはわからなかった。
    「ねえレイヴン、今は糸がなくたって、いつか現れるわよ、きっと」
    リディアの苦しい慰めが届いたかどうかもわからない。ただレイヴンは、ニコの方に顔を向けた。
    「ニコさんは」
    エドガー以外の人にほとんど興味を持たないレイヴだが、どうにもニコだけは仲間意識を持っているようなのだ。
    「おれ?ちゃんとあるよ、赤い糸」
    気を遣うわけもなく、自慢するように片手を振ってみせたニコには、さすがにレイヴンも落胆の色を隠せなかったよう

    0
    2010年08月24日
  • 伯爵と妖精 誰がために聖地は夢みる

    Posted by ブクログ

    “「リディア、そういうことじゃないんだ」
    窓辺に近づいていったニコは、背伸びして外をのぞき見た。
    「長いこと生きてるほど、過去のことは遠すぎて思い出せなくなっていく。とうの昔におれは、いつからこの島にいるのか、どうしてひとりきりなのか、わからなくなってた。ただ、あの霧の山々を見てると、いつも同じことを感じる。ずっと昔から、ここにいたら誰かが、おれに会いに来るような気がしてたんだ」
    「ここでまた、誰かを待つ気なの?」
    「よくわからない。誰も来ないかもしれないし。でも、この島でならおれは、先のこと考えずにのんびり過ごせる。アウローラと先生の家も、リディアと伯爵の家も、いつまでもおれの家ってわけじゃ

    0
    2010年08月24日
  • 伯爵と妖精 紅の騎士に願うならば

    Posted by ブクログ

    “「……なんだ、そういうことか」
    つぶやいたニコが、むしろレイヴンが怒っているのではないかとおびえていたことなど知る由もない。
    ニコはほっとしたように息をつくと、急に胸を張って咳払いをした。
    「そりゃ、たいへんだったな。人間ってのはそのへん、器が小さいからな」
    「ニコさんは違うのですか?」
    「いいか、レイヴン。おれはそんな細かいことを気にする男じゃねえ。誰にだってそれぞれ事情ってもんがあるからな。あんたに悪気がないってことはわかってるさ」
    てくてくとこちらへ近づいてくると、いつものようになれなれしく膝のあたりをぽんぽんとたたく。
    「心配しなくていいぞ。きちんとあやまる相手には、寛大な気持ちで許

    0
    2010年08月24日