谷瑞恵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
“ますますエドガーは頭に来た。
「悪いが、僕は僕の目的のために行動する。きみの言葉には従わない」
「なら、それでもかまわない。エドガー、きみの意思で守れ。リディアを逃がすことが難しいなら、彼女を連れて、妖精国へ行くんだ」
そこで、彼女を殺すことになるかもしれないのに?
どうにかその言葉は口にせずに飲み込む。いったい、何を信じ、何を求めて進めばいいというのか。
「で、妖精国でどうなる?プリンスには話せないか?」
少し考えて、フランシスは言った。
「ぼくが言えるのは、妖精国には可能性があるというだけだ。あの地は妖精界でありながら、人間界の一部でもある。そういう奇妙な場所だから、どちらの理にも従い、 -
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Posted by ブクログ
リディアの乗った船が妖精国に出航するのを見届けたエドガーは、覚醒し始めたプリンスの意識を抱えて組織に君臨しようとしていた。一方、妖精国への道のりの中継地点であるという幻の国「リオネス」を探し始めたリディアの目の前には不思議な少女が現れて・・・。リディアの命を狙う組織からエドガーはリディアを救えるのか!?そして、妖精国の道しるべをリディアたちは突き止めることができるのだろうか。
いやー、覚悟はしてたけど予想以上にしんどい展開でした。エドリディの安らげるシーンはほぼ皆無と言ってもいいんじゃないだろうか。必死でリディアを締め出そうとしてるんだと気づくまで、アーミンのように本気でエドガーの愛が消えた -
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Posted by ブクログ
“「あなた、リディアさんについていなくていいの?エドガーさまが姿を消して、きっとつらい思いをしているわよ」
「伯爵のことは、俺ではなぐさめられないんだ。いや、ほかの誰も、リディアにとっての伯爵の代わりにはなれない」
「……そうね」
エーミンにもそれは、痛いほどわかる。エドガーは、リディアに出会って救われた。彼女への想いは、復讐よりも幸せに生きるための希望を彼に与えた。
エドガーの身近にいて、彼をいちばん知っていたはずのアーミンではなく、彼がつきあってきた多数の女性でもなく、本当に彼が望んでいたものを与えることができたのはリディアだけだった。
「リディアはこれから妖精国<イブラゼル>へ向かうこと -
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